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スタッドレスタイヤのプラットフォームとは?いつ交換すべき?

2020年11月27日 19:00 MICHELIN | 文:小鮒 康一/写真:日本ミシュランタイヤ

冬場の車のメンテナンスにおいて、タイヤの履き替えは非常に重要です。特に積雪のある地域では、スタッドレスタイヤへの履き替えは冬が訪れるたびに行うメンテナンスだといえます。前シーズンで利用したスタッドレスタイヤを利用するにあたって、確認すべきサインが「プラットフォーム」です。ところがスタッドレスタイヤを利用している方の中には「プラットフォームがどういう意味かわからない」という方もいるのではないでしょうか。

そこでこの記事では、タイヤのプラットフォームとはなにか、チェック方法や交換タイミングについて紹介します。冬場の路面が悪いなかでも、快適で安全な走行を楽しむためにも、ぜひ最後まで内容をご確認ください。

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スタッドレスタイヤのプラットフォームとは?

プラットフォームとは、冬用タイヤのゴムがどの程度摩耗しているのかを示すサインです。新品時の溝の高さから50%まで摩耗した段階で、冬用タイヤとしては使用できなくなってしまいます。

その減り具合を判断するのが「プラットフォーム」と呼ばれるものです。


プラットフォームの高さと同じになるまでタイヤの接地面が摩耗すると、新品時から50%まで摩耗したということになるので、冬用タイヤとしての使用期限が来たと判断することが可能です。

なお、同じくタイヤの寿命を示すサインとして「スリップサイン」があります。それぞれの違いは以下のとおりです。

  • スリップサイン:タイヤとしての限界を示すサイン

  • プラットフォーム:冬用タイヤとしての限界を示すサイン


つまり、プラットフォームは冬に特化した限界サインで、スリップサインはタイヤそのものの寿命に関するサインです。そのため冬用タイヤの場合は、まずはプラットフォームの状況を確認しましょう。

スタッドレスタイヤが冬道で滑りにくい理由とは?

冬道でタイヤが滑ってしまう理由ですが、凍結路面の場合はタイヤと路面との間に水の膜が出来ることで、そして積雪路面ではタイヤと路面の間に雪が入り込むことで、路面とタイヤの摩擦が小さくなることが主な原因となっています。

そのため、スタッドレスタイヤは凍結路面で滑る原因となる水の膜を破り、しっかり除水と排水ができる溝(サイプ)と、低温でもしなやかさを失わないトレッドコンパウンドでしっかり氷に密着し、氷上でのグリップを発揮します。積雪路面ではしっかり雪に食い込むように切られた深い横溝と低温でもしなやかに動き、雪を踏みしめるトレッドコンパウンドで雪に爪を立てるよう路面を捉えるため、雪道でも優れたトラクションを発揮します。


つまり、以前使っていたスタッドレスタイヤが今年も問題なく使えるかどうかは「溝が残っているか」と「ゴムのしなやかさが失われていないか」をチェックすれば判断できます。

プラットフォームはタイヤのどこにある?

プラットフォームは、タイヤ側面に記された「↑」マークの部分の溝に設定されています。プラットフォームの場所は4カ所以上あるため、複数あるプラットフォームの位置をすべて確認しておくと安心です。

もちろん、履き替え前はプラットフォームが露出していなくても、シーズン中に露出する可能性は十分にありえます。履き替え前だけでなく、シーズン中はこまめにプラットフォームのチェックを行ってください。

プラットフォーム以外で見分けるスタッドレスタイヤの交換タイミング

プラットフォーム以外でスタッドレスタイヤの交換のタイミングを見分けるには、以下の方法があります。いずれも車の使用状況によって異なるため、あくまでも参考程度にしてください。

・使用年数および製造年数

スタッドレスタイヤは、普通のタイヤに比べて柔らかいゴムで作られています。ゴムを柔らかくすることで、低温下でも凍った道への接地面積を増やし、安定した走行を実現可能です。

ところが、ゴムは年数が経過すると、紫外線などの影響により硬く変化する性質があります。ゴムが硬くなると、スタッドレスタイヤの強みである柔らかさが失われてしまいます。同様に、硬化したことによるひび割れにも注意が必要です。よって、使用を始めてから数年経ったら継続使用が可能かタイヤ販売店で見てもらうと良いでしょう。

スタッドレスタイヤの正しい保管方法は?

