グリップとは、ブレーキング、トラクション、コーナリングといったさまざまなコンディションで、サイクリストの要求に反応できるタイヤ性能のことです。
マウンテンバイクとシティトレッキング用タイヤのグリップは、主にタイヤのトレッドパターン、空気圧、ラバー・コンパウンドの組み合わせに関係しています。
ロードタイヤの場合、グリップは主にラバー・コンパウンドの配合、空気圧、そしてこの2つのパラメーターと路面とのマッチングによって左右されます。
濡れた路面では、タイヤのサイズにより異なりますが接地面積がわずか7〜9mm(タイヤサイズにより異なる)であるにもかかわらず、7kg/cm²(7bar)前後の空気圧まで高めることで水膜を切り裂き、タイヤを路面にグリップさせることができます。