スケジュール

HASEMI TOMICA EBBRO GT-R、ランキング7位でシーズン終える
GT300のARTA Garaiyaはランク5位、COROLLA Axio apr GTは10位


2009 AUTOBACS SUPER GT シリーズ第9戦
2009年11月7日(公式予選)、8日(決勝)
ツインリンクもてぎ(栃木県芳賀郡):全長4,801.379km
入場者数:予選14,000人 決勝35,000人(主催者発表)

2009 AUTOBACS SUPER GT第9戦「MOTEGI GT250km RACE」が11月8日、ツインリンクもてぎ(栃木県)で開催された。

今大会はシリーズ中最も短い250kmという距離で争われ、ハンデウエイトの積載義務がない(参戦9戦目とならないドライバーの車両は積載)という、例年とは異なるルールが採用されての最終戦となった。

ミシュラン・パートナーチームのNo.3 HASEMI TOMICA EBBRO GT-R(ロニー・クインタレッリ/安田裕信)は12位で完走し、両選手はドライバー部門でランキング7位、HASEMI MOTOR SPORTはチーム部門6位でシーズンを終えることとなった。
GT300クラスのNo.74 COROLLA Axio apr GT(井口卓人/国本雄資)は5位、またNo.43 ARTA Garaiya(新田守男/高木真一)は14位でレースを終え、ランキングはそれぞれ10位(aprはチーム部門8位)、5位(AUTOBACS RACING TEAM AGURI は同5位)となった。

今大会の公式予選は、第6戦鈴鹿と同様、「ノックダウン方式」と呼ばれる勝ち抜き方式が採用された。45分間の公式予選1回目を終えた後、両クラスとも各10分間のセッション1(S1)に始まり、両クラス7分間のセッション2(S2)、同7分のセッション3(S3)の計3セッションが行われる。S1ではGT300クラスの上位16台、GT500クラスの12台が、S2ではそれぞれ10台、8台が選抜されてS3へと進む。また、ドライバーは最大2回のセッションに出走できるが、セッションを連続して走行することはできないことが今大会では規定された。

45分間の公式予選1回目に続き、14時25分からノックダウン方式での公式予選2回目が開始された。その時点の気温は21℃、路面温度24℃。
No.3 HASEMI TOMICA EBBRO GT-RはクインタレッリのドライブでS1に臨み、1分46秒086をマークして12位に入り、S2に進出。ここでは安田がステアリングを握り1分45秒489までタイムを詰めて8位。S1進出を決めた。その最終S1では再びクインタレッリが乗って1分45秒316を記録。No.3 GT-Rの予選結果は7位となった。

GT300クラスでミシュランを履く2台は、No.43 ARTA Garaiya、No.74 COROLLA Axio apr GTともに最終S3まで進出。No.43 Garaiyaは高木のドライブで1分54秒678を記録して2位、No.74 COROLLAは国本が駆って1分55秒088をマークして5位となった。

決勝日のツインリンクもてぎには多くの観客がつめかけた。天候は曇り。その時点の気温は20℃、路面温度24℃。
No.3 HASEMI TOMICA EBBRO GT-Rは安田がスタートドライバーを務める。スタート直後はグリッド位置の7位に就けるが、その後徐々に後退。14位を走行中の17周を終えたところで早めのピットインを指示。タイヤ交換、給油を済ませたNo.3 GT-Rにクインタレッリが乗り込んでコースに復帰した。クインタレッリはその後13位を走行。35周終了時点でコース上に漏れたオイルの処理のためにセーフティーカーが導入され、4周に渡って隊列走行が実施された。そして残り14周となった時点でレース再開。クインタレッリがドライブするNo.3 HASEMI TOMICA EBBRO GT-Rは結局、12位でチェッカーフラッグを受けた。

GT300クラスのNo.43 ARTA Garaiyaは新田守男が乗り込みスタート。コンスタントなペースで3位をキープして周回を重ねる新田は19周を終えたところでピットイン。給油とタイヤ交換を済ませ、高木真一が乗り込みコースへと戻った。順調にラップを続けていた高木のNo.43 Garaiyaだったが、27周目の第1コーナーで、後方から迫って来たフェラーリが Garaiyaに接触。Garaiyaはコースアウトしてグラベルベットにストップしてしまう。高木はなんとか再走を果たしたものの大きくタイムをロス。GT300クラス・チャンピオンの可能性がここで消えてしまう。高木のNo.43 ARTA Garaiyaは14位でレースを終えるにとどまった。

一方、No.74 COROLLA Axio apr GTは国本がスタートドライバー。予選と同じ5位をキープして周回を重ね、20周を終えたところでルーティーンストップ。井口に交代してコースへ。アグレッシブなドライブを見せる井口は一時4位まで上がるが、47周目に他車に接触されてスピン。それでも5位でフィニッシュした。

日本ミシュランタイヤ(株)・モータースポーツマネージャー 小田島広明

「No.3 GT-Rについては、レースをスタートしてみるとパフォーマンスダウンが大きかったので、早めにピットインさせて安定志向のタイヤに交換しました。レースの残り3分の2を走らなければならなかったので速さより距離を考慮して選択しました。
GT300クラスの2台は、いろいろな希望がことごとく消えて行くというレースでした。一番大きなものはチャンピオンを逃したということですね。COROLLAも表彰台を充分狙えたのですが・・・ タイヤとしては磨耗状況も非常に良くて、最初の予想通り無交換でも行ける状態でした。選択肢としてその準備ができ、提供している性能がチームの戦略に幅を持たせることができた。あとはチームの判断です。
6年ぶりのGT500復帰となった今季、どこかのレースにフォーカスするのではなく、1年を通じて学び、どこのコースでも進歩して行こうという課題で進めて来ました。その中で、セパンで勝ち、菅生でポールポジションを獲れたのは励みになりましたし、それ以上に、一度テスト或いはレースをしたところでは確実に進歩を示すことができたのは良かったと思っています。その一方で経験不足は否めなかった。きちんと準備できなかったところではレースでの結果が芳しくなかった。次にやるときには確実に進歩できる自信があります。それはドライよりも様々なパラメーターが多い雨についても同様です。今季も適合するスペックを作ることはできたのですが、それを適切に投入するタイミングに関する経験値が足りなかった。総じて言えば、復帰一年目で日産勢の中でワ-クスの1号車につづいて2位の位置につけることができて、それなりに健闘はしたと思っています。GT300は今年も例年通り最後までタイトル争いに絡めた。結果的に獲れませんでしたが、今年もきちんとタイトルを争えるタイヤを供給できた。それが我々の自信であり、満足もしています。今年も応援をいただき感謝しています。」

 

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