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QATAR

MOTOGP 2019 ROUND 1

■予選:3月9日/決勝:3月10日
■開催地:ロサイル・インターナショナルサーキット(カタール)
■レース周回数:22周(118.36 km)

初戦からいきなり展開された白熱の攻防
ドビツィオーゾがマルケスを下し2年連続開幕戦制覇

MotoGPがミシュランタイヤによるワンメイクとなって4年目のシーズンが始まりました。今年もナイトレースとして開催されたオープニングラウンドのカタールGPは、6名以上のライダーがホイールtoホイールの白熱した首位争いを終始繰り広げた好レースとなりました。その中で主導権を握り続けたのはドゥカティのアンドレア・ドビツィオーゾで、スズキのアレックス・リンスや前年王者であるホンダのマルク・マルケスによるアタックをことごとく退けて2年連続となる開幕戦優勝を飾りました。2位にはマルケス、3位にはLCR ホンダのカル・クラッチローが入りました。上位15名が16秒差の中で、特に上位6名はわずか0.6秒差の中で相次いでフィニッシュするという接戦でした。

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カタールGP優勝
アンドレア・ドビツィオーゾ
(ドゥカティ・デスモセディッチGP19)

レース終盤にはマルケスが激しいチャージを見せ、最終ラップのひとつ前の周回でドビツィオーゾをかわして首位を奪いました。しかし、ドゥカティに乗るイタリア人ライダーは最終ラップに入るストレートでホンダのスペイン人ライダーを抜き返します。諦めることを知らないマルケスはさらに2度にわたって仕掛けてきましたが、ドビツィオーゾはそれらを抑え切って開幕戦を制しました。

motogp2019 r1 02

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公式タイヤサプライヤーとなって4年目となる今シーズンのMotoGPにおいてミシュランは、ドライコンディション用のスリックタイヤ MICHELIN Power Slickは3種類、ウェットコンディション用のレインタイヤ MICHELIN Power Rainは2種類を各レースに用意していきます。今大会の舞台となったロサイル・サーキットは右コーナーの比率が高く、Power SlickとPower Rainの双方ともリアタイヤに関しては右側ショルダー部をより固めとした左右非対称コンパウンド仕様を持ち込みました。

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予選と決勝レースは夜の帳が下りた午後8時台に行われるナイトレースとして開催されたカタールGP。ただし、金曜日と土曜日にはまだ明るい午後の時間帯にフリープラクティスが行われました。金曜午後の1回目のプラクティスではヤマハのバレンティーノ・ロッシがトップタイムを記録しましたが、路面温度がぐんと下がった同日夜の2回目のプラクティスで彼は16番手に沈み、変則的なタイムスケジュールによるコンディションの変化の影響を大きく受けていました。

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スタートからレースを引っ張ったのはドビツィオーゾでしたが、オフシーズン中のテストから好調のスズキのアレックス・リンスが、カル・クラッチロー、マルク・マルケス、そしてドビツィオーゾを立て続けにかわして4周目には首位に浮上しました。しかし、ドビツィオーゾも応戦し、何度も順位を入れ替えるドッグファイトが展開されます。やがてそれにマルケスも加わって、首位攻防戦はさらに激しさを増していきました。

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リンスは小さいながらも手痛いミスを2度犯してやや後退。最後はドビツィオーゾとマルケスの一騎討ちとなりました。そして最終ラップ。マルケスは第10コーナー、さらには最終コーナーで、前を行くドビツィオーゾのインにフロントをねじ込んで首位奪取を図りましたが、ともに果たせず。わずか0.023秒差ながらもライバルを封じ切ったドビツィオーゾが真っ先にチェッカーフラッグを受けました。

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2年連続で開幕戦を制し、悲願のタイトル獲得に向けて最高のスタートを切ったドビツィオーゾとドゥカティチーム。「パーフェクトな形でタイヤをマネージメントすることができた。おかげでマルクよりグリップに少し余裕があったので、彼の最後のアタックに対抗することができた」とドビツィオーゾは語りました。

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昨年10月のオーストラリアGPでの転倒で右足首骨折という重傷を負い、約3カ月にわたってバイクに乗ることができずにいたLCR ホンダのクラッチローですが、2度のウィンターテストを経て臨んだ今大会では終始好調な走りを披露。レースではトップグループを走り続けたすえに3位に入り、昨年の日本GP以来となる表彰台に上りました。

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スズキで3年目のMotoGPシーズンに入ったリンス。予選は10位にとどまりましたが、決勝レースでは序盤のうちに一気にポジションを上げて4周目には首位に浮上。一旦は抜かれても再び抜き返すという力強い走りを見せ続けました。2度のミスによって表彰台を逃し4位という結果に今回は終わりましたが、パフォーマンスの高さを示して今後に期待を持たせるには十分な内容でした。

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この2月でついに40歳となり、最高峰クラスで20年目のシーズンを迎えたバレンティーノ・ロッシ。予選は14位にとどまりましたが、決勝レースでの彼のペースには競争力があり、着実にポジションを上げ続けていったすえにヤマハ勢最上位の5位でフィニッシュ。依然として頼れる存在であることを示しました。

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ミシュランは新開発のコンパウンドをMICHELIN Power Slickに導入。このオフシーズン中のテストにおいて各ライダーから好評を得た結果、今回のカタールGPからフロントタイヤ用ハードとリアタイヤ用ソフトに投入しました。そして、金曜日のフリープラクティスではマルケスが新しいラップレコードとなる1分53秒380をマーク。ライダー、マシン、そしてタイヤの進化が示されました。また、決勝レースではポイント獲得圏内の15名のライダーが16秒を切るタイム差の中ですべてフィニッシュ。様々なマシンに乗る様々なライダーに使われながらも均しく高いパフォーマンスを安定的に発揮したミシュランタイヤへの評価がまたしても高まった一戦となりました。

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