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LE MANS

WEC 2018 ROUND 2

■予選:6月13日〜14日/決勝:6月16日〜17日
■開催地:ル・マン24時間サーキット(フランス)
■レース時間:24時間

トヨタ、1-2フィニッシュで
同社初のル・マン総合優勝を飾る

第86回ル・マン24時間レースがWEC 2018-2019年シーズンの第2戦として開催され、出場全車がミシュランタイヤを使用したトップカテゴリーのLMP1クラスでは、同クラスにシリーズ参戦する唯一の自動車メーカーチームであるTOYOTA GAZOO RacingのNo.8 トヨタ TS050ハイブリッド(セバスチャン・ブエミ/中嶋一貴/フェルナンド・アロンソ)が優勝。同レースに通算20回目の挑戦を行ったトヨタが同社初のル・マン24時間総合優勝を飾りました。2位にはNo.7 トヨタ TS050ハイブリッド(マイク・コンウェイ/小林可夢偉/ホセ‐マリア・ロペス)が入り、トヨタ勢の1-2フィニッシュとなりました。また、自動車メーカー直系チームが多数参戦するLMGTE Proクラスは、ポルシェ 911 RSRの4台体制で出場したポルシェGTチームが1-2フィニッシュで制しました。

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ハイライト

ギャラリー

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スパ・フランコルシャン6時間 LMP1クラス優勝
No.8 トヨタ TS050ハイブリッド

台頭に渡り合うライバルはいない状況のもとで今大会に臨んだTOYOTA GAZOO Racing でしたが、それでも彼らは2台のTS050ハイブリッドを24時間にわたって手加減なく全力で走らせました。その結果、優勝したセバスチャン・ブエミ/中嶋一貴/フェルナンド・アロンソ組の8号車は1周13.626kmのル・マン24時間サーキット(通称サルト・サーキット)を388周周回して5286.888kmを走破。そして同車の勝利により、21年連続でミシュランタイヤ装着車がル・マン24時間総合優勝を飾ることとなりました。

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今大会においてミシュランは出場全60台のうち45台をサポート。約8500本のタイヤをル・マンに持ち込み、合計105名のスタッフによって世界最大の耐久レースにおけるタイヤ供給活動を展開しました。

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ル・マン24時間のレースウィークは走行セッションに先立って行われる公開車検から始まります。ル・マン市の中心部にあるリパブリック広場がその会 場で、レースカーやドライバーの姿を無料で間近に見ることができる希少なチャンスであることから、今年もたくさんのお客さんが訪れました。

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公式予選はレースウィークの水曜日と木曜日に計3回のセッションに分けて行われ、No.8 トヨタ TS050ハイブリッドの中嶋一貴が3分15秒377を叩き出してポールポジションを獲得。前年大会の小林可夢偉に続いてトヨタの日本人ドライバーがル・ マン24時間の予選で最速タイムをマークすることになりました。

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公式予選を前夜に終えた金曜日の夕方には、ル・マン市の中心部で恒例のドライバーズパレードが行われました。写真は、ル・マン24時間&WECシリーズ戦に今回初めて出場した元F1チャンピオンのジェンソン・バトン(写真右端)、ヴィターリ・ペトロフ、ミカイル・アレシンのNo.11 SMPレーシングのトリオで、LMP1クラスにBRエンジニアリングBR1・AERで出場した彼らは残念ながらリタイアの結果に。なお、決勝レースがスタートするのはこのドライバーズパレードの翌日の午後。ル・マン24時間はほぼ1週間かけてプログラムが進行しクライマックスへと向かう壮大なレースイベントなのです。

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土曜日の午後3時に24時間の決勝レースがスタート。そのオープニングラップで7号車がチームメイトの8号車に仕掛けてトップを奪ったことを皮切りに、2台のトヨタ TS050ハイブリッドは長いレースの中で何度も順位を入れ替えながら首位の座を争い続けました。そしてレース中盤には7号車がリードを奪いましたが、8号車に乗り込んだ元F1チャンピオンのフェルナンド・アロンソが彼にとって初体験であった夜間走行において素晴らしいペースで周回を重ねてみせ、7号車とのギャップを短縮していきました。

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夜間走行の時間帯にアロンソから8号車のステアリングを引き継いだ中嶋一貴も好走を見せました。そして明け方の午前6時25分にチームメイトのインを奪ってオーバーテイク。トップに立ったブエミ/中嶋/アロンソ組の8号車がそのままリードを広げていき、トヨタ悲願のル・マン24時間初優勝をもぎ取りました。中嶋は、日本車メーカーの車両でル・マン総合優勝を飾った初めての日本人ドライバーとなりました。

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GTマシンの上位クラスであるLMGTE Proクラスの戦いは、ポルシェGTチームがその主導権を握り続けました。そして、レースファンの間では「ピンク・ピッグ」の異名で知られる1971年のポルシェ 917/20の伝説的なカラーリングで出場したNo.92 ポルシェ 911 RSR(ミカエル・クリステンセン/ケヴァン・ウストル/ローラン・ヴァンソール)が優勝。2位にはチームメイトの91号車(リヒャルト・リーツ/ジャンマリア・ブルーニ/フレデリック・マコヴィッキィ)が入り、LMGTE Proクラスはポルシェ勢の1-2フィニッシュとなりました。

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LMGTE Proクラスの3位にはフォード・チップ・ガナッシ USAのNo.68 フォード GT(ジョーイ・ハンド/ディルク・ミュラー/セバスチャン・ボーデ)が入りました。前を行くNo.91 ポルシェ 911 RSRには約26秒届かなかっただけでした。そして同一周回の4位にはチームメイトの67号車(アンディ・プリオール/ハリー・ティンクネル/トニー・カナーン)が入り、フォード勢がLMGTE Proクラスの3-4位を占めました。

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LMGTE Proクラスの5位には、WECのシリーズ参戦エントラントではないもののル・マン24時間の常連であるコルベット・レーシングのNo.63 シボレー・コルベット C7.R(ヤン・マグヌッセン/アントニオ・ガルシア/マイク・ロッケンフェラー)が入りました。

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