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ドラマ『グラグラメゾン♥︎東京』撮影現場より密着レポート!

ミシュランガイド掲載レストラン

ベージュ アラン・デュカス 東京からお届け

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いつの時代も老若男女の憧れの街・銀座で、飛び抜けてエレガントな「シャネル銀座ビルディング」の最上階に店を構える「ベージュ アラン・デュカス 東京」
モナコ、パリ、ロンドンの3都市に三つ星レストランを持つシェフ、アラン・デュカスが日本を訪れた際、日本の文化や地方の多彩さ、そして日本ならではの環境とそこで育つ食材に魅せられ、東京・銀座に2004年にオープン。オープンから 14 年目を迎えた昨年秋に、内装をリニューアル。
店内デザインは、シャネル銀座ビルディングの建築設計を手がけた、建築家ピーター・マリノ氏によるもの。
”シンプル&エレガント”をテーマに、お料理を提供しています。

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ミシュランとは切っても切れない関係の、TBS系列 毎週日曜よる9時から放送中の日曜劇場『グランメゾン東京』
二つ星を獲得している「ベージュ アラン・デュカス 東京」で、日曜劇場『グランメゾン東京』に登場する、若手シェフ・平古祥平が主人公のParaviオリジナルドラマ『グラグラメゾン♥東京』の第4話の撮影が行われると聞き、撮影密着を敢行。

「ベージュ アラン・デュカス 東京」でのドラマ撮影はこれが
そこで、今回はドラマ撮影の様子をお届けします。

撮影密着の前に…
ここで『グラグラメゾン♥東京』のストーリーをご紹介。

一流ホテルのブッフェレストランで最年少料理長として働く平古祥平(玉森裕太)という一人の若い青年が、仕事に恋愛にグラグラ揺れ動く、甘酸っぱい青春物語。
今回撮影が行われている第4話は、
最近、なぜか機嫌が悪い彼女・美優(朝倉あき)のご機嫌をとるため、ちょっと背伸びした大人のデートを決行。
非日常を味わう特別な一日にするべく、祥平は車をレンタルし、彼女をお迎え。
唐突なサプライズに彼女も思わず笑顔に。
シェフならではのお店選び。
そこでまた思いがけない人と出くわし、ひと悶着…という展開に!

それでは早速、
『グラグラメゾン♥東京』の撮影密着スタート!

AM7:00 機材搬入

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ドラマ撮影の朝は早い!
店内に機材が運ばれ始めたのは朝7時からですが、
実際のお支度はさらに遡ること2時間前の朝5時からスタート!!
監督モニターと呼ばれる映像をチェックするモニターは、エレベーター前に設置。
監督は、ここでお芝居やカメラの画角などをチェックしています。

ここで、撮影現場の必需品をご紹介。

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こちらの右側の「割本(わりぼん)」と書かれている小冊子は、撮影日に撮るシーンだけを台本から抜粋している、撮影用の台本
そして左の「割本」の下に隠れているのは、Paravi『グラグラメゾン♥東京』の台本。本家『グランメゾン東京』が赤なのに対して、Paraviは青。対比されているんですね。

この「割本」を用意するのは助監督と言われる、いわゆる監督のアシスタント。その中でも一番新人の役割。朝早いキャストやスタッフたちのテンションをあげるため、それぞれの個性を出して、表紙の一言を毎日考えて刷っています。この日は手書きのスマイルマークにほっこり。

この「割本」の中には一体何が書かれているのかと言うと…

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「割本」と呼ばれるだけあって、監督が1つのシーンをどのようなカメラアングルで撮っていくかというカメラ割りが書かれているから「割本」なのだそう。
当初の台本から、監督がセリフを変えていたり足していたり…
変更点もいろいろあるので、キャスト・スタッフ共になくてはならない必需品。

この「割本」の裏には、一日のスケジュールが書かれていて、スタッフもキャストも睨みを聞かせてスケジュールをよくチェックしているものなのだそう…!
(いわゆる押し“ 巻きと呼ばれるスケジュールを目を皿にしてチェック!!)
ちなみに、ここで紹介しているシーン3の総カット数は23。おおよその所要時間は90。撮影するカメラは2台なので、1台につき12カットの撮影をしていることになります。それだけだと「そんなに時間かからないんじゃ?」と思われると思いますが、この撮影の1カット1カットは、「カメラテスト」で画角を確認してから、「本番」へと移るので、想像の倍以上の時間がかかっていることになります。
さらに、それぞれのシーンの前には「ドライ」と呼ばれる、通しでやるリハーサルも行われます。監督によって「ドライ」を5回以上繰り返す人もいれば、生の感覚を残したいので1回だけで済ます人…それぞれ。かかる時間もそれぞれ…。

