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SUPER GT 2017 ROUND 7

THAILAND

■予選:10月7日/決勝:10月8日
■開催地:チャン・インターナショナル・サーキット(タイ) ■
レース距離:300km(66周×4.554km)

MOTUL AUTECH GT-Rがタイヤ無交換で9位入賞
ミシュラン装着車が7戦連続でGT-R勢最上位に

今シーズンのSUPER GTで唯一の日本国外開催ラウンドである第7戦タイは、予選、決勝ともに雨の影響を受けた難しいコンディションのもとでの戦いとなりました。その中で、ポイントリーダーとして今大会に臨んだNo.23 MOTUL AUTECH GT-R(松田次生/ロニー・クインタレッリ)は、大半の車両がウェット用タイヤを選択した雨上がりの決勝レースをドライ用のスリックタイヤでスタートし、途中でタイヤ交換を行うことなく300kmレースを走り切って9位に入賞。これにより、ミシュランタイヤ装着車がまたしても日産 GT-R NISMO GT500勢の最上位を得る結果となりました。また、もう一台のミシュランタイヤ装着車であるNo.46 S Road CRAFTSPORTS GT-R(本山 哲/千代勝正)も10位でのフィニッシュを果たしました。


画像をクリックすると詳細レポートをご覧いただけます。

今シーズンもミシュランタイヤを使用してシリーズを戦う2014年&2015年GT500クラス王者のNo.23 MOTUL AUTECH GT-Rは、第5戦富士、前戦の第6戦鈴鹿と2戦連続で2位表彰台を獲得したことにより、ドライバー部門とチーム部門の双方でランキングトップとなって今大会を迎えました。


そして今大会は出場各車のウェイトハンディが前戦より軽くなった状態で争われました。前戦まではドライバー部門の獲得ポイント1点につき2kgのハンディが課されていましたが、シリーズの7戦目である今大会では1点につき1kgのハンディに(※ここまでの全レースに出場している車両に限ります)。したがって、前戦ではハンディ82kgだったNo.23 MOTUL AUTECH GT-Rは今大会には56kgで、同じく前戦では46kgだったNo.46 S Road CRAFTSPORTS GT-Rは今大会には23kgのハンディで出場しました。


予選日のチャン・インターナショナル・サーキットは、お昼すぎに行われたピットウォークの直前にスコールに見舞われ、午後3時からの公式予選は雨上がりのハーフウェット的な路面状況で迎えました。


先にGT300クラスのQ1(予選第1セッション)が行われ、かなりの区間の走行ライン上の路面は乾きかけた状態になりましたが、それでもコース全体としてはスリックタイヤを使えるほどのコンディションではなく、ミシュラン パートナーチームの2台はともにウェット用のタイヤでGT500クラスのQ1に出走。ともに途中でニュータイヤに履き替えながら15分間のセッションをフルに使ってタイムアタックを行いましたが、松田次生が乗り込んだNo.23 MOTUL AUTECH GT-Rは11番手、千代勝正がドライブしたNo.46 S Road CRAFTSPORTS GT-Rは14番手に留まる予選結果となりました。特にNo.46 GT-Rに関しては、2セット目のタイヤを投入したアタックラップで、セクター1、セクター2と自己ベストを並べた後のセクター3でスピンを喫したことが痛く響きました。


決勝日も不順な天候がレースに大きな影響を与えました。


全車がスリックタイヤを履いてスターティンググリッドについたところをスコールが襲い、そこからしばらくは雨が降ったり止んだりの状況が続きました。大半の車両はウェット用のタイヤに履き替えましたが、天候は急速に回復。そこでNISMOチームは、ロニー・クインタレッリが乗り込んだNo.23 MOTUL AUTECH GT-Rにハード仕様のミシュラン レーシングスリックを履かせてレースに送り出しました。一方、MOLAチームのNo.46 S Road CRAFTSPORTS GT-Rは、ハーフウェットから半乾きの路面に最適なドライング(Drying)タイヤを履いてスタート。今回、同車の前半スティントを担当したのは本山 哲でした。


GT500クラス全15台の中でスリックタイヤを選んでレースをスタートしたのはNo.23 MOTUL AUTECH GT-RとNo.1 レクサス LC500だけでした。レース開始直後のコースは大半の区間がまだ濡れており、この2台はウェット用タイヤを履くGT300クラスのマシンの集団に飲み込まれながらのガマンの走りをしばらく続けなければなりませんでした。


