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ARGENTINA

WRC 2018 ROUND 5

■4月26日〜29日
■開催国:アルゼンチン
■ステージ路面:グラベル

オット・タナク独走優勝
トヨタ加入後初の勝利を飾る

WRC第5戦が秋を迎えたアルゼンチンで開催され、トヨタのオット・タナクが10本のスペシャルステージでトップタイムを奪う速さで今季初優勝を飾りました。タナクにとってはWRC通算3勝目、そしてトヨタにとっては昨年のWRCフル参戦再開以来やはり3勝目となる勝利でした。2位にはティエリー・ヌービル、3位にはダニエル・ソルドとヒュンダイ勢が入り、マニュファクチャラー選手権でランキング首位を行くこの韓国メーカーはそのポイントのリードをさらに広げました。

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ハイライト

ギャラリー

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ラリー・アルゼンチン総合優勝
オット・タナク(トヨタ・ヤリス WRC)

SS2で岩にホイールをぶつけてスピンを喫したタナクでしたが、SS3でトップタイムを叩き出すと、それ以降の12本のスペシャルステージのうち10本を制するという速さで独走。Mスポーツ・フォードで戦った昨年の第10戦ラリー・ドイツ以来となる勝利をもぎ取りました。

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WRCでは今季2戦目のグラベルイベントとして開催されたラリー・アルゼンチン。そのハイライトは標高が2200mを超えるトランス・シエラ山脈の山岳路を行くステージで、前日からやって来て観戦場所を陣取りラリーカーが来るのを待ち構えていた熱心なファンが今年も大勢見受けられました。

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今大会のホストタウンはアルゼンチン第2の都市であるコルドバの隣町 カルロス・パス。長年にわたってWRCアルゼンチン大会をホストし、昨今はダカール・ラリーの中継地ともなっており、南米の中でも特にラリーの人気や認知度の高い土地柄です。

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SS2でスピンを喫して一旦は9位に後退したタナクでしたが、トップタイムを奪ったSS3だけで一気に6台を抜き去って3位に浮上。その後の2本の ステージでさらに2台をかわして一躍トップに立ち、ライバルたちに「今回のオットは手のつけようがない」と早々に諦めさせるほどの素晴らしいスピードを見せつけました。

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2位に46.5秒のリードを築いて迎えた最終日はペースをコントロールし、それでも37.7秒のマージンを保ったままフィニッシュしたタナク(写真 右)とコ・ドライバーのマルティン・ヤヴェルオヤ。このエストニア人コンビは今年トヨタに加入して5戦目でチームに今季初の勝利をプレゼントしました。

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ヒュンダイのティエリー・ヌービルは、攻めるところはかなりアグレッシブにアタックし、しかし守るべきところはきっちり抑えるという、緩急をしっか りとつけた戦いぶりを披露。2位でフィニッシュし、今回は4位に終わったポイントリーダーのセバスチャン・オジェとのポイント差を10点に詰めました。

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今季はチームのドライバー起用計画からフル参戦とはならないヒュンダイのダニエル・ソルドですが、今回のラリー・アルゼンチンでは2本のステージで トップタイムをマークする速さを発揮。3位でフィニッシュして今季2度目の表彰台に上り、ヒュンダイのマニュファクチャラー選手権ポイントのリード拡大に 大きく貢献しました。

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現在のWRCカレンダーにある中で優勝経験のないラリーはこのアルゼンチンだけとなっているMスポーツ・フォードのセバスチャン・オジェ。ポイント ランキング首位で迎えたため今大会の序盤も路面の掃除役を引き受けなければなりませんでしたが、その役割から解放されても今回は思うようにペースを上げる ことができず、優勝のタナクから2分近く離されての4位でフィニッシュに。しかし、ポイントリーダーの座は堅守しました。

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今大会にはクリス・ミークとクレイグ・ブリーンというドライバー布陣で出場したシトロエン。このラリーの2015年大会の勝者であるミークはSS5でトップタイムを刻むなどの速さを見せましたが、岩にホイールをぶつけてパンクを喫する事態を2度経験するなどして7位どまり。第2戦スウェーデン以来の出番となったブリーンも好調な走りを見せていましたが、SS11でマシンを横転させてリタイア。このフランスの自動車メーカーにとっては今回も思うような結果が残らないラリーとなりました。

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ラリー・アルゼンチンのスペシャルステージの路面は概してタイヤへの攻撃性が低く、ワールドラリーカーに乗る各クルーは大半のステージにおいてソフトコンパウンドのWRC公式タイヤ MICHELIN LTX Force S5(205/65R15)を使用しました。シトロエンのクリス・ミークはSS8で左フロントタイヤを岩に当ててパンクを喫しましたが、「ステージの途中でマシンを止めてタイヤ交換をすることなく、パンクしたタイヤで残る6kmの距離を走り切ることができた。ありがとう、ミシュラン!」と語り、高いパフォーマンスとともに高いタフネスを備えたミシュランタイヤに賛辞を送ってくれました。

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