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おもてなしドライブ in 三重

with MICHELIN GUIDE

 

“おもてなしドライブ”とは、ドライバーが助手席に座る人を思いやったり、自分へのご褒美や気分転換を求めてするドライブのこと。

同乗者や自分自身をハッピーな気分にさせるのを目的とします。

ドライブをアシストするのは100年も前からドライバーの道しるべとなってきたミシュランガイド。赤い本をお供にドライブにでかけましょう。

東海地方初のガイドブックを片手に
人気スポットをぐるり一周
 

 ご存知の方も多いと思いますが、今年「ミシュランガイド愛知・岐阜・三重2019特別版」が発行されました。東海地方としては初となるだけに注目度が高くなるのは必至。人気の観光スポットも多いだけに、ドライブルートに取り入れたいものですよね。そこで今回企てたのがお伊勢参りを中心とした“おもてなしドライブ”。人気の伊勢志摩、そして鳥羽を巡ります。傍らには赤い表紙のガイドブック。さぁ、出発です!

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 伊勢神宮で知られる三重県。大都市名古屋を有する愛知県のすぐ隣に位置することからもわかるように、関東からも関西からもアクセスは悪くありません。東名阪道から伊勢自動車道に乗り継ぐと伊勢まで一直線。勢和多気インターチェンジで紀勢自動車道に舵を切れば、さらに西へも向かえます。

 今回の“おもてなしドライブ”は、その伊勢自動車道を使ってのルート。名古屋の中心からまずは伊勢湾岸道に乗り伊勢方面へ。伊勢神宮を目指します。元号が変わった令和元年にするべきこととして、お伊勢参りを企てました。

 その前後にドライブを楽しくする食と宿をミシュランガイドから選ぶ。なんとも贅沢ではありませんか。

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※「ミシュランガイド」掲載飲食店/宿泊施設(赤字)と外国人観光ガイド「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン」掲載地(緑字)が全てイラスト上に記載されているわけではありません。

 車は今年マイナーチェンジし、新たに発売されたばかりのレクサスRC F。それを軽量化しさらに性能を上げた“パフォーマンス・パッケージ”を走らせました。馬力は481ps。カーボン製のボンネットやリアウィングが目立ちます。

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 そしてタイヤは、純正装着のMICHELIN PILOT SPORT 4 S(ミシュラン パイロット スポーツ フォー エス)。サイズはフロントが255/35ZR19、リアが275/35ZR19。扁平率からしてかなりのハイスペックスポーツタイヤであることはご想像できるでしょう。そのままサーキットでも戦えるグリップ性能を持ちます。こだわりはほかにも。タイヤの側面には「プレミアムタッチ」というベルベット加工が施され、圧倒的な存在感を放っています。

 もちろん、ハイパフォーマンスカーの走り全体に対応。走り出してすぐに感じたのは操縦安定性。高速道路をピタッと路面に張り付くように駆け抜けました。ステアリングに伝わる安心感はこの上ありません。ロングドライブも疲れを感じさせません。

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 さて、ドライブルートです。今回お伊勢参りの前の立ち寄りスポットとして松阪を選びました。江戸時代の伊勢商人で知られる雰囲気のある大人の町です。インター降りて10分も走れば町が見えてきます。「松阪牛」のお店の看板が増えてくれば町が近づいている証拠。到着したら市営の無料駐車場に車を停め、松阪城城跡を歩きます。現在は城壁のみを残した城址公園になっていますが、松阪出身の本居宣長記念館もあります。そして眼下に見える御城番屋敷。まるでそこだけタイムスリップしたかのような景色が広がります。

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 松坂に立ち寄った理由は、松阪牛を食すこと。ミシュランプレートの和田金へ向かいます。松阪城からは車でほんの2、3分。旧伊勢街道に面した5階建ての立派なビルがそうです

 館内は全室個室。畳の部屋が落ち着きます。メニューにはすき焼き、あみ焼き、ステーキなどがありますが、人気があるのは、やはりすき焼き。和田金ではそれを“寿き焼”と表記します。炭火を囲み皆で輪になると自然と顔がほころぶことから、創業者が縁起の良い字をあてたそう。“寿き焼”をオーダーすると、あとは仲居さんが目の前で食べごろを見計らってサービスしてくれます。

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お肉をいただいたあとのお鍋に野菜を入れる。旅先では地域やお店の特徴、調理手順も思い出深い味わいとなる。写真は2人前。

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室温の影響で徐々に鮮やかさを増す松阪牛そんな食材の変化も食欲をそそる部分だろうか。(写真は4人前。注文は2人前から)。寿き焼の他に、網焼きやステーキもある。

