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GREAT BRITAIN

WRC 2018 ROUND 11

■10月4日〜7日
■開催国:イギリス
■ステージ路面:グラベル

オジェが乾坤一擲の勝負を制し
逆転タイトルに望みをつなぐ

WRC第11戦ラリー・グレートブリテンが行われ、チャンピオン争いで苦しい状況に追い込まれていたMスポーツ・フォードのセバスチャン・オジェが積極果敢なドライビングにより今季4勝目をマーク。ポイントリーダーで今大会は5位に終わったヒュンダイのティエリー・ヌービルとのポイント差を7点に詰め、残り2戦となった今シーズンのWRCのチャンピオン争いは一段と白熱したものとなってきました。

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ハイライト

ギャラリー

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ラリー・モンテカルロ総合優勝
セバスチャン・オジェ(フォード・フィエスタ WRC)

前戦のラリー・トルコを終えてヒュンダイのティエリー・ヌービルに27点差をつけられていたオジェ。今大会ではいつになくアグレッシブに攻めた走りを繰り広げて勝利をもぎ取り、チャンピオン争いにおいて見事に息を吹き返しました。なお、この写真でオジェが走行している道は舗装路ですが、これは次のスペシャルステージへと向かうリエゾン区間であり、今大会のスペシャルステージはすべてグラベル路面でした。

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かつては「RACラリー」の名称で親しまれたラリー・グレートブリテン。イギリスはウェールズ州を舞台に開催され、季節柄、冷たい雨とぬかるんだ泥との戦いとなる伝統の一戦です。

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ラリー序盤を支配したのはトヨタのオット・タナクでした。デイ2に行われた8本のスペシャルステージのうち5本でトップタイムをマーク。さらにデイ3のSS12でも最速タイムを奪い、一時は40秒を超えるリードを築き上げました。しかし、SS16でタナクはラジエターを破損。エンジンの冷却水を失って走行継続ができなくなり、デイリタイアに。デイ4には再出走し総合19位でフィニッシュしましたが、チャンピオン争いではポイントリーダーのティエリー・ヌービルと21点差のランキング3位に後退しました。

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ドライバー選手権でトップを走るヒュンダイのティエリー・ヌービルは、デイ2を終えた時点で2位につけていましたが、デイ3の2本目のスペシャルステージであったSS11でコースアウトを喫して8位にまで後退。その後追い上げて5位でフィニッシュしましたが、前戦終了時では13点あったランキング2位に対するリードが7点に減る結果となりました。

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このラリーで勝てなければタイトル防衛は困難な状況となるセバスチャン・オジェでしたが、デイ2ではギアボックストラブルに見舞われてこの日を5位で終了。しかし、デイ3ではいつも以上にリスクを冒したアグレッシブなドライビングを展開し、それを実らせて一気にトップに浮上してみせました。

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ラリー終盤は昨年までのチームメイトであるトヨタのヤリ‐マティ・ラトバラが速く、彼にかわされて一時は2位に後退したオジェでしたが、最終日に行 われた5本のスペシャルステージのうち3本でトップタイムを叩き出して再逆転。第4戦ツール・ド・コルス以来となる優勝を飾りました。

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2002年大会からこのラリー・グレートブリテンに出場しているトヨタのヤリ‐マティ・ラトバラは、今大会で計4回トップタイムをマーク。今季初優勝はなりませんでしたが、良好な内容で2位に入り、今後につながる一戦となりました。

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3位でフィニッシュしたのはトヨタのエサペッカ・ラッピでした。ラリー序盤はスピンを喫するなどしてやや遅れを取りましたが、ぬかるんで滑りやすい路面にやがて対応しペースアップ。ライバルたちの不運にも後押しされて今季3回目の3位表彰台を獲得しました。また、今大会の結果によりトヨタはマニュファクチャラー選手権におけるリードをさらに拡大しました。

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マシンの改良が進むシトロエン。今大会のようなタイプの路面のラリーに慣れたアイルランド出身のクレイグ・ブリーンが良好な走りを終始披露し、彼の今季最上位となる4位でのフィニッシュを果たしました。

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温度が低くぬかるんだグラベル路面のスペシャルステージで行われる今大会はソフトコンパウンドのMICHELIN LTX Force S6(205/65R15)が主に活躍。8月の第8戦ラリー・フィンランドでデビューし、今大会が3戦目であったミシュランの新型グラベル用WRC公式タイヤがパートナーチームの各クルーの戦いを力強く支えました。

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