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MOTOGP 2023 ROUND 7
GERMANY

■予選:6月17日/決勝:6月18日
■開催地:ザクセンリンク(ドイツ)
■レース周回数:30周(110.13 km)

ミシュランタイヤが多様な路面状況に対応
ホルヘ・マルティンが土曜と日曜の両レースを制す

出場全車がミシュランタイヤを使用して行われているMotoGP世界選手権の2023年シーズン第7戦ドイツGPが開催され、ドゥカティのサテライトチームであるPrima Pramac Racingのホルヘ・マルティンが、土曜日のスプリントレース、日曜日の決勝レースの双方で優勝を飾りました。今大会では、気温が15℃程度しかなかったものから、路面温度が50℃近くにまで達したものまで、様々な走行セッションがありました。その中にはウェット路面でのものもありましたが、ドライコンディション用でフロント用が3種類、リア用が2種類、ウェットコンディション用では前後とも2種類が用意されるミシュランのMotoGP公式タイヤが、多様なコンディションをカバー。タイヤの左サイドに高い負荷が偏ってかかるザクセンリンクにおいてもハイパフォーマンスを安定的に発揮して、各ライダーの戦いを力強く支えました。

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ドイツGP
ホルヘ・マルティンvsフランチェスコ・バニャイア

日曜日の決勝レースは、ドゥカティのサテライトチームであるPrima Pramac Racingのマルティンと、ドゥカティのワークスチームであるDucati Lenovo Teamのバニャイアの一騎討ちに。起伏に富んだザクセンリンクで延々と演じられた見応えのある首位争いを、ミシュランタイヤがしっかりと支えました。そして、この戦いを制したマルティンの優勝レースタイムは、従来記録を約7秒も更新するものとなりました。

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この週末の金曜と土曜は天候が不安定で、ウェットコンディションのセッションもありました。また、路面温度も変化も大きく、ミシュランのタイヤテクニシャンは「冬と夏の両方を一気に経験した週末になりました」とコメントしました。

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バイクが直立して走っている時間より左旋回している時間の方が長いザクセンリンク。今大会ではホルヘ・マルティンがひときわ好調で、土曜日には、2.4秒というスプリントレースとしては例外的な大差を築いて圧勝を飾りました。

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ザクセンリンクは起伏が激しく、下りながらのブレーキングで前輪にひときわ高い負荷がかかります。今大会では、スプリントと決勝のどちらでも、出走ライダーの大半が、フロントにハード、リアにソフトのタイヤ選択で臨んでいました。

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決勝レースでは、マルティンとバニャイアが緊迫した首位争いを演じ続けましたが、これをマルティンが制して今季2勝目。3位に入ったジョアン・ザルコ(写真右)は、従来記録を上回る決勝レース中の最速ラップを叩き出しました。

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今大会では電動バイクレース MotoEの3ラウンド目も開催されました。その出場全車にミシュランが供給している公式タイヤは、フロントには34%、リアには52%もの割合でサステナブル材料を使用した、画期的な高性能二輪タイヤです。

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生物由来の素材やリサイクル素材からなるサステナブル材料の使用率をどんどん高め、2050年には製造タイヤの100%をサステナブルとすることをミシュランは目指しています。写真のMotoE公式タイヤは、その技術開発の先頭を走るものとなっています。

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