まどろっこしそうに感じますが、各撮影スタッフが完璧な状態で撮影をするためには、どうしても必要な手順。毎日この手順を経て、最終的には放送時間の何倍の長さの映像を見て、監督が編集所で1つの作品にし、皆さまの元へと届けます。

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SUBARU BRZ STI Sport 2.0Lをレンタル

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タイヤはミシュランタイヤでした

車で颯爽と到着した『グラグラメゾン♥東京』の主人公・祥平彼女・美優。
今回、祥平が美優のために準備した車は、SUBARU BRZ STI Sport 2.0L。そして、その足元を支えるタイヤは、MICHELIN PILOT SPORT4 (ミシュラン パイロットスポーツ フォー)。BRZ STI Sportがもたらす「スポーティな走りの愉しさと安心感」をしっかりサポートしています。

さて、二人は早速店内へ…。
ここから「ベージュ アラン・デュカス 東京」での撮影へと移ります。

AM7:30 機材スタンバイ完了 店内撮影開始

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ダイニングエリアにはたくさんのモダンアートが飾られていました。
エントランスから続くラウンジエリアでは、今後定期的に絵画や写真などのアート作品が展示されるギャラリーとしても楽しめるのだそう。

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ランチの時間帯、店内は優しい光に包まれて…。
祥平と美優が座っていたカップルシートは、
大きな窓から銀座の街を見渡せます。

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ディナーではまた違ったロマンティックな雰囲気に。
手漉き和紙で作られているパーティションは、京都出身の和紙作家である堀木エリ子氏によるもの。
ここは日本ならではの雰囲気が出ています。

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機材を店内に運び始め、撮影ができるようになるまで30分。
この日1つ目の「ドライ」が始まります。
まずは、大きな窓がお出迎えしてくれる明るいエントランスのシーンから…

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光が差し込む明るいラウンジエリア

ベージュを基調にした店内と、
ピンクのツイードのソファ
彼女の機嫌が良くならないわけがありません!!

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店内にはところ狭しと機材が

しかし、エレガントな店内も撮影現場となると戦場に!
所せましと撮影機材が整然と並べられていきます。いつ各撮影部署のチーフに「〇〇が欲しい!」と要求されても、アシスタントたちや助監督がすぐに手配できるようコンパクトに配置されているのです。

撮影される方向もカットによって違うので、その都度見えないように移動させながら撮影は進んでいきます。

PM12:00 お昼でも撮影は続く

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『グラグラメゾン♥東京』は、15分に満たない作品ではありますが、この日の「ベージュ アラン・デュカス 東京」での撮影は10時間に及びました。
第4話はレストランシーンだけではなく、様々な場所が出てくるので、それ以上の時間をかけて撮影が行われています。

日中のシーンなので、太陽が出ている間に撮り終えるために、この日はお昼休憩はなし!
ノンストップで撮影は続きました。
とはいえ、軽食や飲み物はドラマ制作スタッフから常時提供されているので、
ちょっと小腹が空いたり喉が渇いたら、すぐに満たせる状態なのは嬉しいサービス。
しかし、このあと嬉しいサプライズが!

お昼を少しすぎた頃…
「ベージュ アラン・デュカス 東京」総料理長 小島 景シェフが振舞う、極上のお料理の撮影がいよいよスタート。
アラン・デュカスの料理哲学を受け継ぐ小島シェフが作るのは、鎌倉野菜をはじめ、北海道の蝦夷鮑、蝦夷鹿、松川鰈…と、四季折々の日本の豊かな食材を使い、日仏融合の現代フランス料理。

それでは、今回実際にご提供いただいたお料理をご紹介していきます。

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人参と蕪、アワビのフォンダン

蝦夷アワビを蒸して人参、蕪を添えた一品。
人参と蕪とグレープフルーツで作ったペースト状のソースと人参と蕪をベースにしたソースと二種類のソース。人参は人参のジュースで軽く加熱し、蕪は、岩塩で包んでオーブンで焼かれています。

