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MotoGP 2022 ROUND 15
ARAGON

■予選:9月17日/決勝:9月18日
■開催地:モーターランド・アラゴン(スペイン)
■レース周回数:23周(116.771 km)

バスティアニーニが今季4勝目をマーク
速さを示す主要記録のすべてが更新される

MotoGPの2022年シーズン第15戦アラゴンGPでは、Ducati Lenovo Teamのフランチェスコ・バニャイアとGresini Racing MotoGPのエネア・バスティアニーニが、前戦のサンマリノGPに続いて一騎打ちによるトップ争いを展開。サンマリノではバニャイアが手にした勝利を、今回はバスティアニーニが奪い、今季4勝目をマークしました。今大会では、モーターランド・アラゴンにおける史上最高速度となる354.1km/hがバスティアニーニによりFP3で記録されたほか、同サーキットにおけるMotoGPマシンの最速タイム(オールタイムラップレコード)、決勝中のファステストラップ、そして同サーキットを23周して争われるレースの優勝タイムといった、速さの指標となる主要記録のすべてが更新され、ライディングの進化、マシンの進化、そしてすべての出場ライダーが使用しているミシュランタイヤの進化が明快に示された週末となりました。

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アラゴンGP
#23 バスティアニーニvs#63 バニャイア

他のライダーたちを大きく引き離しながら、ハイペースでの高度なトップ争いを繰り広げた#23 エネア・バスティアニーニと#63 フランチェスコ・バニャイア。来シーズンはドゥカティワークスでチームメイト同士となるこのふたりですが、前戦のサンマリノGPでは0.034秒差でバニャイアが優勝。そして今回は、0.042秒差でバスティアニーニがライバルを下し、この戦いを制しました。

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予選では、バニャイアが新たなオールタイムラップレコードとなる1分46秒069を叩き出して今季5度目のポールポジションを獲得。2位のジャック・ミラー、3位のバスティアニーニまでが従来のレコードを上回りました。

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ポールポジションの#63 バニャイアはスタートからリードしましたが、9周目に#23 バスティアニーニが前へ。その直後にオーバーランを喫して後退したバスティアニーニでしたが、最終ラップで再逆転を果たしました。

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バレンティーノ・ロッシがチームオーナーを務めるMooney VR46 Racing Teamのルカ・マリーニが、従来記録を更新するファステストラップをマーク。マリーニは、四つ巴の6位争いでは2番手の7位でゴールしました。

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今大会の結果、ドゥカティは今シーズンのコンストラクターズタイトル獲得を早々と確定させました。写真のバスティアニーニとバニャイアのふたりで10勝を記録。今大会では、トップ10のうち7名がドゥカティに乗るライダーでした。

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ヤマハのファビオ・クアルタラロは、スタート直後にホンダのマルク・マルケスと接触する形になって転倒し痛恨のリタイアに。依然ランキングトップながら、追い上げてきているバニャイアに対するリードは10ポイントにまで縮まりました。

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コースコンディションの結果、決勝出走の全ライダーが、フロントにハード、リアにミディアムを選択したレースに。優勝を争ったふたりは、1分48秒台のハイペースで走り続け、ミシュランタイヤの安定的な高性能を証明しました。そしてMotoGPは、翌週にはついに、3年ぶりとなる日本GPを迎えます。

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