その方法とは、直射日光(紫外線)や高温多湿な状態を避けて保管するというもの。マンション住まいの方などはベランダで保管しているという人も多いかもしれませんが、その場合は日よけのカバーを使うというのも効果的です。ただし、カバーをかけっぱなしにすると湿気が溜まってしまうので、たまには陰干しをするとなおよいでしょう。


倉庫のような直射日光の影響を受けない場所に保管できるのがベストではありますが、その際は油脂類や化学薬品、オゾンなどゴムの劣化や変質を促すものからは遠ざけて保管できるようにしましょう。

またタイヤの変形を防ぐためにも、タイヤ単体で保管する場合は立てた状態で、ホイールに組み込んだ状態で保管する場合は空気圧を半分程度に落として、ホイール同士が接触するように重ねて保管することをおすすめしています。

最近ではタイヤショップなどで保管サービスを行っているところも増えてきたので、そういったところに預けてしまうのも一つの手段です。

なお、タイヤ公正取引協議会のテストによると、適正な環境で保管されていたスタッドレスタイヤであれば、製造から2シーズンが経過したものでも当年に製造したタイヤと同等の性能を保つことが確認されています。

また、ミシュランのスタッドレスタイヤはロングライフかつ性能持続性が高い(性能の落ち込みが緩やか)ため、適切な管理さえできれば環境にもお財布にも優しい冬季も安心してドライブを楽しめる環境が整えられます。

スタッドレスタイヤの購入はハードルが高いと感じる人には、雪も走れる夏タイヤがオススメ

降雪地域であれば当然のように装着するスタッドレスタイヤではありますが、首都圏などの自動車ユーザーにとっては万が一のために毎冬スタッドレスタイヤへ交換するのはハードルが高いという声も聞かれます。

確かに一冬全く雪が積もらない年もありますが、数年前のように2週続けて首都圏ではめったに降らないような量の降雪で交通機関が大混乱になった、というのも記憶に新しいところ。

とはいえ、1年に数回あるかないかのときのためにスタッドレスタイヤを用意するのはなかなか……という風にお考えの方も多いですよね。そんな首都圏のユーザーにオススメしたいのが、“雪も走れる夏タイヤ”のキャッチコピーでおなじみの「MICHELIN CROSSCLIMATE(クロスクライメート)」シリーズです。

これは夏タイヤの性能はそのままに雪の走行性能をプラスした新発想のタイヤであり、四季を通じて履き続けることができるため、タイヤ交換の手間やコスト、保管場所の問題などを一気に解決できるタイヤです。

またミシュラン クロスクライメートシリーズは、日本最大級のクルマSNSサイト「みんカラ」のユーザーレビューによって算出される「パーツオブザイヤー2019 年間大賞」*¹及び「パーツオブザイヤー2020 年間大賞」*² のオールシーズンタイヤ部門で2年連続1位を、そして2021年・2022年の年間大賞*³*⁴では同部門でともに「殿堂入り」*⁵を獲得しており、実際にタイヤを購入・使用したユーザーからも高い評価を受けているタイヤなのです。

降雪地域にお住まいのユーザーで頻繁に氷雪路面を走行するユーザーにはスタッドレスタイヤの装着をおすすめしますが、そうでないユーザーにとっては、急な積雪時には心強い味方となってくれることでしょう。

そして自分のクルマの使い方ではどのタイヤをチョイスしたほうがいいのか悩んでいる人は、前述のミシュランお客様相談室にお問い合わせいただくか、ミシュランタイヤ販売店検索機能でお近くの販売店に足を運んでいただければ、ニーズに合った最適なタイヤを探すお手伝いやアドバイスを受けることができますので、お気軽にご連絡ください。

また、ミシュランのスタッドレスタイヤはロングライフかつ性能持続性が高い(性能の落ち込みが緩やか)ため、適切な管理さえできれば環境にもお財布にも優しいウインターライフが送れること間違いなしです。



*1/*2/*3/*4 みんカラに投稿されるユーザー評価に基づいたランキング結果
(集計期間:*1 2018年11月1日~2019年10月31日、*2 2019年11月1日~2020年10月31日、*3 2020年11月1日~2021年10月31日、*4 2021年11月1日~2022年10月31日)
*5 過去数年間で不動の支持を集め続けたパーツに送られる称号です。




ライター

Kouichi KOBUNA

フリーランス自動車ライター。
軽自動車からスポーツカー、ミニバン、電気自動車と幅広い車両を所有し、
ユーザーの目線に立つことを第一に記事を執筆中。

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