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牛脂をさっと引いてお肉を焼き、そこへお砂糖、昆布だし、特注のたまり醤油を加え仕上げるのが和田金の“寿き焼”だ。提供する松阪牛はすべて自社の牧場で飼育されている。

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茶席でも使用される菊炭でじっくりと松阪牛の旨味を引き出すという。調理はすべて中居さんが対応してくれるのでご安心を。コースで楽しめば約1時間半が滞在時間の目安だ。

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朱塗りの円卓が用意された客室。全室和室だがテーブル席の用意もある。席数は多いのだが個室対応なので、週末に尋ねるなら予約するのが得策。朝8時半オープンの売店もある。

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和田金
「ミシュランガイド愛知・岐阜・三重 2019 特別版」に掲載
住所:三重県松阪市中町1878
TEL:0598-21-1188(予約可)
営業時間:11時30分~20時(土・日・祝日は11時より営業)
定休日:毎月第4火曜日(月により変動あり)、1月1日・1月2日
http://e-wadakin.co.jp/
※営業時間や定休日などはお店にご確認ください

 和田金でゆっくりとランチをとった後は、今夜の宿アマネムへ。ミシュランガイドには5レッドパビリオン(豪華で最高級、特に魅力がある)で掲載されています。ルートは、伊勢自動車道を使わず一般道を南下します。県道37号、サニーロード、国道260号からの志摩市入りです。比較的交通量は少なく、ストレスを感じずに走れるのがいいですね。

 およそ一時間強で到着。海岸線に近づき私道のような細い道を走っていくとアマネムが姿を現します。英虞湾が夕日に染まる前にチェックインすることをお勧めします。なんたってそこは伊勢志摩国立公園内ですから、視界を邪魔する高い建物はありません。

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『アマネム』という施設名は、サンスクリット語で平和を意味する『アマン』と、日本語の『合歓(ネム)』に由来する。アマンリゾーツ日本国内2番目の拠点として誕生した。

 車はバレーパーキング。キーを渡したらウェルカムドリンクでひと息。その後カートに乗って客室へ。お部屋には温泉も引かれていますが、荷物を置いたらまずはプールサイドでゆっくりするのがアマネム流。何もしない贅沢さを感じさせます。

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レセプションからお部屋など、それぞれ別棟となる各種施設へは電動カートで移動する。

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スパ棟内のサーマル・スプリングは水着で入る温泉プール。天然温泉に恵まれたアマネムでは通年利用が可能だ。ソファー席の他にカバナもあり、プライベートな空間が保たれる。

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伊勢志摩国立公園内に立地する静寂な空間は、大人のご褒美旅にふさわしい一時を約束する。

 とはいえ、滞在中はスパも楽しめます。それと水着で楽しむ屋外のサーマルスプリング、ヨガスタジオ、ジムなどウェルネス系も充実。ダイニングでは四季それぞれのメニューが楽しめます。

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写真はスイートの客室。ロケーションに応じ『MORI』、『SORA』、『NAGI』と呼ばれるが、基本的に広さや設備の差はない。客室は他にヴィラがあり6名まで滞在可能だ。

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英虞湾を望む高台というロケーションのため、客室テラスからの眺望は格別だ。施設内は宿泊者しか敷地内に入れないため、長期滞在にもふさわしい隠れ家的リゾート施設となる。

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眺望に配慮したバスルーム。日中は自然採光も手伝って、露天気分でリラックスできそう。客室内も天然温泉が楽しめるので、つい長湯しがちに。

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アマネム
「ミシュランガイド愛知・岐阜・三重2019特別版」に掲載
住所:三重県志摩市浜島町迫子2165
TEL:0599-52-5000
IN 15時00分 / OUT 12時00分
総客室数:スイート24室 ヴィラ4棟
URL:amanemu.com
※休館日等はお問い合わせください

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 朝、澄んだ空気で目覚めた後は旅支度。今回の旅の主目的である伊勢神宮へと向かいます。ルートは志摩市を経由して北上。賢島行きのフェリー乗り場をチェック。「次回はここにしよう」、と呟く。そして近鉄志摩線とほぼ並行するように鳥羽へと車を走らせます。鳥羽水族館、鳥羽駅を超えたら、伊勢志摩スカイラインに入ります。

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 鳥羽側から入り伊勢側に向けるルートをとりました。絶景ポイントがいくつもあるのが伊勢志摩スカイラインの特徴。中には足湯を楽しみながら絶景を拝める施設もあります。

