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FRANCE

WRC 2018 ROUND 4

■4月6日〜8日
■開催国:フランス
■ステージ路面:アスファルト

オジェ&フォード&ミシュラン盤石
ツール・ド・コルスを完全制覇

地中海のフランス領コルシカ島を舞台とする舗装路ラリー「ツール・ド・コルス」が今年もWRCフランス大会として開催され、Mスポーツ・フォードのセバスチャン・オジェがオープニングステージから首位の座を一度も譲ることなくフィニッシュして今季3勝目をマークしました。また、今大会にはWRCチャンピオンに輝くこと9回を誇るセバスチャン・ローブが前戦ラリー・メキシコに続いてシトロエンから出場。SS1ではオジェに続く2番手タイムをマークする速さを見せましたが、続くSS2で痛恨のコースアウトを喫して好成績は残りませんでした。

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racecard 2018 wrc

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ハイライト

ギャラリー

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ラリー・フランス/ツール・ド・コルス総合優勝
セバスチャン・オジェ(フォード・フィエスタ WRC)

1番手スタートがハンディにならない舗装路イベントを迎え、オジェは早速オープニングステージを圧倒的なタイムで制しました。彼はそのまま3ステージ連続でベストを奪い、デイ1を終えた時点で2位に33.6秒差をつける独走態勢を構築。デイ2以降は無用なリスクは避けた走りに切り替えましたが、それでも2位に36秒のマージンを築いたまま優勝を飾りました。

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「1万のコーナーが待ち受けるラリー」とも呼ばれるツール・ド・コルス。そのコースの大半は曲がりくねった山岳路に設けられます。アスファルトがひび割れた状態の路面が多く、天候が変わりやすいなど、タイヤにとっては難しい条件が多い一戦です。

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今大会は今シーズンのWRCでは初めての全面舗装路イベントでした。ミシュランはワールドラリーカーで出場した各パートナーチームの車両にアスファルト用 WRC公式タイヤ MICHELIN Pilot Sportのハードコンパウンド H5とソフトコンパウンド S6を供給しました(ともにサイズは225/40R18)。MICHELIN Pilot Sport S6は開幕戦ラリー・モンテカルロでデビューしたタイヤで、今回が2戦目の実戦投入でした。

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今年は3戦のWRCイベントにスポット参戦する元王者のセバスチャン・ローブ。ツール・ド・コルスには10年ぶりの出場でしたが、オープニングステージから2番手タイムを叩き出し、ブランクを問題としない底力の高さを示しました。ところが、続くSS2のスタートから間もなくのところでローブはコースアウト。観客の手を借りてもコースに戻ることはできず、あえなくデイリタイアを喫することになりました。

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シリーズ4戦目にして早くも3勝目をマークしたオジェ(写真右)とコ・ドライバーのジュリアン・イングラシアのコンビ。SS2でローブが脱落してしまうと、彼らの背後を脅かす者はもういませんでした。

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トヨタに移籍して初めての全面アスファルトラリーを迎えたオット・タナクは、デイ1ではマシンの動きに不安定さがあったために遅れを取ったものの、 セッティングを見直したデイ2から高い競争力を発揮。SS7とSS11でのトップタイムを筆頭に好タイムを並べて2位に入り、トヨタにとっても彼自身に とっても開幕戦ラリー・モンテカルロ以来となる表彰台をもぎ取りました。

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昨年のこのラリーのウィナーであるヒュンダイのティエリー・ヌービルにとってはフラストレーションの募る一戦となりました。彼のマシンはドライバー が望むレベルの正確さのハンドリングを実現できず、ヌービルはオジェにじりじりと離されていき、やがてはペースを上げてきたタナクにもかわされてしまいま す。最終ステージではエンジントラブルにまで見舞われたヌービルでしたが、それでも3位でフィニッシュしてドライバーランキング2位を堅守しました。

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12本のスペシャルステージが行われた今大会で最も多くのステージ制覇を成し遂げたのはトヨタのエサペッカ・ラッピでした。ワールドラリーカーでツール・ド・コルスに出場するのは今回が初めてでしたが、4本のステージでトップタイムをマークし、最終日のデイ3を2位に10.4秒差の4位で迎えました。しかし、そのデイ3の最初のステージで縁石にホイールをぶつけ、タイヤの一部がホイールから外れかけた状態に。ラッピはステージ中でのタイヤ交換を強いられ、最終的には6位でのフィニッシュとなりました。

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SS2でコースアウトを喫してデイリタイアとなったローブは、ラリー2規定を利用して明くるデイ2から再び出走。「結果を追えなくなったのは悔しいが、純粋に楽しみのために走る」との言葉どおり、3本のステージでトップタイムを叩き出すなどして、衰えぬ実力を改めて示しました。今後、ローブは彼の現在の主戦場である世界ラリークロス選手権のフィールドに戻りますが、10月の第12戦ラリー・スペインで今季3度目のWRC出場を行うことになっています。

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激しい雨天となった場合に備えて、ミシュランはフルウェットコンディション専用タイヤ MICHELIN Pilot Sport FW3(215/45R18)も用意していましたが、大半の路面がドライコンディションとなった中で行われたラリー本番ではこのフルウェット専用タイヤの 出番はありませんでした。

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