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MOTOGP 2023 ROUND 6
ITALY

■予選:6月10日/決勝:6月11日
■開催地:ムジェロ・インターナショナルサーキット(イタリア)
■レース周回数:23周(120.635 km)

ドゥカティ&バニャイアが母国ラウンドを完全制覇
レコード更新でタイヤの進化が証明される

前戦から約1カ月ぶりのMotoGP戦であった2023年シーズン第6戦イタリアGPは、同国出身の前年王者フランチェスコ・バニャイアが、土曜日のスプリントレースと日曜日の決勝レースの双方で優勝。バニャイアは、予選ではポールポジションを奪い、決勝では最速ラップも記録し、この週末を完全に制覇しました。彼の今回の予選タイムはムジェロ・サーキットでのMotoGPマシンによる史上最速のラップタイム(オールタイムラップレコード)であり、そして決勝中の最速ラップも従来記録を更新するものでした。さらに、MotoGPの最高速度記録を塗り替える366.1 km/hという恐るべきスピードがRed Bull KTM Factory Racingのブラッド・ビンダーによって叩き出され、ミシュランタイヤの進化が様々な記録によって証明された一戦となりました。

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イタリアGP優勝
フランチェスコ・バニャイア(ドゥカティ・デスモセディッチGP23)

予選でポールポジションを獲得、土曜日のスプリントレースで優勝、日曜日の決勝レースでも優勝。イタリア人ライダーのバニャイアが、母国グランプリを席巻しました。また、イタリアのバイクメーカーであるドゥカティのマシンに乗るライダーが、スプリントレースでも決勝レースでもトップ4を占める結果となりました。

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土曜日に11周で行われたスプリントレースの段階からドゥカティ勢が上位争いを支配。ワークスライダーのバニャイアが、サテライトチームから出場のマルコ・ベッツェッキやホルヘ・マルティンを退け、スプリント3勝目を飾りました。

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スプリントレースではKTMのブラッド・ビンダーがMotoGP史上最高のトップスピード 366.1 km/hを記録。最終コーナーを立ち上がって第1コーナーへ進入していくまでに、これだけの高速に達するのが最高峰MotoGPの世界です。

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日曜日の決勝レースもバニャイアが完全支配。スタート直後の第1コーナーで首位に立つと、一度も他者を前に出すことなく23周を走り切りました。これで今季3勝目。シリーズポイントでも独走態勢を固めようという様相に。

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今シーズンの開幕4戦を怪我のため欠場していたホンダのマルク・マルケスですが、復帰戦であった前戦に続いて今大会でも予選は2位に。しかし、決勝レースでは前戦と同様に転倒を喫してリタイアに終わってしまいました。

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電動バイクレースMotoEの今シーズン2ラウンド目も開催。日曜日のレースは雨に見舞われ、ミシュランのMotoE公式レインタイヤが確かなグリップを各ライダーに提供。LCR E-Teamの#51 エリク・グラナドが今季初優勝をもぎ取りました。

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今大会が行われたムジェロは、全体的にスピードが乗り、タイヤにかかる負荷が高いコースですが、オールタイムラップレコードと史上最高速の更新により、ミシュランタイヤのパフォーマンスの進化が明らかな数字によって示されました。

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