motogp 2023 rd1 hero

MotoGP 2023 ROUND 1
PORTUGAL

■予選:3月25日/決勝:3月26日
■開催地:アルガルベ・インターナショナルサーキット(ポルトガル)
■レース周回数:25周(114.80 km)

ミシュランの公式タイヤ供給8シーズン目が開幕
昨年王者のバニャイア+ドゥカティが強さを示す

ただ一社である公式タイヤサプライヤーの役をミシュランが務めるのもこれで8シーズン目となる二輪ロードレースの世界最高峰シリーズ MotoGP。その2023年シーズンの開幕戦ポルトガルGPが開催され、昨シーズンのチャンピオンであるフランチェスコ・バニャイア(Ducati Lenovo Team)が、25周で争われた決勝レースを見事な内容で制して優勝を飾りました。MotoGPでは今シーズンから、日曜日に行われる決勝レースの半分の周回数によるスプリントレースが、すべての大会の土曜日に開催されることになりました。そして、今大会で行われたMotoGP史上初のスプリントレースを制したのもバニャイアで、ディフェンディングチャンピオンが一段と増した強さを鮮やかに示したシーズンの幕開けとなりました。

motogp 2023 rd1 result
motogp racecard download 2023
motogp 2023 rd1 01

ポルトガルGP優勝
フランチェスコ・バニャイア(ドゥカティ・デスモセディッチGP23)

前年のチャンピオンだけに許されるバイクナンバー「1」をまとったライダーがMotoGPを走るのは、2012年以来。王者の自負を強く持って新シーズンを迎えたバニャイアは、初開催のスプリントレースと決勝レースの双方を見事な内容で制しました。決勝ではミディアム仕様のMICHELIN Power Slickを前後に装着したバニャイアですが、「ミディアムのフロントによってスピードの乗るコーナーを速く走れ、そしてリアはレースを通して安定して走るための強みになった。だから、タイヤにはとても満足している」とレース後に語りました。

motogp 2023 rd1 02

ミシュランは2016年シーズンから、MotoGPで唯一の公式タイヤサプライヤーとして活動。今シーズンもすべての出場ライダーが、ミシュランタイヤのユーザーとして戦います。

motogp 2023 rd1 03

今大会の舞台となったアルガルベ・サーキットは、高低差が大きいダイナミックなレイアウトと約1kmの長い直線を持ち、特にタイヤの左側にかかる負荷が強いコースです。

motogp 2023 rd1 04

予選では、ホンダのマルク・マルケスがポールポジションを獲得。彼のタイムは、従来記録を1.5秒も大幅に短縮する、アルガルベの新コースレコードとなるものでした。

motogp 2023 rd1 05

予選のトップ5には4つの異なるバイクメーカーのライダーたちが並び、どの車両に装着されても等しく高性能を発揮するミシュランタイヤのバランスの良さが示されました。

motogp 2023 rd1 06

史上初のスプリントレースではバニャイアが優勝。周回数が少ないため、どんどん攻めていく走りが求められる中で、全ライダーがリアにはソフトタイヤを選択しました。

motogp 2023 rd1 07

25周の決勝レースでは、2周目で首位に立ったバニャイアが、その後は終始レースをリード。王者として迎えた新シーズンの幕開けから、強さを遺憾なく発揮してみせました。

motogp 2023 rd1 08

2位には#12 マーベリック・ビニャーレスが入賞。バニャイアには届かなかったものの、在籍3年目のアプリリアで“大いに手応えあり”の新シーズンのスタートとなりました。

motogp 2023 rd1 09

アプリリアのアレイシ・エスパルガロが決勝中の最速ラップの新記録を樹立。また、バニャイアの優勝レースタイムは、従来記録を約14秒も更新する素晴らしい速さのものでした。

motogp 2023 rd1 10

コースレコード、決勝中の最速ラップ、そして優勝レースタイムのいずれもが大幅に更新され、ミシュランMotoGP公式タイヤの性能向上が明快に証明された開幕戦となりました。

You are using an unsupported web browser
本ウェブサイトではサポートされていないウェブブラウザをお使いのようです。一部の機能が正常に作動しない場合があります。閲覧中に動作が不安定になる場合があります。このウェブサイトを最大限活用していただくため、以下のブラウザのいずれかを使用していただくか、アップグレードまたはインストールしてください