2021年シーズンの第3戦がMotoGP開催コースの中でも随一の難易度と言われるポルトガルのアルガルベで開催され、前戦ドーハGPのウィナーであるヤマハワークスのファビオ・クアルタラロがまたも速さを見せてポールtoフィニッシュを達成。彼個人としては2戦連続、ヤマハワークスとしては開幕戦カタールGP以来の3戦連続となる優勝を果たしました。今大会では、アルガルベ・サーキットにおけるMotoGPマシンの史上最速ラップタイム（オールタイム・ラップレコード）、決勝レース中のファステストラップ、同サーキットを25周して行われるMotoGPレースの優勝タイムという3つの記録が塗り替えられ、ミシュランのMotoGP公式タイヤ MICHELIN Power Slickが5カ月前に行われたばかりである同GPの昨年大会より短期間のうちにさらにパフォーマンスを上げたことが証明されました。