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 そんな伊勢志摩スカイラインは山間を抜けるワインディングなので、当然走っても楽しいこと間違いなし。しかも、今回のような高性能タイヤを履いていればなおさらです。ひとつひとつのコーナーを思い描くラインで走れます。それも抜群の安定感で。車好きにはたまりません。それほどスピードを出さなくてもそれは感じられます。

 伊勢側に下ると、伊勢神宮はもう目と鼻の先。まずは外宮、そして内宮という順で足を運びます。参道はどちらも人で溢れていましたが、荘厳な雰囲気は崩れません。凛としながらも優しい空気に包まれます。内宮は駐車までに並びますが、思った以上には時間がかかりませんでした。

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 内宮を参拝した後は、おはらい町、おかげ横丁を散歩。昔ながらの日本家屋がちょっとしたテーマパークのようでもありますが、お伊勢参りに来たという雰囲気を味わえます。

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 参拝してリフレッシュしたら帰路は鳥羽へ戻り、カーフェリーに乗船。鳥羽水族館側の鳥羽側から車ごと乗り込み伊良子岬に渡ります。約55分の船旅。これも旅の醍醐味。下船後は東名高速の豊川インターを目指し、三ケ日ジャンクションで新東名にスイッチして東京へ向かいます。後はひたすら東へ。

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 でも時間が許すのであれば、お伊勢参りの後伊勢河崎町で夕食をとるのはいかがでしょう。ここは江戸時代から伊勢の台所として発展した問屋街で、知る人ぞ知る隠れ家的な町。情緒ある日本家屋と蔵が立ち並びますが、そのいくつかはカフェやバーになっています。


 そしてそこにあるのが古い家屋を改築してモダンに仕上げた三つ星の「こま田」。入口は細い路地側。個人宅のような表札「こま田」を見つけたら、木の門をくぐり中へ。

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江戸前鮨にこだわる理由を尋ねると「一番美味しいと思う鮨だから」という回答。ひと手間かけて素材の旨味を引き出す江戸前鮨ならではの仕事ぶり。その味わいを伊勢で楽しむ。

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メニューにアラカルトはなく、おまかせのみとなる。取材時は先付にじゅん菜、太刀魚の焼き物、お刺身、そして握りの順で提供された。席数は全6席。訪問時は予約を忘れずに。

店内はカウンター6席のシンプルなつくり。無駄を削ぎ落とした洗練された空間がそこにあります。どこか懐かしさも感じるのは、店主駒田さんの時折見せる笑顔からでしょうか。こだわりの食材はもちろん、器やお酒が駒田さんの創り出す世界観を表現します。
完全予約制です。暗くなると見つけづらいのですが、風情ある行灯の光が誘導してくれます。

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仕入れは修行時代からお世話になっている築地(現・豊洲)の業者と、旬の地元伊勢産を組み合わせ提供している。この日は天然の車海老、鳥貝が伊勢産とのこと。

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代々木時代の「あら輝」で修行したご主人の駒田権利さん。ご出身はお隣の松坂だが、縁あって河崎で平成25年1月開店し現在7年目。令和元年となる2019年、三つ星で掲載。

 というのが今回のおもてなしドライブルート。松阪から伊勢河崎町まで趣のある世界が広がります。古都もあればモダンなリゾートも。タイムスリップしてしまいそうな町並みにお気をつけください。

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こま田
「ミシュランガイド愛知・岐阜・三重2019特別版」に掲載
住所:伊勢市河崎 2-14-18
TEL:0596-28-7747(要予約)
営業時間:18時00分~22時00分 不定休
http://ise-komada.com/
※営業時間や定休日などはお店にご確認ください お支払いは現金のみとなります

2019年7月11日掲載

※掲載内容は取材時の情報です。(取材日:2019年6月7日)
※飲食店/宿泊施設は取材時にミシュランガイド公式リストbyクラブミシュランに掲載されている情報です。(ミシュランガイド公式リストbyクラブミシュランは、ミシュランガイドに掲載されている最新の飲食店/宿泊施設を閲覧できる公式ウェブサイトです。)

 

今回使用した車両

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LEXUS RC F
RC Fは、走る歓びを追い求める“F”のエンジニアが開発したレクサスのプレミアムスポーツクーペ。あらゆるシーンで、意のままに操る歓びをもたらす。

https://lexus.jp/models/rcf/

フォトギャラリー

writer tatsuya kushima

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Writer

Tatsuya KUSHIMA
MADURO Editorial Director/
Motor Journalist

photographer kosuke arai

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Photographer

Kosuke ARAI

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