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MOTOGP 2023 ROUND 8
NETHERLANDS

■予選:6月24日/決勝:6月25日
■開催地:TTサーキット・アッセン(オランダ)
■レース周回数:26周(118.092 km)

路面のグリップが大きく変化する中
各ライダーの期待にミシュランタイヤが応える

ミシュランが出場全車に公式タイヤを供給して行われているMotoGPの2023年シーズン第8戦オランダGPが開催され、土曜日に行われたスプリントレースではドゥカティのサテライトチームであるMooney VR46 Racing Teamのマルコ・ベッツェッキが、日曜日に行われた決勝レースではドゥカティのワークスチームであるDucati Lenovo Teamのフランチェスコ・バニャイアがそれぞれ優勝を飾りました。
今大会は、走行が行われた3日間を通じて好天に恵まれましたが、その一方で路面温度の変化が大きく、そのために路面のグリップレベルが走行セッションごとに大きく異なるというトリッキーなコンディションでの開催でした。そうした中、各ライダーは、期待どおりのパフォーマンスを安定的に発揮するミシュランタイヤを信頼して果敢なライディングを展開。上々の路面条件であった予選では、ベッツェッキがオールタイムラップレコード(当該サーキットにおけるMotoGPマシンでの史上最速ラップタイム)を更新し、ミシュランMotoGP公式タイヤの進化を結果で示しました。

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オランダGP優勝
フランチェスコ・バニャイア(ドゥカティ・デスモセディッチGP23)

決勝日の午前9時45分から行われたウォームアップ走行の路面温度は27℃でしたが、午後2時スタートの決勝レースの路面温度は47℃。ほぼすべてのライダーがフロントタイヤにMICHELIN Power Slickのハードを履いた一方で、リアはミディアムとソフトに分かれました。そして、リアにミディアムを選んだバニャイアが快勝を収め、今季4勝目をマーク。首位を突っ走るライダー選手権において2位に35ポイント差をつけ、次戦イギリスGPまでの1カ月強の夏休みに入ることになりました。

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金曜日の走り出しの時点では低かった路面のグリップレベルですが、土曜日になるとずいぶんと高くなり、設計を一新して今シーズンから投入しているハード仕様のフロント用MICHELIN Power Slickが生きる条件になりました。

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土曜日はマルコ・ベッツェッキの日でした。この24歳のイタリア人ライダーは、フリープラクティス、ダイレクト進出した予選Q2、そしてスプリントレースのすべてで首位を奪取。オールタイムラップレコード更新も果たしました。

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日曜午後の決勝レースでは、前年王者の#1 フランチェスコ・バニャイアが、誰よりも優れたスピードと安定性を披露。26周のレースのうち24周で首位を走り、今季4勝目を飾りました。2位には#72ベッツェッキが入りました。

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不本意な戦いが続くヤマハ勢ですが、2021年王者のファビオ・クアルタラロが今大会で久しぶりに上位を走行。予選は3位。スプリントレースでは4位に。ただし、決勝レースでは序盤に転倒。本格的な復活が待たれます。

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13周のスプリントレースで全ライダーが履いたソフト仕様のリアタイヤが高い安定性を発揮。それを認め、倍の周回数である決勝レースでも半数近くのライダーがリアにソフトを選択。ミシュランタイヤの懐の深さと、その高性能へ各ライダーが寄せる信頼の厚さが示されました。

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フロント用には34%、リア用には52%もの割合でサステナブル材料を使用した公式タイヤをミシュランが供給している電動バイクレース MotoEの今季4ラウンド目も開催。土曜と日曜の両レースをFelo Gresini MotoEの#11マッテオ・フェラーリが制しました。

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