効率性とは、サイクリストが走行中に供給するエネルギーをタイヤがどれだけ伝達できるかを示すものです。
タイヤの効率は次の式で求めることができます : (伝達されるエネルギー) / (供給されたエネルギー) = 効率
この式で求められる結果は常に1未満となり、効率は0.00~0.99の値で表されます。
効率性を左右するタイヤの要素 :
- ラバー・コンパウンドの特性(シリカの配合など)
- トレッドパターン
- ファブリックの密度と構造(TPI : 1インチあたりの繊維の本数)
- タイヤの構造、補強材など
- インナーチューブの品質(ミシュランの場合 : LATEX>ULTRALIGHT>AIRSTOP>PROTEK)
- タイヤサイズ(23>20>...)
- 空気圧(8>7>6bar ...)
- タイヤの転がり抵抗係数
効率性に影響を与える外的要因 :
- 路面の性質
- 空気抵抗
- ホイールとベアリング