SPAIN

MOTOGP 2020 ROUND 2

■予選:7月18日/決勝:7月19日
■開催地:サーキット・ド・ヘレス‐アンヘル・ニエト(スペイン)
■レース周回数:25周(110.575 km)

ついに迎えた初戦でクアルタラロがMotoGP初優勝を獲得

ミシュランは新設計リアタイヤをデビューさせる

当初の予定より4カ月遅れとなりましたが、2020年のMotoGP初戦がついに開催され、ペトロナス・ヤマハ SRTのNo.20 ファビオ・クアルタラロが21歳と3カ月という若さで最高峰クラス初優勝をポールtoフィニッシュでつかみ取りました。MotoGPクラスの公式タイヤサプライヤーであるミシュランは、スリックタイヤ MICHELIN Power Slickのリア用に新設計のものをデビューさせて確かな手応えを得ました。また、電動バイクの世界最高峰レースシリーズ FIM Enel MotoE World Cupの2020年シーズンも今大会からスタートを切りました。

motogp 2020 rd02 result

motogp 2020 rd02 01

FABIO QUARTARARO FRA PETRONAS YAMAHA SRT YAMAHA MotoGP GP Spain 2020 (Circuit Jerez) 17-17.7.2020 photo: MICHELIN

スペインGP優勝
ファビオ・クアルタラロ(ヤマハ YZR-M1)

昨年はMotoGP挑戦初年度であったにもかかわらず優勝を争う速さを幾度も披露。ただし、勝利には手を届かせられずにいました。そんなクアルタラロでしたが、今大会では予選で新コースレコードを記録しながらポールポジションを獲得。決勝では、スタートで順位を落としましたが力強く挽回し、最大のライバルである王者マルク・マルケスの転倒などもあって、シーズン初戦にして待望のMotoGP初優勝を奪う結果となりました。

motogp 2020 rd02 02

Divers Michelin Technical Team GP Spain 2020 (Circuit Jerez) 17-17.7.2020 photo: MICHELIN

3月に催された世界グランプリロードレース開幕戦カタールGPでは、新型コロナウィルス感染症の影響によりMotoGPクラスが中止に。それから約4カ月の活動自粛期間を経てようやく実現した今シーズン最初のMotoGP戦が今大会でした。残念ながら無観客での開催となりましたが、状況を考えれば致し方ないところ。一方、サーキットに入ったミシュランのスタッフたちは、ウィルス感染拡大防止の配慮を最大限に行いながら業務遂行にあたりました。

motogp 2020 rd02 03

MARC MARQUEZ SPA REPSOL HONDA TEAM HONDA MotoGP GP Spain 2020 (Circuit Jerez) 17-17.7.2020 photo: MICHELIN

ポールポジションのクアルタラロはスタートでやや出遅れ、まずNo.12 マーベリック・ビニャーレスが先頭に出ましたが、3周目にはNo.93 マルク・マルケスがトップに。その後マルケスはあわや転倒かと思わせるほどに姿勢を崩す状況があって大きく後退しましたが、そこから猛烈な追い上げを見せて再び優勝を狙えるポジションへと挽回していきました。

motogp 2020 rd02 04

FABIO QUARTARARO FRA PETRONAS YAMAHA SRT YAMAHA MotoGP GP Spain 2020 (Circuit Jerez) 17-17.7.2020 photo: MICHELIN

マルケスはレースも残り5周というところで3位に浮上。ところがその翌周にハイサイドを喫して転倒しリタイアとなりました。これで楽になったクアルタラロはビニャーレスの追撃を振り切って最高峰クラス初優勝をつかみました。表彰式ではさすがに感極まっていたクアルタラロは、「ミシュランタイヤのフィーリングはとても良かった。ポールポジションを獲れた予選でのタイヤのグリップは素晴らしくて、次のレースの予選を走るのが待ち切れない」と語りました。

motogp 2020 rd02 05

MAVERICK VINALES SPA MONSTER ENERGY YAMAHA MotoGP YAMAHA MotoGP GP Spain 2020 (Circuit Jerez) 17-17.7.2020 photo: MICHELIN

予選では2位につけたマーベリック・ビニャーレス。大半のライダーがフロントにハード、リアにソフトというタイヤ選択で臨んだ決勝レースでは、ビニャーレスとバレンティーノ・ロッシのヤマハワークス勢だけが前後ともにソフトを履くという戦略に出ました。結果的にビニャーレスはクアルタラロには4.6秒届きませんでしたが、フロントにハードを選んだ他のすべてのライダーたちを退けて2位表彰台を奪い、ミシュランタイヤがカバーするレンジの広さを証明する形となりました。

motogp 2020 rd02 06

ERIC GRANADO BRA AVINTIA ESPONSORAMA RACING MotoE GP Spain 2020 (Circuit Jerez) 17-17.7.2020 photo: MICHELIN

今回のスペインGPでは電動バイクの世界最高峰レースシリーズ FIM Enel MotoE World Cupの開幕戦が行われ、昨年ランキング3位のブラジル人ライダー、エリック・グラナド(アビンティア・エスポンソラーマ・レーシング)が初めての優勝を独走で飾りました。ミシュランが公式タイヤサプライヤーを務めるMotoEは、今年は5大会において7レースが開催される予定です。

motogp 2020 rd02 07

Divers Michelin Technical Team GP Spain 2020 (Circuit Jerez) 17-17.7.2020 photo: MICHELIN

ミシュランは今大会から新設計のドライコンディション用リアタイヤを投入。そしてファビオ・クアルタラロが予選でヘレス・サーキットの新たな最速ラップレコード 1分36秒705を記録しました。また、今大会用にミシュランが慎重に選定したコンパウンドも適切で、路面のタイヤへの攻撃性が高い上に53℃という高さとなった路面温度のもとでも摩耗は穏やかでした。

You are using an unsupported web browser
本ウェブサイトではサポートされていないウェブブラウザをお使いのようです。一部の機能が正常に作動しない場合があります。閲覧中に動作が不安定になる場合があります。このウェブサイトを最大限活用していただくため、以下のブラウザのいずれかを使用していただくか、アップグレードまたはインストールしてください