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MOTOGP 2018 ROUND 7
CATALUNYA

■予選:6月16日/決勝:6月17日
■開催地:カタルニア・サーキット(スペイン)

ロレンソがポールtoフィニッシュで
ドゥカティ加入後初の2連勝を飾る

2018年MotoGP第7戦カタルニアGPが開催され、ポールポジションからスタートしたドゥカティのホルヘ・ロレンソが優勝。前戦イタリアGPに続く2連勝を飾りました。2位にはホンダのマルク・マルケスが入ってポイントランキング首位を堅守。そしてヤマハのバレンティーノ・ロッシが3戦連続・今季4度目となる3位表彰台を獲得しました。

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racecard 2018 motogp
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カタルニアGP優勝
ホルヘ・ロレンソ(ドゥカティ・デスモセディッチGP18)

彼本来の速さを完全に取り戻した感のロレンソ。今大会の予選では、ドゥカティに加入してからは初となるポールポジションを獲得。決勝レースにおいても、オープニングラップでトップに立つと、マルク・マルケスの懸命の追走も寄せ付けずに逃げ切り、ヤマハ時代の2016年以来となる2連勝を飾りました。

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ロレンソはスタートにやや失敗し、マルケスとスズキのアンドレア・イアンノーネが先行。イアンノーネはトップ奪取を狙ってマルケスに果敢に仕掛けていきましたが、突っ込みすぎて後退します。そのおかげで労せず2位に浮上することができたロレンソは、急速にマルケスの背後に迫り、2周目に入るメインストレートでライバルをパス、首位に浮上していきました.。

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「僕らのマシンはタイヤに優しく、それが強力なアドバンテージになっている。現在の僕らのマシンは、ドゥカティのMotoGPの歴史の中で最も完成された戦闘力の高いパッケージになっていると思う」と語ったロレンソ。事実、今大会における彼はフロント、リアともにソフトタイヤを使用し、それでいて最後までほとんどペースを落とすことなく走り切ってMotoGP通算46勝目を手にしました。

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ロレンソ(写真左)に先行されてからも彼の背後に食い下がり続けたマルケス(写真右)でしたが、再接近することはできず、6歳年上の同胞の先輩ライダーに今回は完敗を喫した格好になりました。しかし、首位を走るポイントランキングではそのリードをさらに広げることに成功しました。

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ロレンソとマルケスのふたりには届きませんでしたが、ロッシは4位以下のグループを寄せ付けることなく3位でフィニッシュ。今季4度目の表彰台に上り、ポイントランキングでは2位をキープしています。

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MotoGPフル参戦1年目の日本人ライダーである中上貴晶。今回は初めてQ1(予選第1セッション)を突破してQ2(予選第2セッション)に進出して予選12位に。しかしながら、決勝レースではKTMのブラッドリー・スミスのインを突いたところで転倒。スミスを巻き込んでしまう形となって、両者リタイアとなりました。

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カタルニア・サーキットはオフシーズン中に路面が再舗装され、新しい路面のデータが限られていた中で適切なタイヤを用意しなければならないという難しさがミシュランにはありました。そして決勝レースは、前後タイヤをともにソフトとしたロレンソと前後にハードを履いたマルケスがわずか4.479秒の違いで相次いでゴールする結果となり、ライディングスタイルやマシンの特性の違いに幅広く対応するミシュランタイヤの総合性能の高さが今回も強力に示される格好になりました。

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