オーベルジュで過ごす、大人の週末旅

サステナビリティを考える。 オーベルジュで過ごす、大人の週末旅

持続可能な社会の実現、と聞くと、堅苦しい感じがするかもしれない。でも、サステナビリティと美食、そして持続可能な社会とファン・トゥ・ドライブは、実はつながっている。そんなことに思いをはせる、箱根路のドライブ。
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トヨタ カローラスポーツ×MICHELIN PILOT SPORT 5
地場の採れたて野菜 箱根 オーベルジュ
白と緑が美しいレストラン 箱根 オーベルジュ
秋も深まり、冬の気配が漂う箱根ドライブ
トヨタ カローラスポーツ×MICHELIN PILOT SPORT 5

麓から15kmほどの距離、標高約1000mの大観山まで一気に駆け登る箱根ターンパイクは、言わずとしれたドライブの名所だ。頂上の「箱根大観山」まで走れば富士山と芦ノ湖が姿を現し、さらに芦ノ湖スカイラインまで足を延ばせば、駿河湾や海沿いの街並みが眼下に広がる。そして、芦ノ湖スカイラインの「三国峠」では、雄大な富士の姿をすそ野まで望むことができる。

今回のドライブで、大小さまざまなコーナーが続くワインディングロードを楽しめた理由のひとつは、新プラットフォームTNGAを採用したカローラスポーツの足まわりがしっかりしているからだろう。

そしてもうひとつ、足元を支えるMICHELIN PILOT SPORT 5(ミシュラン パイロット スポーツ ファイブ)の情報伝達能力の高さも、ドライバーに自信を与える理由のひとつだ。タイヤと路面がどのように接しているかという情報を、きめ細やかに伝えてくれるのと同時に、これから車体がどう動くのかも教えてくれる。路面とタイヤ、そしてクルマの連携が密になるから、ドライバーは余裕をもってハンドルを握ることができるのだ。

パイロット スポーツ ファイブはスポーツタイヤに分類されるけれど、決してマッチョなタイヤではない。繊細な身のこなしを見せる、フィギュアスケーターのようなスポーツタイヤだ。

箱根 芦ノ湖スカイライン パーキングスペース「FUJI VIEW」

箱根ターンパイク側から芦ノ湖スカイラインに入った最初のパーキングスペース「FUJI VIEW」では、海と山と街の美しいコントラストによる大パノラマが広がる。「FUJI VIEW」と言いつつ、富士山を見ることはできないのであしからず。

三国峠から望む富士山

標高1070m地点にある「三国峠」では、富士山のエネルギーを目だけでなく全身で感じることができる。10月中旬から2月末ぐらいまでは、富士山頂と太陽が重なり合う神秘的な瞬間、いわゆる“ダイヤモンド富士”を拝むチャンスもある。

目の前の料理と向き合う、とても贅沢な時間
箱根 オーベルジュ オー・ミラドー

自然の息吹や都会とは違う澄んだ空気を全身で感じつつ、パイロット スポーツ ファイブを履いたカローラスポーツで目指すのは、芦ノ湖からほど近い老舗のオーベルジュだ。

箱根 オーベルジュ オー・ミラドーの車寄せ

「西と東の融合」の地でもある箱根は、1年365日にわたって“旬”の食材に囲まれている。1986年、日本初のオーベルジュ「オーベルジュ オー・ミラドー」を芦ノ湖畔に構えた理由はそんなところにもあるそうだ。

オーナーシェフの勝又 登さん

オーナーシェフの勝又 登さんは、生粋の料理人。食材や料理への情熱は衰えるどころかますます盛んで、畑や港、牧場などを往復する生活を30年以上も続けているという。

オーベルジュの素晴らしいところは、美しい森と湖に囲まれた非日常の環境で美食を味わえることだ。日々の暮らしのわずらわしさから遠く離れて、目の前の一皿に集中することができる。また、こだわりのワインなどを存分に楽しめることも、レストランと宿泊施設を組み合わせたオーベルジュというスタイルの醍醐味と言えるだろう。

オーベルジュ オー・ミラドーの支配人である勝又 宰(つかさ)さんによれば、情報過多のいまの時代、「おいしい料理さえあれば、他には何もいらない」というコンセプトでこのオーベルジュを運営しているとのこと。確かに都会の喧騒を離れて、携帯の電源もオフにして美食に専念できる時間は、とても贅沢に感じられた。

オーベルジュ オー・ミラドー
住所:神奈川県足柄下郡箱根町元箱根159-15
電話:0460-84-7229
URL:https://mirador.co.jp/

支配人の勝又 宰さん

「どんなに時代が移り変わったとしても、変わらぬ価値や守っていくべきものはある。情報が錯綜し、線引きがあいまいになりがちな現代こそ、オーベルジュの伝統をしっかりと守っていきたい」と語る支配人の勝又 宰さん。

箱根 オーベルジュ 地産地消をテーマにした料理

地産地消をテーマにした料理は、生産者とシェフの信頼関係をベースにしたコラボレーション作品ともいえる。

箱根 オーベルジュ ゲストルーム

フランス文化や現地の空気感をまとう調度品で仕立てられた客室は、まるでフランスを旅しているかのような気分にさせてくれる。

食の持続可能性とドライビングプレジャー
トヨタ カローラスポーツ×MICHELIN PILOT SPORT 5

オーベルジュ オー・ミラドーには、もうひとつのコンセプトがある。それは、地場の素材にこだわる、地産地消の考え方だ。食材を提供する生産者と信頼関係を築くことができれば、ともに継続的に成長することができる。また、健康や環境に配慮した良心的な食材が増えるということは、持続可能な社会の構築にもつながる。

一方のミシュランも、早くからサステナビリテイへの取り組みを推進している。たとえばタイヤ原材料の約30%はすでに天然素材もしくはリサイクル素材を用いているし、さらには2050年までに原材料を“100%持続可能”にする目標を掲げている。全世界で7つもあるミシュランの研究開発センターでは、今この瞬間も100%へと着実に歩みを進めているのだ。

フランスの食文化を日本に伝え、サステナビリティにこだわるオーベルジュ オー・ミラドーに、ミシュランのタイヤを履いて出かけるというのは、まさにぴったりの組み合わせだ。帰路には少し回り道して、芦ノ湖畔に輝く夕日を眺めるのも悪くないだろう。

トヨタ カローラスポーツ×MICHELIN PILOT SPORT 5

クルマの電動化やEVの普及が進むなか、「空飛ぶクルマ」の実現もまったくの夢物語ではなくなっている。その一方、たとえクルマを取り巻く環境が大きく変わったとしても、ミシュランタイヤは人々に安全とドライビングプレジャーを届け続けてくれるだろう。

芦ノ湖のマジックアワー

夕方と夜がミックスした“マジックアワー”は、1日のなかでも特別な時間。美しい景色を写真に収めつつ、ドラマチックに変化する空をぼんやりと眺めてみたい。

今回のクルマ

トヨタ カローラスポーツ
トヨタ カローラスポーツ

低重心&高剛性のTNGAプラットフォームを採用した「カローラスポーツ」は、爽快かつ効率的な走りを特徴とするハッチバック。また、車載通信機DCMやT-Connect(3年間無料)などを採用した“初代コネクティッドカー”として、カーライフにおける安心・安全・快適・便利を高めている。
詳細:https://toyota.jp/corollasport/

2022年3月16日掲載(取材日:2021年12月8日)
※掲載内容は取材時の情報です。

企画構成/carview!・野口真宏、文/サトータケシ、写真/篠原晃一
取材協力/オーベルジュ オー・ミラドー

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