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TURKEY

WRC 2019  ROUND 11

■9月12日〜15日
■開催国:トルコ
■ステージ路面:グラベル(一部舗装路)

今季最も過酷な路面にミシュランタイヤが奮闘
オジエが3勝目、シトロエンが1-2フィニッシュを飾る

WRC第11戦ラリー・トルコは2019年のWRCにおいて最も過酷な路面でのイベントとして開催されました。とりわけラリー前半は気温と路面温度が高く、クルーやマシン、そしてタイヤは厳しい条件にさらされましたが、ミシュランのワールドラリーカー用WRC公式タイヤ MICHELIN LTX Forceは高いパフォーマンスと耐久性の双方を発揮してパートナーチーム各車の戦いを支え抜きました。なお、ラリーはシトロエンのセバスチャン・オジエが半年ぶりの勝利を挙げて今季3勝目をマーク。チームメイトのエサペッカ・ラッピが2位に入り、シトロエンが4年ぶりの1-2フィニッシュを飾りました。

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ギャラリー

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ラリー・トルコ総合優勝
セバスチャン・オジエ(シトロエン C3 WRC)

大半のクルーがハードコンパウンドのMICHELIN LTX Force H4のみでアタックしたデイ3最初のロングステージ SS8に、オジエはミディアムコンパウンドのMICHELIN LTX Force M6と同H4をミックスして装着しアタック。ミディアムでもタフなコンディションを耐え抜いてくれるはずという6年連続王者の期待にミシュランタイヤは見事に応え、このステージでオジエは圧倒的なトップタイムをマーク。今大会優勝の原動力としました。

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トルコ西南にあるダッチャ半島などの山岳地帯に設けられた今大会のスペシャルステージは、そもそもラフな路面である上に、ラリーカーが走行するごとに轍が掘られていき、そこへ角の尖った岩が転がり出るという状況に。さらに、今大会の前半は日中の最高気温が35℃ほどになり、強い日差しによって路面温度も一段と高いものとなって、タイヤにとっては非常に厳しいコンディションとなりました。

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地中海に面したリゾートタウンとして賑わうマルマリスが今大会のホストタウンであり、9月12日(木)の夕方にはヨットハーバーにおいてセレモニアルスタートが催されました。その穏やかな雰囲気はまさに嵐の前の静けさと言うべきもので、翌朝から各車は今シーズンのWRCで最も過酷なスペシャルステージ群にアタックしていきました。

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山岳ステージに挑む初日であったデイ2を支配したのはシトロエンのエサペッカ・ラッピでした。グラベルイベントでは通常、早い出走順は路面の掃除役となって不利ですが、このラリー・トルコのようなラフロードイベントには当てはまりません。この日の彼の出走順は3番手で、まだ轍ができていない上に前走車により掻き出された岩も少なめであり、その有利な走行条件を生かしてラッピは好走しました。

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デイ2をチームメイトのラッピから17.7秒遅れの2位で終えたセバスチャン・オジエ。明くるデイ3の前半の3本のステージを、彼はミディアムコンパウンドのMICHELIN LTX Force M6を多めの3本、ハードコンパウンドのH4は2本としたパフォーマンス優先の組み合わせでアタックしました。タイヤマネージメントに長けたオジエならではの戦略でしたが、好タイムを並べながら見事にタイヤを壊すことなく各ステージを走り切りました。

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ラリー最終日のデイ4を確実に走り、オジエは3月のラリー・メキシコ以来となる優勝を飾り、今季3勝目を挙げました。そして、ドライバー選手権において彼をリードしていたふたりのドライバーがトラブルやアクシデントによって今回はわずかなポイントしか獲得できずに終わったことから、オジエはランキング2位に再浮上し、チャンピオン争いで息を吹き返すことになりました。

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チャンピオン争いを演じるチームメイトをアシストするため、ラリー最終日のデイ4では過度なアタックは避けたラッピでしたが、最終SSのひとつ手前のステージでスピンを喫するなど、楽に走り続けていたわけではありませんでした。それでもラッピは後続に約30秒という十分なマージンを持って今季3度目となる2位でゴール。2015年ラリー・アルゼンチン以来となったシトロエンの1-2フィニッシュ達成に貢献しました。

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ポイントランキング2位につけて今大会を迎えたヒュンダイのティエリー・ヌービルでしたが、デイ3最初のSS8でマシンを横転させてしまい約4分半を失いました。それは、順位をその後大きく挽回していくには大きすぎたタイムロスで、ヌービルは8位でゴールするにとどまりました。ただし、ボーナスポイントが加算される最終ステージでは2番手タイムを記録。ポイントリーダーとは30点差として、残るは3戦となりました。

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トヨタ勢にとって今大会は試練のラリーとなりました。ラフロードでの今回はライバルよりペースが劣るケースが目立ち、ヤリ‐マティ・ラトバラとクリス・ミークはともにコースサイドの岩に引っかけてリアバンパーを失ったほか、タイヤをパンクさせるなどして奮わず。さらに、ポイントリーダーのオィット・タナックはSS8でECUトラブルによりデイリタイアを余儀なくされました。タナックはラリー最終日のデイ4には再出走し、最終ステージではトップタイムを叩き出して最大のボーナスポイント5点を獲得しました。

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今シーズンのWRCの数あるグラベルイベントの中でも例外的に過酷な路面での一戦であった今大会ですが、使うことができたのは他のラリーでも使用しているMICHELIN LTX Force H4および同M6です。これらのタイヤはトレッドブロックがどんどん摩滅していくラフなコンディションにおいてもそのライフの最後まで持ち前の性能を発揮し続け、各ユーザーの戦いを支えました。

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