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海藻パンとともに焼きあげた松川カレイ、フヌイユ

北海道の松川カレイという最高級なカレイを使ったお料理。
海藻入りのパン・ド・カンパーニュを焼き、薄く切ってカレイの身、海藻、貝などを入れた、ペーストを塗って、その上に軽く焼いたカレイを乗せてバターをかけながらムニエルをして火を入れています。そのパンが香ばしいバターを吸い、風味が豊かに。
カレイと海藻、貝を、鰈からとったソースで煮出し、最後に焼き海苔を入れてソースに香りづけしています。仕上げにあおさのりを細かく刻んでソース入れる。付け合わせはフェンネルをグリルしたものとフェンネルのサラダ。

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フォアグラと蝦夷鹿のパイ包み焼き、ビーツと洋ナシ、ソースポワヴラード

蝦夷鹿とフォアグラのパイ包み焼き。フォアグラと蝦夷鹿と一緒に不断草という野菜(スイスチャード)をパイに入れています。付け合わせはビーツと洋梨。白ワインベースの鹿のソースにバルサミコ酢で火を入れた生姜、オニオン、ビーツを入れています。

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ル・ショコラ・アラン・デュカスのカメリア

出演者たちのお芝居をする必要がない食事のリアクションに、スタッフたちも生唾ゴクリ…。カメラが回っていないところでも、出演者たちはお料理を美味しそうに召し上がっていて、お料理の本当の美味しさが伺える瞬間でした。

今回のコースでは、日曜劇場『グランメゾン東京』第3話でも話題になった「鹿肉」のお料理も登場。
出演者もスタッフも、この「フォアグラと蝦夷鹿のパイ包み焼き」に興味津々。
小島シェフとお話する機会があり、このソースの絶品さをシェフにお伝えすると丁寧にソースの説明をしてくださいました。

その後は、撮影で使ったお料理を一口サイズにカットしてくださったことで、スタッフで取り合いになるという展開に…
これはお腹が空いていたスタッフたちに思いがけないサプライズ!
美味しいキラキラしたお料理に仕事に戻れずパクパク……

女性スタッフはシャネルのモチーフのひとつであるカメリアを形どった「ル・ショコラ・アラン・デュカスのカメリアに釘付け。濃厚なチョコレートとチョコレートソルベ。緊張感漂う戦場から天国へ…おもわず顔もほころんでいました。

方や男性スタッフは「フォアグラと蝦夷鹿のパイ包み焼き」に夢中だったよう。
バターの香りが香ばしいパイとこちらも濃厚なフォワグラと蝦夷鹿は食べ応えたっぷり。
そしてシェフから直々に説明をいただいた、例のソースに舌鼓を打っていると、パンも新しく持ってきていただき、もっちりしたパンと共に、ソースもあますことなく楽しんでいました。

PM3:00 撮影はラストシーンへ

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いよいよ撮影はラストシーンへ。
このエレガントな空間「ベージュ アラン・デュカス東京」で行われたとは想像し難い大立ち回りのシーン。
平古祥平を巡る2人の女性のケンカ!?
そのコミカルなやりとりにスタッフたちの表情もにこやかになり、一方の出演者も「ドライ」では、真剣なシーンにも関わらず我慢できずに思わず笑いを吹き出してしまうことも!このラストシーンこそが、『グラグラメゾン♥東京』第4話のメインのひと悶着シーン。(ご興味ありましたら、ぜひ【グラグラメゾン♥東京】で検索し、ご覧になってみてください)

PM4:00 撤収まであと1時間

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そうこうしているうちに、外の様子も怪しい雰囲気…。
秋分の日を過ぎると、日が暮れるのが早いですよね。
「ベージュ アラン・デュカス 東京」での撮影シーンは、すべて日中のシーンに収めなければならなかったので、大きな窓から見える太陽との追いかけっこの時間が始まりました!!

予定どおりには終わるとは思いますが、お借りしている場所にご迷惑はかけられないので、少しでも早く追わらせて、速やかに撤収するのが、ドラマ撮影の美学。
とはいえ、徐々に時間も押し気味になり、声をかけ合いながら急ぎ足での撮影に。

写真のカメラはジブ”と呼ばれる特機(特別機械)を使用しての撮影中。シーソーのように動くこの特機は、カメラのアングルがスムーズな上下移動をするカットのときに使用されます。
カメラの反対側に重石をつけて、バランスをとっているのですが…
最近の現場スタッフには女性がとても多いようで(写真の照明スタッフも女性)この重石も”ジブ”と呼ばれる特機もカメラマンの手が足りないときには、女性の助監督が率先して軽々と運んでいる姿を見かけました。とても頼もしい‼

駆け足で撮影した甲斐あり、無事に時間通りに撮影は終了。
朝7時からの搬入から夕方5時まで。
10時間きっかりの撮影現場。お疲れ様でした!!

