ポルシェオーナーでなくても興味がある方はもちろん、運転技術の向上や車両の比較検討にも。
ポルシェのパフォーマンスを堪能するなら、今すぐ木更津へGo!
さて、ポルシェ・エクスペリエンスセンター東京(以下PEC東京)の見どころを紹介してきた本シリーズ、ハイライトとなるドライビング体験では、いったいどのようなアクティビティを楽しめるのだろう?
まず、お伝えしておきたいのは、普段乗っている車がポルシェでも、そうでなくても、まったく気構えることはない。生粋のファンはもちろんのこと、初めての方もここ、ポルシェ・エクスペリエンスセンター東京へ来れば、整備を終えて準備万端のポルシェたちと経験豊富な専属のポルシェドライビングコーチが貴方を出迎えてくれる。
たとえ、サーキット走行が初めての方でも、受付を済ませ、プログラムがスタートするころには、フレンドリーなスタッフのおかげで、すっかり心もほぐれていることだろう。目の前に広がるコースや、ポルシェの圧倒的な雰囲気によって高揚感に包まれているはず。
PEC東京では6月から新登場の「キックプレート」も加わり、プログラムのバリエーションがさらに充実。ここでは、どのような体験ができるのか説明しよう。
国内最大級かつ最新鋭のシステムを搭載したPEC東京の新モジュール「キックプレート」。
雨の日に高速走行中、水たまりに侵入すると突然コントロールを失う状態になり、ヒヤリとすることがある。これはハイドロプレーニング現象というのだが、「キックプレート」はこの状態を作り出し、スピン状態を安全に再現する。この状態でドライバーがどのように予測・反応すればいいのかが学習できる。
具体的には、コース内に指定速度以下で進入すると、まず、後輪がキックプレートを通過した瞬間に右(左)にプレートが移動。
それにより、自動的にスピン状態を作り出され、両の挙動を安定させる仕組みと技術を体験するものだ。
濡れて滑りやすくなったコンクリートの路面。
急に出現する障害物は公道での車両や歩行者を模したもの。衝突の危険がある場合はすぐに格納されるようになっているのでご安心を。
このコースでは、危険な状況でABSシステムを使用するだけでなく、速度が停止距離にどのように影響するかも把握できる。意図的にこの状況を経験し、危険に備えるというのは現実的でない。これからの雨の季節に備えてぜひ体験しておきたい。
国内最大級かつ最新鋭のシステムを搭載したこの新モジュールは世界でもまだわずか。アジアでは上海とここPEC東京の2カ所のみで体験することができる。
キックプレートを体験できる90分のドライビングプログラムのご予約はこちら>
※PEC東京のウェブサイトへ移動します。
PEC東京では、上記キックプレート以外にもさまざまな体験ができるコースが用意されている。事前に好みの車両を選んで申し込みをすれば、専属コーチと会話をしながら、各コースを案内してもらえる*。
* 一部のオフロード体験は専用車両のみの体験プログラムとなります。詳しくはPEC東京へお問い合わせください。
ポルシェ・エクスペリエンスセンター東京のドライビング体験は全部で6種類
- ハンドリングトラック
- ローフリクションハンドリングトラック
- ダイナミックエリア
Porsche Experience Center Tokyo | Track Modules
- ドリフトサークル
- キックプレート
- オフロード
Porsche Experience Center Tokyo | Track Modules vol.2
* 一部のオフロード体験は専用車両のみの体験プログラムとなります。詳しくはPEC東京へお問い合わせください。
※PEC東京のウェブサイトへ移動します。
PEC東京 ドライビングプログラム
受付を済ませたら、各プログラムに設定されたドライビングコースへ。
好みの車両・プログラムを選んで楽しもう!
専属コーチによる親切、丁寧なレクチャー。PEC東京のコース攻略法を伝授してもらえる。*
* エントリーするコースにより、順番や内容が異なる場合がございます。
タイヤはもちろん、ポルシェ承認タイヤ*。皆様に安全に楽しんでいただけるよう整備もバッチリ。
* 車両の性能を最大限に引き出せるよう設計されたタイヤ。カーメーカーから技術承認を得たモデルには、タイヤの側面に刻印がされている。詳しくはページ下部をご参照ください。
お出掛けの目的に、PEC東京でのドライビングプログラムをチョイスするとなると、同行者も楽しんでもらえるかどうか、不安に感じるかもしれない。そんなシチュエーションでもPEC東京では、同行者がドライビング体験をしない場合は、レストランやカフェスペースで優雅に過ごしてもらえるし、帰るころには訪れたメンバー全員がポルシェの世界を気に入ってくれるはず。帰り道には東京アクアラインから都会の夜景を眺めながら会話も弾むだろう。
安全と楽しみのための「ポルシェNマーク付きタイヤ」について
ポルシェはタイヤ メーカーと一緒に働き、各モデル特有の性能要求を満たすため、各モデルに適切なタイヤ タイプを開発しています。ポルシェによって入念にテストされ、承認されたことは、N マークで示されています (この文字はタイヤがテストされる場所「ニュルブルクリンク」を表しています)。
N に続く 2 文字目はモデル シリーズを示しています。詳細情報については、各タイヤのテクニカル データを参照してください。
たとえば、Porsche 992 タイヤは NA としてマークされますが、これは以下のことを示しています。
N – ポルシェ承認済み
A – Porsche 992 用に開発
ポルシェ N マーク タイヤは主に、寸法、ゴム組成、テスト方法において他とは異なっています。
テストに含まれる 3 つの主要な分野:
1. 操縦性や運転快適性などの主観的屋外評価
2. ブレーキ性能や耐用年数などの客観的屋外評価
3. 回転抵抗や高速性能などの屋内評価
開発の際、特にタイヤの寸法とゴム組成がポルシェ車両に合わせて調整されます。オール シーズン タイヤ、サマー タイヤ、ウィンター タイヤ、スポーツ タイヤに関わらず、ポルシェ N マーク タイヤは優れた走行安定性と最大限のドライビング プレジャーを提供します。また、これにより新品のタイヤが装備された後も、お客様の車両が本来の走行性能および安全域を維持することが可能になります。
ポルシェとミシュランのタイヤ
ポルシェタイヤは高性能デザインに欠かせません。スポーツカーのエンジンパワーは、ホイールとタイヤによって直接道路に伝達されます。これらは、路面を的確にグリップしなければなりません。またステアリング性能、ブレーキング、および操車特性はホイールとタイヤによっても影響を受けます。そのため、ポルシェに適したタイヤを選択することがパフォーマンスと安全性の観点において非常に大切なのです。
ポルシェとミシュランは、ほぼ半世紀にわたって共同開発を続けてきました。そして2002年以降、ミシュランはポルシェのグローバルタイヤパートナーです。そのため、ニューモデルを市場投入するずっと以前から、車両の要件に合わせたタイヤを設計、開発、製造し、協力関係の下で製造の安全性、俊敏性、制御性、ならびに性能の強化を目指しています。
(引用:ポルシェ公式ウエブサイト)
掲載日:2022年6月17日
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