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GERMANY

WRC 2018 ROUND 9

■8月16日〜19日
■開催国:ドイツ
■ステージ路面:アスファルト/コンクリート

オット・タナクが2戦連続優勝
ヤリス WRCが舗装路イベント初制覇

今シーズンのWRCでは2戦目の全面舗装路イベントとして開催された第9戦ラリー・ドイツはトヨタのオット・タナクが優勝。SS3以降は一度も首位を譲ることなく走り切った見事な内容で、前戦のラリー・フィンランドからの2連勝を飾りました。2位にはポイントリーダーであるヒュンダイのティエリー・ヌービルが入賞。彼をポイントランキングで追うMスポーツ・フォードのセバスチャン・オジェは、デイ3にパンクを喫したことで一時は9位にまで後退しましたが、そこから巻き返して4位でフィニッシュし、シリーズポイントにおけるダメージを最小限にとどめました。

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ハイライト

ギャラリー

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ラリー・ドイツ総合優勝
オット・タナク(トヨタ・ヤリス WRC)

ワインの名産地であるモーゼル川沿いの渓谷のブドウ畑が連なる一帯を行くタナク。彼はMスポーツ・フォードに在籍した前年にもラリー・ドイツも制しており、チームを移籍し、マシンを乗り換えながらの同一ラリー2年連続優勝を果たしました。

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フランスとの国境に近いドイツ西部で2002年からWRC開催が続けられているラリー・ドイツ。広大な軍事演習場の中の道路を使ったスペシャルステージ群がラリーの中日に実施されるのが恒例で、最新鋭のラリーカーと、廃棄された戦車や航空機の残骸の組み合わせによるシュールな光景が見られる一戦となっています。

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日本企業である旭化成がこのほどWRCとのオフィシャルパートナーシップ契約を締結。今回のラリー・ドイツをはじめとする今シーズンのWRC3戦において協賛が行われ、出場ラリーカー各車のフロントウインドウには同社のロゴがあしらわれることに。

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高速グラベルラリーの前戦ラリー・フィンランドを圧倒的な内容で制したタナク&トヨタ・ヤリスWRCでしたが、舞台が舗装路イベントに変わってもライバルたちの顔色を失わせるスピードを披露。SS3からSS7まで5ステージ連続でトップタイムを叩き出し、ラリー前半のうちに勝負を決めてみせました。

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2戦連続での優勝を飾り、今季3勝目をマークしたタナク。トヨタとしては昨年1月のWRC復帰以来、通算5勝目、そしてアスファルトラリーにおいては復帰後初の勝利を挙げ、地力の向上ぶりを示しました。

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2位の座をかけた争いはヒュンダイのダニエル・ソルドとトヨタのヤリ‐マティ・ラトバラの間で繰り広げられました。彼らは0.8秒という僅差でラリー最終日に突入。ところが、その1本目のSS16でソルドはコースアウトを喫し、マシンのダメージが大きく同ステージ後にリタイアを喫しました。また、ラトバラもこのステージで油圧系トラブルに見舞われてストップ。熱戦を演じたふたりのベテランが一気に戦列を去ることになってしまいました。

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ポイントリーダーであるヒュンダイのティエリー・ヌービルは、ハンドリングの問題によってペースを上げられない状況が続き、ラリー最終日を4位で迎えていました。しかし、その日の最初のステージで2位争いを演じていたソルドとラトバラがそろってリタイアしたことにより、我慢の走りを続けてきたヌービルが最終的には2位の座を手に。シリーズも残り4戦となったところで、ドライバー選手権におけるリードを23ポイントとしました。

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ソルドとラトバラのリタイアにより、3位にはトヨタのエサペッカ・ラッピが繰り上がることに。路面に砂利や泥が浮いたコースでは攻め切れずに伸び悩 んだラッピでしたが、クリーンな路面が続いたSS10ではトップタイムを叩き出す速さを披露。2戦前のラリー・サルディニアでの3位に続く表彰台獲得を果 たしました。

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あのセバスチャン・オジェが出走順によるハンディがない舗装路イベントで全力を尽くしても、タナク&トヨタ・ヤリスWRCのスピードに今回は及びませんでした。それでもオジェは2位のポジションはしっかりと確保するパフォーマンスを見せていましたが、軍事演習場内でのSS13のスタートから間もないところで岩にホイールをぶつけてタイヤをパンクさせてしまいます。オジェはステージ中でのタイヤ交換を余儀なくされ、これで一気に9位へと後退。しかし、そこから懸命な走りで大幅に巻き返してみせ、ソルドとラトバラのリタイアによる後押しもあって4位でフィニッシュ。シリーズポイントにおけるダメージは最小限にとどめました。

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ミシュランは今大会に出場したワールドラリーカー各車に、ハードコンパウンドのMICHELIN Pilot Sport H5(225/40R18)を32本、ソフトコンパウンドのMICHELIN Pilot Sport S6(225/40R18)を26本用意。各車がラリーにおいて使用することができたのは32本までで、その本数内のハードコンパウンドとソフトコンパウ ンドの内訳を事前に決めてラリー本番に臨みました。また、ミシュランはヘビーウェット専用のMICHELIN Pilot Sport FW3(215/45R18)も各車に8本ずつ用意していましたが、降雨がなかったためこのタイヤが使われることはありませんでした。

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