MOTOGP 2020 ROUND 8
EMILIA ROMAGNA

■予選:9月19日/決勝:9月20日
■開催地:ミザノ・ワールドサーキット・マルコ・シモンチェッリ(イタリア)
■レース周回数:27周(114.102 km)

またもレコードラッシュの週末に
ヤマハのビニャーレスが今季初優勝を飾る

先週行われたサンマリノGPと同じイタリアのミザノ・サーキットを舞台としたMotoGP第8戦は、サーキットのあるエミリア・ロマーニャ州の名を冠した大会名で開催され、ヤマハのワークスチームであるモンスターエナジー・ヤマハ MotoGPのマーベリック・ビニャーレスが今シーズン初の勝利を手中にしました。2週連続で同じサーキットで行われた今大会にミシュランは先週と同じラインアップのMotoGP公式タイヤを供給しましたが、先週塗り替えられたばかりの優勝レースタイムや最高速、そして二輪の絶対コースレコードといった記録がいずれも更新され、最新ミシュランMotoGP公式タイヤの真のパフォーマンスが引き出された一戦となりました。

motogp 2020 rd08 result

motogp 2020 rd08 01

エミリア・ロマーニャGP優勝
マーベリック・ビニャーレス(ヤマハ YZR-M1)

今シーズンのビニャーレスは、予選では何度もポールポジションを獲得してきていますが、決勝レースでは失速することが多く、彼自身フラストレーションを募らせていました。そして今大会に向けてビニャーレスはマシンのセットアップを大きく変え、先週はハードを履いたリアタイヤに今回はミディアムを選んで出走。前戦でフランコ・モルビデッリ(ペトロナス・ヤマハ SRT)がマークしたばかりの最速レースタイム記録を6.4秒も短縮する素晴らしい速さで27周を駆け抜けて今季初優勝を手にしました。

motogp 2020 rd08 02

スタートから首位を走ったのはNo.12 ビニャーレスでしたが、前戦で自己ベストの2位を獲得したプラマック・ドゥカティのNo.63 フランチェスコ・バニャイアが最速ラップを叩き出しながら迫り、6周目にビニャーレスをかわしてトップへ。そのままリードを広げていく力走を見せました。しかしバニャイアは残り7周というところで転倒。地元でのMotoGP初優勝達成はなりませんでした。

motogp 2020 rd08 03

タイヤをセーブする走りに努めたレース序盤をくぐり抜け、ビニャーレスは先行したバニャイアとの差を少しずつ詰めていき、やがて彼の転倒を誘い出して首位を奪還、勝利を手にしました。レース後、ビニャーレスは「僕らを担当してくれているミシュランのテクニシャンのパスカル(サッソ)にとても感謝している。彼はこの週末を通じてすごく良いアドバイスをくれていて、決勝レースの序盤についてのものは特に有益だった」と語りました。

motogp 2020 rd08 04

ビニャーレスの後方ではKTMのポル・エスパルガロとペトロナス・ヤマハ SRTのファビオ・クアルタラロが激しいポジション争いを延々展開していましたが、これに11番手グリッドスタートから次々にオーバーテイクを決めてきたスズキのホアン・ミルが追いつき、残り3周を切ったところでクアルタラロとエスパルガロを立て続けにかわして2位でフィニッシュ。この4戦で3度目となる表彰台登壇を果たしました。

motogp 2020 rd08 05

残り2周となったところでNo.20 クアルタラロがNo.44 エスパルガロをかわして3位に浮上。そのままのポジションでチェッカーを受けました。しかし、クアルタラロにはトラックリミット超過によってレースタイムに3秒が加算されるペナルティが下り、正式リザルトは4位に。代わって3位に繰り上がったエスパルガロが、自身今季2度目、KTM勢としては今季4度目となる表彰台を獲得しました。

motogp 2020 rd08 06

今大会では電動バイクの世界最高峰レースシリーズ FIM Enel MotoE World Cupが2レース開催され、土曜日に行われた第4戦ではNo.77 ドミニク・エガーター(ダイナボルト・インタクトGP)が今季2勝目をマーク。ところが日曜日に行われた第5戦でのエガーターはクラッシュに巻き込まれ、優勝は第3戦のウィナーであるNo.11 マッテオ・フェラーリ(トレンティーノ・グレシーニ MotoE)の手に。シリーズは残り2戦で、ポイントリーダーのフェラーリを4点差でエガーターが追う形となっています。

motogp 2020 rd08 07

今回もポールポジションを奪ったビニャーレスによってこのミザノ・サーキットでの二輪の絶対コースレコードが再び塗り替えられ、そして優勝レースタイム、決勝レース中のファステストラップタイム、最高速といった各記録が更新されることに。2戦連続で同じコースを同じ仕様のタイヤで戦った今大会では最新ミシュランMotoGP公式タイヤの真のパフォーマンスが引き出され、レコードラッシュへとつながりました。

You are using an unsupported web browser
本ウェブサイトではサポートされていないウェブブラウザをお使いのようです。一部の機能が正常に作動しない場合があります。閲覧中に動作が不安定になる場合があります。このウェブサイトを最大限活用していただくため、以下のブラウザのいずれかを使用していただくか、アップグレードまたはインストールしてください