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MotoGP 2022 ROUND 17
THAILAND

■予選:10月1日/決勝:10月2日
■開催地:チャーン・インターナショナル・サーキット(タイ)
■レース周回数:25周(113.85 km)

MICHELIN Power Rainが高性能を存分に発揮
KTMのオリベイラが今季2勝目を飾る

二輪ロードレースの世界最高峰シリーズ MotoGPの2022年シーズン第17戦タイGPが開催され、Red Bull KTM Factory Racingのミゲール・オリベイラがこれを制して今季2勝目を飾りました。今回の決勝レースはウェットコンディションのもとで行われ、出場全車が使用するMotoGP公式レインタイヤ MICHELIN Power Rainのグリップ性能と耐久性の高レベルでの両立が存分に実証されました。また、ドライコンディションで行われた予選では、Mooney VR46 Racing Teamのマルコ・ベッツェッキが、MotoGP公式スリックタイヤ MICHELIN Power Slickのハイパフォーマンスを生かして、チャーン・インターナショナル・サーキットにおけるMotoGPマシンの史上最速ラップタイム(オールタイムラップレコード)の新記録を叩き出しました。

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タイGP優勝
ミゲール・オリベイラ(KTM RC16)

金曜日と土曜日の走行はすべてドライコンディションのもとで行われたことから、決勝レースにおける各ライダーは、このレースウィーク中で初めてウェット路面をレインタイヤで走ることになりました。それでも、ミシュランのMotoGP公式レインタイヤ MICHELIN Power Rainは、確かなインフォメーションを提供し続け、各ライダーからの信頼を裏切りませんでした。そして、この一戦で最も巧みな走りを見せたオリベイラが、やはりウェットレースであった第2戦インドネシアGPに続く今季2勝目を挙げました。

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新型コロナウイルス感染症のために、過去2年は開催が見送られていたタイGP。バイク人気が非常に高い国だけに、3年ぶりとなったMotoGPレースには大観衆が訪れ、観戦スタンドは熱心なファンで埋め尽くされました。

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予選では、バレンティーノ・ロッシの教え子のひとりであるマルコ・ベッツェッキがオールタイムラップレコードを更新する最速タイムをマーク。MotoGP出場17戦目にしてキャリア初のポールポジションを獲得しました。

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決勝はウェットレースとなり、ポールポジションから出た#72 ベッツェッキはスタート直後の第1コーナーでオーバーラン。トラックリミット違反のペナルティにより1つ順位を下げ、最終的には10位でのゴールとなりました。

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レース後半は路面の水量がかなり減りましたが、MICHELIN Power Rainの高い耐摩耗性とグリップ性能に支えられながら、KTMの#88 オリベイラとドゥカティの#43 ジャック・ミラーが熾烈なトップ争いを繰り広げました。

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オリベイラはミラーを0.730秒差で振り切って今季2勝目。3位にはドゥカティのフランチェスコ・バニャイアが入り、ポイントリーダーで今回はノーポイントに終わったヤマハのファビオ・クアルタラロに2ポイント差まで迫りました。

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ドライでの走行では、2名のライダーが従来のオールタイムラップレコードを更新。サーキットのMotoGP最高速度記録も塗り替えられ、MICHELIN Power Slickのハイパフォーマンスが示されました。そして雨の決勝では、MICHELIN Power Rainが兼ね備えた高いグリップ性能と耐久性が遺憾なく発揮されました。

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