自動車やバイクでマイクロツーリズムを楽しもう。
近場の絶景夕陽スポットを探すショートトリップ。

マイクロツーリズムは、自宅から1時間から2時間圏内の地元や近隣への観光を指す。 

昨今、移動の制限や自粛が続く中、マイクロツーリズムに注目が集まっている。 

今回はマイクロツーリズムとして、自動車とバイク、それぞれが夕陽を見る旅へ——。 

変化の激しい今、自然の力で心を癒やす
自動車とバイク、夕陽をもとめて近場旅へ

新常態が続く中でストレスを感じている人もいるかもしれない。県を超えての移動や、グループでの活動にどうしても制限が起きてしまう今、近場を一人、車やバイクを走らせてみるのもいいのでは? 人との接触は極力避けられるし、ストレス発散にもつながるかもしれない。

とはいえ、一人でも楽しめて、少し足をのばす程度で楽しめる場所とはどこだろうか?
そして、その場所に行くことで癒やされる場所とはどこだろうか?
いくつか考えた中で、「海」、そして「夕陽」が浮かんだ。
「海」を見ると心が癒やされると感じる人は多いだろう。調べてみると「夕陽」にも同じような効果があるようだ。

海と夕陽、それなら、少し探せばいい場所がありそうだ。
しかも、どちらも日々変化があり、いい場所であれば飽きもこない。 

さっそく夕陽を求めてルートを検討。神奈川県の湘南エリアに的を絞った。コースをSNSでシェアしたところ、知り合いの友人のバイク乗りも一緒に行くという。こんな時期でもあるので、ソーシャルディスタンスを意識して、車とバイク、一人ひとりのちょっと奇妙な二人旅へ向かうことにした。 

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旅のお供のバイクはKAWASAKI ZX-14R / MICHELIN ROAD 5  

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自動車はメルセデス・ベンツ E220d AMG / MICHELIN PRIMACY 3 ZP

筆者の地元は神奈川県だから、県内で夕陽のスポットとして湘南エリアが浮かんだ。湘南エリアは海沿いを走行できる国道134号線があり、江ノ島の先に夕陽を見ることができたはず。しかし、せっかくのドライブであればもう少し海や自然を堪能しよう。朝、車で山間の道を走り、遠目に海を眺める。 

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山林を切り開いて造成された神奈川県の湘南国際村エリアはカーブも多いが、道は広く走りやすい。 

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自然の表情は同じ場所でもいつも違う
だから、いつだって楽しむことができる

山間の道を抜けて、トンネルを抜けると海が見えてくる。海岸の道路沿いには、景色を楽しむための駐車場がいくつかあるものだ。駐車場に停めると、同じく一人旅をしているツーリストたちがいた。人と会う機会が減る今だからこそ、自分と向き合うのもいいように思える。 

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海岸に突き出た大きな奇岩「立石」を見られる秋谷・立石海岸エリアは、夕陽を楽しむ場所としても知られている。 

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すでに11,000km程度走行しているMICHELIN ROAD 5だが、パターンデザインもしっかり残っているのがわかる。長期間使用しても性能が持続している様子が伺える。

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葉山の長者ヶ崎海岸もまた夕陽のスポットとして知られる。 

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MICHELIN PRIMACY 3 ZPも、既に10,000kmを走行しているが、パターンデザインがしっかり残っており、静粛性や安定した乗り心地も使用初期の印象を維持している。この車両に標準装着されているタイヤには、タイヤの内部構造を補強したランフラットテクノロジーが採用されている。この技術によって、突然のパンクで空気圧が低下した場合でも、最高速度80Km/hで最長80Kmの継続走行が可能だそう。

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気軽な旅だからこそ、寄り道もできる
ワカメのカーテンを見に歴史ある漁港へ 

国道134号線から少しそれて、逗子市にある小坪漁港へ寄り道。ここは、知人が漁師をしておりよく顔をだしていた。漁港の歴史は古く、鎌倉時代から存在していたという。近くに逗子マリーナがあるのだが、マリーナと漁港のコントラストが面白いエリア。漁港から広がる遠浅の磯根は、ワカメの生育にも向いているそうだ。顔をだした日は、漁師たちがこぞって収穫したワカメを干しており、漁港はワカメのカーテンに覆われていた。 

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小坪漁港にはワカメのカーテンができていた。

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小坪漁港で最年長漁師、濱野さんは御年89歳。現役で漁をしている。

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目的地の夕陽スポットエリアで、
まだ肌寒い中、コーヒーを片手に絶景を楽しむ

勝手知ったる地元だと、どうしてもよく使う道を選んでしまう。でも、急ぐ旅でもない。いつもとは違う道を使ってみることで、発見もあるかもしれない。たとえば、海沿いを走り続けたのであれば、少し海から離れて遠くからの海景を楽しむといったように。

国道134号線を走り続けると稲村ヶ崎や七里ヶ浜になる。このあたりは江ノ島電鉄(江ノ電)の走るエリアでも知られ、数々の映画やドラマのロケにも使われている。七里ヶ浜高校と鎌倉プリンスホテルの間を海に向かってまっすぐ抜ける坂道「七高通り」からは、海をバックに走り抜ける江ノ電の姿を見ることもできる。

日本には山から海へと続く景色を楽しめる場所が、いたるところにある。たとえば、関東圏であれば千葉県も夕陽スポットは多い。東京湾アクアラインの海ほたるPAからは朝日や夕陽を楽しめるし、木更津市の江川海岸もSNSなどで人気を集めている。

美しい夕陽は、日本中で楽しめる。近場の絶景ポイントをぜひ探してみて欲しい。 

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七高通りを走ると、目の前に海が迫ってくる感覚を味わえる。

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目的地の七里ヶ浜海岸駐車場からは、江ノ島と夕陽を楽しめる。

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駐車場にはカフェのPacific DRIVE-INがある。

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七里ヶ浜海岸駐車場でトランクを開けて椅子代わりにして夕陽を待つ。 

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Pacific DRIVE-INのパンとコーヒーで休憩。小坪漁港ではワカメやメカブを販売していることもあり、今回はそれらを購入できた。 

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夕陽は人を癒やすというのは、本当かもしれない。オレンジ色に包まれる。 

2021年6月25日掲載(取材日:2021年4月8日)
※掲載内容は取材時の情報です。
※飲食店は取材時にミシュランガイド公式リストbyクラブミシュランに掲載されている情報です。(ミシュランガイド公式リストbyクラブミシュランは、ミシュランガイドに掲載されている飲食店/宿泊施設を閲覧できる公式ウェブサイトです。)

ライター

mem sabakaido nakamura

中村祐介 Yusuke NAKAMURA

編集者、ジャーナリスト
食生活ジャーナリストの会所属
一般社団法人おにぎり協会代表理事
一般社団法人日本編集部代表理事
株式会社エヌプラス代表取締役

企画・構成/エヌプラス、文・自動車/中村祐介(エヌプラス)、バイク/田﨑慎也、写真/坂脇卓也、取材協力/槍ヶ岳丸

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