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非日常を味わえる二つ星フレンチ店で、ドラマ撮影が行われるという、さらなる非日常。
とても貴重な経験を味わうことができました。
振る舞っていただいたお料理はどれも夢のようなお味。お料理に留まらず、エレガントな店内は、女性の気持ちをさらに高揚させてくれます。

大切な人の怒りを鎮めるために、このドラマの主人公・祥平は訪れましたが、
大切な人との大切な時間、大切な思い出に(実際のケンカはご遠慮くださいね!!)
「ベージュ アラン・デュカス 東京」はいかがでしょうか?

総料理長 小島 景シェフ インタビュー

Q グラグラメゾン♥東京の主人公・祥平のように、駆け出しの頃のお話を聞かせてください。
葛藤や、揺れ動くようなことはありましたか?

18歳で料理人を目指したとき、はじめの2年くらいは毎日辞めたいと思っていました。
とても厳しくて、そして毎日同じことをしていて、単調な毎日だったからです。あるとき現代フランス料理の特集がまとめられている本を読んだんです。当時のミシュラン三つ星、二つ星のシェフの料理の解説や、フィロソフィー、レストランの店内写真、お料理の写真が載っていて、当時は(35年前くらい)とても衝撃的でした。フランス料理にとても興味が湧いてきたんです。そして、24歳のときフランスに渡ることにしました。

当初は3年で日本に帰ろうとしていたのですが、またそこで衝撃的で運命的な出会いがあり、結局15年いることになりました。その運命的な出会いとは、フランク・セルッティと出会ったことです。そして、彼のところで10年ほど働き、モ ナ コ の 「 ル ・ ル イ ・ キャーンズ  アラン・デュカス・ア・ロテル・ド・パリ」で3年間副料理長を務めました。その時の経験が全てを変えました。一言で言えばミシュラン三つ星のレストランの修羅場のようなキッチンで過ごして自信がついたんですね。

Q あなたにとって料理とは?

自分の存在のすべてを表現する一つの方法。

Q 料理する上で大切にしていること

規律。すべてに対しての規律。朝、決まった時間に起きるということから始まり、キッチンの中でも規律を作り、その規律が乱れないように心がけています。それがとても大切です。
材料を集める時も、規律正しく真面目に生産者とお付き合いしないと、良いものを分けてもらえないですから。

Q シェフの思い出の一品

30年前、南フランスのフランク・セルッティのお店で食べたお料理です。何を食べたかすべて記憶に残っていますが、特に温野菜料理。野菜のみのお料理というのがとても衝撃的でした。そのお料理をいただくと、その土地の特色がしっかり表現されていて、その土地でしか食べられないようなもの。例えば南仏の上質なオリーブオイルを使っていたりだとか…。
食べた瞬間にこの人の元で働かなければ日本に帰れないとまで思いました。

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総料理長:小島 景(こじま・けい)
1964 年東京生まれ、鎌倉育ち。18 歳から料理の道に入り、88 年渡仏。「ミッシェル・ゲラール」「アラン・シャペル」「ピエール・ガニエール」にて研鑽を積み、モナコ「ル・ルイ・キャーンズ アラン・デュカス・ア・ロテル・ド・パリ」にて、アラン・デュカスの右腕フランク・セルッティと 10 年以上にわたり仕事を共にする。副料理長を務めた後帰国し、2008 年「ビストロ ブノワ」料理長に就任。10 年 4 月より現職。

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ベージュ アラン・デュカス 東京 
「ミシュランガイド東京2019」に掲載
(欧文 : BEIGE ALAIN DUCASSE TOKYO)
住 所:東京都中央区銀座 3-5-3 シャネル銀座ビルディング 10 F
TEL :03-5159-5500
E-mail:info@beige.co.jp
URL:www.beige-tokyo.com
営業時間:ランチ 11:30~16:00(ラストオーダー14:00)/ディナー 18:00~23:30(ラストオーダー20:30)
定休日:月曜・火曜、夏季、年末年始休

2019年11月14日掲載

※掲載内容は取材時の情報です。(取材日:2019年 10月22日)
※飲食店は取材時にミシュランガイド公式リストbyクラブミシュランに掲載されている情報です。(ミシュランガイド公式リストbyクラブミシュランは、ミシュランガイドに掲載されている飲食店/宿泊施設を閲覧できる公式ウェブサイトです。)

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