ダカール・ラリー
ダカール・ラリー
ダカール・ラリーは世界で最も長い歴史を持つ
クロスカントリーラリーの最高峰ともいわれる大会です。
条件の激しく移り変わるコースを、一日300から800kmに渡って走るレースです。コース上には砂丘あり、険しい場所あり、地盤のもろい場所、ぬかるみなどが潜んでいます。タイヤへの負担の大きさも容易に想像できます。タイヤにかかる熱負担も重要な要素です。路面の温度は実に50℃以上。タイヤも激しく消耗します。
- ミシュランは2011年の大会で、初めてミシュラン ・デザートを投入。新しい450ccバイク専用に開発されたタイヤで、まさにクロスカントリーラリー30年の経験の結晶でした。
- このタイヤを搭載したマシンで、2013年にはシリル・デプレが優勝。本人5回目となる世界チャンピオンを獲得、ミシュランとしては1982年以来30回目となる勝利でした。
ミシュラン・デザートは「ビブ・ムース」と組み合わせて使うことを前提に開発されたタイヤです。ビブ・ムースは1980年初頭にパンク防止のために開発されたシステムで、現在では一般に広く市販されています。扱いやすく、高いグリップ力、優れたバランス性能と耐久性が特徴で、ダカールラリーの有名ライダー達から高い評価を得ています。