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MOTOGP 2023 ROUND 2
ARGENTINA

■予選:4月1日/決勝:4月2日
■開催地:アウトドルモ・テルマス・デ・リオ・オンド(アルゼンチン)
■レース周回数:25周(120.15 km)

雨のアルゼンチンGPでベッツェッキがMotoGP初優勝
ミシュランのレインタイヤが路面を確実に捉え続ける

MotoGP第2戦アルゼンチンGPは、不順な天候のおかげで、ミシュランが持ち込んだ公式タイヤの全種類に出番がある大会となりました。そして、日曜日の決勝レースはウェットコンディションのもとで開催され、ドゥカティのサテライトチームで、バレンティーノ・ロッシがチームオーナーであるMooney VR46 Racing Teamから出場のマルコ・ベッツェッキが、独走でMotoGP初優勝を飾りました。
今大会の決勝レースは、全周回にわたってフルウェットのコンディションで行われましたが、ミシュランのウェット用公式タイヤ MICHELIN Power Rainは、路面に浮いた水の幕をトレッドパターンが切り裂いて路面をしっかり捉え、強力なグリップを発揮。高出力で高負荷である世界最高峰クラスの走りを、25周=120kmにわたって、安定的に支え続けました。

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アルゼンチンGP優勝
マルコ・ベッツェッキ(ドゥカティ・デスモセディッチGP22)

ベッツェッキは、バレンティーノ・ロッシが主宰する二輪レースアカデミーで心技体を磨いてきた24歳のイタリア人。ロッシがチームオーナーであるMooney VR46 Racing Teamのライダーに起用されて、昨シーズンからMotoGPに参戦しており、2シーズン目の2戦目で、最高峰クラス初優勝を見事なライディングによって勝ち取りました。

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ミシュランは、作動温度に素早く到達し、より広いレンジに対応するコンパウンドを採用した新しいミディアム仕様のフロント用スリックタイヤを今大会でデビューさせました。

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予選Q2は、ハーフウェットの路面がどんどん乾いていくコンディションで、終盤にスリックに履き替えたアレックス・マルケスがMotoGPで初めてのポールポジションを獲得しました。

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12周のスプリントレースでは、KTMの#33 ブラッド・ビンダーが快走を披露。15番手グリッドから1周目のうちに3番手へ上がり、3周目で首位に上がると、逃げ切りを果たしました。

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ウェットの決勝は路面温度21℃のもとスタート。直後からベッツェッキが首位に立ち、その座を一度も譲ることなくゴール。自身にもチームにも初のMotoGP優勝をもたらしました。

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左から、2位のジョアン・ザルコ、優勝のベッツェッキ、3位のアレックス・マルケス。決勝レースは、ドゥカティのサテライトチーム勢が表彰台を独占する結果となりました。

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MICHELIN Power Rainの高性能の高い安定性により、レース終盤に至っても各ライダーのラップタイムが大きく落ち込むことはなく、「Performance Made to Last」をフィロソフィーとして掲げるミシュランの面目躍如といえる内容となりました。

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