しかし、路面は着実に乾いていき、それにつれてNo.23 MOTUL AUTECH GT-Rのペースも上がっていきました。11周目にはその時点での最速ラップを記録。また、ドライングタイヤを履いたNo.46 S Road CRAFTSPORTS GT-Rはオープニングラップのうちにポジションを3つも上げて11位に浮上。そのポジションをキープしながらレース序盤を戦いましたが、10周目を終えたところでピットに入ってミディアムソフト仕様のスリックタイヤに交換。ドライバーは本山のままで戦列に戻っていきました。


ただし、ミディアムソフト仕様のスリックタイヤを履いたNo.46 S Road CRAFTSPORTS GT-Rのペースは期待を下回るものでした。そこでMOLAチームは、タイヤ交換から20周弱をこなしたばかりの29周目終了時にNo.46 GT-Rをピットに入れ、燃料補給を行うとともに、今度はミディアムハード仕様のスリックタイヤを履かせ、千代勝正へのドライバー交替を行ってコースに復帰させました。


一方、No.23 MOTUL AUTECH GT-Rは40周目終了時まで引っ張ったところでピットへ。燃料補給と松田次生へのドライバー交替を実施しましたが、タイヤ交換は行わず、スタート時から履くハード仕様のスリックタイヤで最後まで走行させる戦略を採りました。


No.23 MOTUL AUTECH GT-Rが履いたハード仕様のミシュラン レーシングスリックは、消耗は当然進んでいるものの依然として高いパフォーマンスを発揮し続け、タイヤ無交換作戦を選んだチームの期待に見事に応えました。松田の巧みなドライビングもあってNo.23 GT-Rは良好なラップタイムを安定して刻み続けました。やがて、前を行く第5戦富士優勝のNo.8 ホンダ NSX-GTににじり寄っていき、緊迫した接近戦を展開。56周目の第4コーナーでライバルがミスを犯したところを松田は見逃さずにオーバーテイクを成功させて10位へと浮上しました。


そしてNo.23 MOTUL AUTECH GT-Rは残る10周にわたってポジションをしっかりとキープして走行。すると、3位を走行していたNo.12 日産 GT-Rが残り2周というところでトラブルに見舞われてリタイアを喫したことから、No.23 GT-Rは順位をひとつ上げて9位でフィニッシュ。貴重な2ポイントを獲得し、トップと8ポイント差のシリーズランキング3位で最終戦に臨むこととなりました。


また、ブリヂストンタイヤを履くNo.12 日産 GT-Rが不運なリタイアを余儀なくされたことにより、今大会においてもNo.23 MOTUL AUTECH GT-RがGT-R勢の最上位となり、結果的にミシュランタイヤ装着車が開幕戦以来7戦連続で日産 GT-R NISMO GT500勢のベストリザルトを記録しました。


一方、後半スティントを千代が担当したNo.46 S Road CRAFTSPORTS GT-Rは12位で後半スティントを戦い始め、57周目にはNo.8 ホンダ NSX-GTをかわして11位に浮上。そして、ひとつ前のポジションを走行するNo.23 MOTUL AUTECH GT-Rとの差を少しずつ詰めていきました。最終的にはNo.23 GT-Rの背後に迫るまでには至りませんでしたが、残り2周でNo.12 日産 GT-RがリタイアしたことによってNo.46 S Road CRAFTSPORTS GT-Rも順位をひとつ上げて10位となり、1ポイント獲得を果たしました。

小田島広明
小田島広明

■日本ミシュランタイヤ モータースポーツマネージャー 小田島広明のコメント:

「土曜日の午前中に行われた公式練習はドライコンディションで走行でき、46号車(No.46 S Road CRAFTSPORTS GT-R)がトップタイムをマークし、今回最もウェイトハンディが重かった23号車(No.23 MOTUL AUTECH GT-R)も46号車と0.6秒差の自己ベストを記録して、ドライコンディションにおける双方の車両とタイヤの良さを確認することができました。ところが、予選と決勝レースは雨の影響を受けてしまい、ドライでの仕上がりの良さで戦うことができなかったのは残念でした。


決勝レースにおける46号車については、状況に対応するために講じた策がいろいろ裏目に出てしまったような格好になってしまいました。一方、23号車は、コンディションが大きく変化していったレースを、スタート時に履いたタイヤで最後まで力強く走り続けてくれて、我々にとっては技術的に大いに励みになる内容のレースとなりました」

 
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