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GERMANY

WRC 2019  ROUND 10

■8月22日〜25日
■開催国:ドイツ
■ステージ路面:アスファルト/コンクリート

オィット・タナックが2連勝でドイツ3連覇を達成
トヨタ勢が圧巻の1-2-3フィニッシュ

今シーズンのWRCでは2戦目の全面舗装路イベントとして開催された第10戦ラリー・ドイツは、トヨタのオィット・タナックが抜群の強さを見せて快勝。グラベルイベントである前戦ラリー・フィンランドに続いての連勝を飾るとともに、ラリー・ドイツ3連覇を達成しました。2位にはクリス・ミーク、3位にはヤリ‐マティ・ラトバラが続き、トヨタ勢が1-2-3フィニッシュを決めて表彰台を独占しました。

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ハイライト

ギャラリー

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Toyota Gazoo Racing WRT

圧倒的な内容で表彰台独占を果たしたトヨタ。WRCで1-2-3フィニッシュを決めた自動車メーカーは、同じラリー・ドイツの2015年大会におけるフォルクスワーゲン以来。また、トヨタのWRCでの1-2-3フィニッシュは1993年のサファリ・ラリー以来のことでした。

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今大会においてミシュランはパートナーチームのワールドラリーカー各車に、舗装路用WRC公式タイヤ MICHELIN Pilot Sport(225/40R18)のハードコンパウンド H5を36本、ソフトコンパウンド S6を26本用意。ラリー本番で使用できるのは36本で、その内訳を各クルーはスタート前に決めて競技に臨みましたが、路面のタイヤへの攻撃性が総じて高いことからほとんどが36本の大半をハードコンパウンドのH5としました。

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ラリー前半はトヨタのタナックとヒュンダイのティエリー・ヌービルが抜きん出ながらがっぷり四つに組む格好で優勝争いを展開。デイ2を終えて首位にはタナックが立っていましたが、わずか2.8秒差でヌービルが追走。このとき、アンダーステアに苦しみながら3位につけていたシトロエンのセバスチャン・オジエはすでに20秒を超える差をつけられていました。

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モーゼル川沿いの渓谷に広がるブドウ畑。その中を走る農道を使ったスペシャルステージを行くヌービル。SS12を終えて首位タナックに5.6秒差の2位につけていましたが、悪路で知られるSS13 パンツァープラッテで痛恨のパンクを喫して約1分半をロス、勝機を逸することになりました。しかし、その後粘り強く巻き返して4位でのフィニッシュを果たしました。

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出走順の影響があまりない舗装路イベントながら、いつになく苦しい戦いを余儀なくされたオジエ。強いアンダーステアをなかなか解消できず、SS13ではミークとラトバラのトヨタ勢に立て続けにかわされたほか、SS14ではフロントタイヤをパンクさせて大きく後退。その後も巻き返すことはできず8位に終わり、ドライバー選手権で首位を行くタナックとのポイント差は40点に広がりました。

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チャンピオン争いのライバルであるヌービルとオジエが相次いでパンクによって自滅していった中、タナックは過度なリスクを排しながらも十二分に速いドライビングを貫いて今季5勝目をマーク。首位に立つドライバー選手権では、ランキング2位につけるヌービルに対して33ポイント、同3位のオジエに対しては40ポイントのリードを築き、シーズンも残るは4戦となりました。

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舗装路イベントでもそろって速さを見せてきたトヨタのミークとラトバラ。これまで、良いところを走りながら自らのミスにより結果を残せない戦いを何度も繰り返してきていただけに、今大会では表彰台を射程圏内に捉えたところでそれ以上は望まず確実に走り切るドライビングを徹底。それにより、ミークは2位に入って今季初の表彰台を獲得し、ラトバラも2戦連続での3位に入り、トヨタの1-2-3フィニッシュを実現させました。

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3台のトヨタ勢に続く4位に入ったのは今季6戦目の出場となったヒュンダイのダニエル・ソルドでした。SS7でギアボックストラブルに見舞われて9位にまで後退したものの、その後は好調な走りを続けて挽回。最後はチャンピオン争いを演じるチームメイトのヌービルを前に出してやり、それでも5位に入って仕事人的な存在感を示しました。

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トヨタの若手ラリードライバー育成プログラムのもと海外で研鑽を重ねている勝田貴元がWRCに初めてワールドラリーカーで出場。ミシュランタイヤを履くトヨタ・ヤリス WRCを駆り、そのスピードへの適応を懸命に図りながらラリーを戦いました。結果、全19カ所のスペシャルステージをすべて走り切ったすえに総合10位でフィニッシュ。WRC初ポイントを獲得しました。

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全面舗装路イベントとはいえ、ひび割れたコンクリート舗装の区間が多々あるなど、タイヤへの攻撃性が高い路面が多いラリー・ドイツ。ハードコンパウンドのMICHELIN Pilot Sport H5にとっても簡単な走行条件ではありませんでしたが、パフォーマンスと耐久性の高さ、適応路面条件の幅広さといった持ち味を存分に発揮して各クルーの足元を支え抜きました。

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