日本で一番ポルシェを感じられる場所、ポルシェ・エクスペリエンスセンター東京(PEC Tokyo)。ポルシェドライビングを堪能できるのはもちろんだが、実は、ランチや特別な日のディナーも楽しめる。
シリーズ3回目は、ミシュランマンがPEC Tokyoのレストラン&カフェをご案内。
まずは、「Restaurant 906」。自然豊かなポルシェ・エクスペリエンスセンター東京ならではの、四季折々で表情の違う美しい景色を眺めながら、地元・木更津の新鮮な食材を使用した料理をいただける。
コースを走り去るポルシェを横目に料理をいただく、というのもPEC Tokyo随一の体験だ。
PEC Tokyoのメインダイニング「Restaurant 906」からはコースが一望できる。
日中提供されるALL DAY MENUはコース*でいただくことも可能。前菜・メイン・デザート各5種類の中から、それぞれ1品ずつ選べる。ディナータイムも同様にコース*でいただく場合は、さらに前菜・デザートから3点を追加できる。
ここでは、お祝いの日やイベントのためのスペシャルメニューの要望にも応えてくれるので、ぜひ、事前に相談してみよう。きっと忘れられない思い出になるはず。
*ALL DAY MENU、ディナーともに、コースは事前に予約が必要です事前のご予約をお勧めします。
木更津産牛ヒレ肉のステーキ。ロースト野菜、パルメザンチーズ、フライドポテト、赤ワインソースと共に。
チョコレートに包まれたマンゴームースは、マンゴーの甘酸っぱさとチョコレートの甘さのハーモニーが楽しめる。
「Restaurant 906」は、1967年に富士スピードウエイで行われた日本グランプリで日産380とデッドヒートを繰り広げて優勝した伝統のレーシングカーポルシェ906(通称カレラ6)がモチーフになっている。ロビーでは実物の906を見ることができる。
いっぽう、建物の一階にある「The 956 Café」では、テイクアウト可能な朝食やサンドイッチ、サラダ、焼き立てのペイストリーが用意されている。しかも、すべてのペイストリーは自家製だという。地元のパテスリーとコラボレーションしたスイーツや、新鮮なフルーツをつかったスムージーもこの夏登場予定というから楽しみだ。
パニーニ(左)と自家製ペイストリー(右)
これからの季節はテラス席で、ポルシェを間近に眺めながら一息つきたい。聞こえてくるエンジン音も心地よく感じる。
天気が良ければ、テラス席がおすすめ。「The 956 Café」。
「The 956 Café」では、運が良ければラテアートに応じてくれることも。バリスタに一声かけてみよう。
ゲスト用Wi-Fiのほかカウンター席にはコンセントも。ズラリと並んだポルシェやドライビング体験のホヤホヤショットをSNS投稿するもよし。ドライビング体験の付き添いの待ち時間も、ここでお茶をいただきながら過ごせる。
さて、ドライビング体験が有名なポルシェ・エクスペリエンスセンター東京。こうしてみると、お食事やドライブの合間の一休みを目的に伺うのもよさそうだ。
※ポルシェ・エクスペリエンスセンター東京のレストランウェブサイトへ移動します。
Restaurant 906 エグゼクティブ・シェフ
PASCAL T. SWERTS
私は、多言語多文化の国ベルギーに生まれました。商品、生産者、顧客、そしてチームを重んじる、それが私です。地元ベルギーで料理を学んだ後、私は様々な国に潜む料理の秘密やテクニックを学ぶべく旅に出ました。カリブでは、現地起業家と共にシーフードレストランをオープンさせました。そして、フュージョン料理に力を入れるようになりました。。その後、カリブから中東、ヨーロッパを経てベルギーに戻り、新たにレストランをオープンさせた後、来日し20年になります。
日本では、日本人シェフの養成に携わり、数々のホテルやレストランの立ち上げを経験しました。グランドハイアット東京では、フレンチキッチンに8年間所属していました。
ポルシェはただの車ではありません。ポルシェは夢、情熱、そしてメッセージです。私は、みなさんがずっと夢に描いていた食事体験を千葉の地元の食材を使用し提供いたします。ポルシェを見ると、木更津のThe 906を思い出していただけるような、大切な人、友人、同僚、すべての人に共有したくなる経験をご提供したいと思っています。ハンドリングトラックを一望できる素晴らしい景色の中でのお食事体験が格別なポルシェという車でのドライブをより価値のあるものにするでしょう。
コースを一望できる大きな窓は、江戸切子がモチーフ。洗練されたモダンな雰囲気は、ワールドクラスのポルシェデザインの美学が反映されている。広々とした空間が心地良い「Restaurant 906」。
イベント利用をお考えなら・・・
ポルシェ・エクスペリエンスセンターでは、プライベートなイベントにも利用できる。企業オーナーであれば、会社のイベントに利用するのも面白いかもしれない。ゲストがあっと驚くような特別な空間を演出してくれることだろう。
イベントの大小かかわらず対応可能とのことなので、まずは相談してみよう!
ポルシェ・エクスペリエンスセンター東京
新型コロナウィルス感染対策について
https://porsche-experiencecenter-tokyo.jp/news/45
健康&安全に関するガイドライン
https://www.restaurant906.com/jp-health-sanitation
掲載日:2022年5月25日