クラシックタイヤ 背景 1930s

1930年代のタイヤシリーズ

Cross-ply tires with bead wires.

ビードワイヤー付きクロスプライタイヤ

ビード付きタイヤに代わる、ビードワイヤーが追加されたクロスプライタイヤは、脱着が可能なタイヤの第2世代です。これらのタイヤには、2つの大きなイノベーション:ラバーにカーボンブラック、カーカスにテキスタイルコードを採用しています。

耐用年数の向上

1925年にビードワイヤーが採用されました。耐力が向上しタイヤがリムから外れにくくなりました。さらに、これらのタイヤが登場する前には2つの大きなイノベーションがもたらされています。
● 1917年にカーボンブラックを採用。これによりタイヤの耐用年数が5倍に伸びました。
● タイヤのカーカスにテキスタイルコードを採用。
1919年に「cable」、1923年には最初の自動車用低圧タイヤ※1 「cable confort」が登場しました。
※1  250kPa (2.5kgf/cm2)

DOUBLE RIVET

「DOUBLE RIVET」は自動車用タイヤの第1世代ビードワイヤー付きタイヤとして1925年に初めて発売された製品です。このトレッドパターンは当時としてはまさに画期的なものでした。そしてこれは、後のラジアルタイヤの開発にもつながっていきます。

SUPERCONFORT

より低い空気圧で摩耗しにくいタイヤを目指して研究を続けた結果、1932年にミシュランは従来タイヤに比べ、低空気圧で使用できる「SUPERCONFORT」を発表、そして1935年には「SUPERCONFORT STOP S」を発表しました。このタイヤはサイプを深く刻んだトレッドパターンを採用し、濡れた路面に対応した初めてのタイヤです。当時ミシュランは、波状の「ジグザグ」サイプを採用したタイヤを製造できる唯一のメーカーでした。このタイヤは非常に優れたグリップ性能を発揮し、安全性能の向上に大きく貢献しました。「SUPERCONFORT STOP S」は名前からイメージできるように、優れた乗り心地と運動性能を兼ね備えています。

クラシック タイヤ 1930
クラシック サイズリスト 1930

断面幅、外径はETRTO規格によるものです。実寸値とは異なる場合があります。サイズによっては写真とトレッドパターンが若干異なる場合があります。サイズによっては、サイドウォールマーキングが異なる場合があります。各サイズともチューブタイプです。▲印のチューブは"valve with right angle bend"となります。▲▲印のチューブは"valve offset"となります。■印のチューブは"centre valve"となります。当カタログ掲載品の生産・在庫状況によっては納期に時間がかかる場合がございます。

使用条件 ・最高速度は150km/h ・空気圧は200~350kPa (2.5~3.5kgf/cm)   ・タイヤの性能を最大限に引き出すには、積載状態の車両で実際にかかる(計測した)負荷に対応する空気圧で使用する。

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