THAILAND

MOTOGP 2019 ROUND 15

■予選:10月5日/決勝:10月6日
■開催地:チャーン・インターナショナル・サーキット(タイ)
■レース周回数:26周(118.404 km)

レコードラッシュとなった一戦を制し
マルク・マルケスが4年連続MotoGP王者に輝く

今回が2年目の開催であったタイGP。そのMotoGPクラスでは、開催サーキットにおける二輪車による絶対コースレコード、最高速、決勝レース中の最速ラップ、優勝レースタイムという4つの記録がすべて塗り替えられました。そして決勝レースでは、ファビオ・クアルタラロとマルク・マルケスが首位争いを延々と繰り広げましたが、最終ラップの最終コーナーで前に出たマルケスが優勝。この結果、レプソル・ホンダチームのマルケスが今シーズンのMotoGPライダー選手権を制し、4年連続・通算6度目のMotoGPチャンピオンに輝きました。なお、ミシュランタイヤユーザーによる世界グランプリロードレース最高峰クラスのタイトル獲得はこれで30回目(30年目)となりました。

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MARC MARQUEZ SPA REPSOL HONDA TEAM HONDA MotoGP GP Thailand 2019 (Chang International Circuit) 04-06.10.2019 photo: MICHELIN

タイGP優勝
マルク・マルケス(ホンダ RC213V)

タイトル獲得を祝う特別ペイントのヘルメットにキスするマルケス。ヘルメットにあしらわれた数字は、125ccクラスとMoto2クラスでの栄冠を合わせて通算8回目の世界タイトル獲得であることを示すもの。この先にまだ4戦も残した段階で今シーズンを制したマルケスは、「ミシュランにとってこれが最高峰クラスで30回目のタイトル獲得ということで、ミシュランの歴史の一部になれたというのは素晴らしい。タイヤを理解し、最高のシーズンを送ってくることができた」と語りました。

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FABIO QUARTARARO FRA PETRONAS YAMAHA SRT YAMAHA MotoGP GP Thailand 2019 (Chang International Circuit) 04-06.10.2019 photo: MICHELIN

雨に見舞われた土曜午前のフリープラクティス3での各ライダーはMICHELIN Power Rainを履いて走行しましたが、雨はお昼までには止み、午後の予選は完全なドライコンディションのもとでの実施に。ここでペトロナス・ヤマハ SRTのファビオ・クアルタラロが前年のポールタイムを0.312秒短縮する新コースレコード 1分29秒719を叩き出して今季4度目のポールポジションを奪いました。

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Marc Marquez (SPA) Repsol Honda Team Honda MotoGP GP Thailand 2019 (Chang International Circuit) 04-06.10.2019 photo: MICHELIN

2年目のタイGPのスタート。ポールポジションから出たNo.20 クアルタラロがホールショットを決め、予選は3位だったNo.93 マルケスと予選2位のNo.12 マーベリック・ビニャーレスが続くというオーダーに。リアタイヤの温度がとりわけ高くなるサーキットであることから、ミシュランはオーストリアGPでも使用した特別な構造のMICHELIN Power Slickを各車に供給しました。

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Fabio Quartararo (FRA) Petronas Yamaha SRT Yamaha MotoGP GP Thailand 2019 (Chang International Circuit) 04-06.10.2019 photo: MICHELIN

4周目以降、首位争いはNo.20 クアルタラロとNo.93 マルケスのふたりに絞られました。一時はクアルタラロが若干リードを広げましたが、マルケスは11周目に従来記録を更新するレース中の最速ラップを叩き出しながらクアルタラロの背後に再び迫っていきました。そして、過去3年連続のMotoGP王者は残り4周となったところで首位奪取のための本格攻勢を開始。最終ラップに入るストレートでついに前へ出ました。

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MARC MARQUEZ SPA REPSOL HONDA TEAM HONDA MotoGP GP Thailand 2019 (Chang International Circuit) 04-06.10.2019 photo: MICHELIN

諦めることを知らないクアルタラロは最終コーナーでマルケスのインへ果敢に飛び込んでいきましたが、王者はクロスラインで抜き返し、そして真っ先にチェッカーを受けました。これによりマルケスは見事に優勝で通算6個目となるMotoGPタイトルを獲得。ミシュランがMotoGP公式タイヤサプライヤーとなってから明け渡したことのない王座を今年もつかんでみせました。

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FABIO QUARTARARO FRA PETRONAS YAMAHA SRT YAMAHA MotoGP GP Thailand 2019 (Chang International Circuit) 04-06.10.2019 photo: MICHELIN

2戦前のサンマリノGPに続いて、マルケスとの一騎討ちによる優勝争いに最後の最後で敗れる格好となった20歳のMotoGPルーキー、クアルタラロですが、そのスピードに対する評価は高まるばかり。今回、シーズン5度目の表彰台登壇を果たし、非ワークスチームのライダーとしては最上位、そしてMotoGPルーキーライダーの中では断トツのランキング7位につけています。

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General / Atmosphere / Divers GP Thailand 2019 (Chang International Circuit) 04-06.10.2019 photo: MICHELIN

路面温度がそもそも高い上に、1kmの長さのあるストレートでの走行で特にリアタイヤが過熱するなど、タイヤにとっては難しい条件の多いチャーン・インターナショナル・サーキットですが、今大会では絶対コースレコードが0.312秒、レース中の最速ラップが0.567秒、そして優勝レースタイムは20秒近くも従来記録よりそれぞれ短縮され、マシン、そしてミシュランタイヤの性能向上が如実に示された一戦となりました。

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