東京都内からのドライブにピッタリ!
尾瀬・みなかみエリアのお出かけスポットを紹介
【宿泊券やグッズが当たる!】ミシュランエクスペリエンスマガジン×MOTAコラボ企画
2007年に29番目の国立公園となった尾瀬国立公園
ありのままの大自然に身を委ね、葉音や鳥のさえずり、渓流のせせらぎに包まれるひととき。不思議と身体の余分な力が抜け、心がすっと軽くなっていく―。今度の休日は、悠久不変の自然が残る尾瀬・みなかみエリアへのドライブはいかがだろうか。クルマで気軽にアクセスできる特別な非日常を、心ゆくまで満喫しよう。
おすすめドライブルートと宿泊施設をご紹介する、全5回シリーズの第2弾でご紹介するのが、群馬県北部にある尾瀬・みなかみエリア。東京からクルマで2時間~3時間ほどという好立地ながら、山々や清流などスケールの大きな自然が残る風光明媚なエリアだ。今回は、尾瀬・みなかみエリアにある愛車で訪れたい観光スポットと、おすすめの旅館をご紹介する。喧騒から離れてゆっくり過ごす、旅行プランづくりに役立ててほしい。最後にリンクされているアンケートにお答えいただいた方の中から、ご紹介したホテルのペア宿泊券や、ミシュランオリジナルグッズをプレゼントする特別企画もあるので、ぜひ最後までお楽しみいただきたい。
◆尾瀬国立公園(片品村)
尾瀬のハイキングコース
尾瀬戸倉 尾瀬第1駐車場
まずは、唱歌「夏の思い出」で知られる尾瀬。一帯は特別天然記念物に指定されており、2007年には29番目の国立公園となった貴重な自然が残されたエリアだ。見どころは、南北2km、東西6kmにもなる本州最大級の高層湿原「尾瀬ヶ原」。5月の終わりには白く可憐なミズバショウ、7月中旬からは山吹色の大輪が特徴的なニッコウキスゲなど、美しい高山植物が楽しめる。火山活動によって形成された「尾瀬沼」もぜひ訪れたいスポット。標高1,660mに位置する大きな沼で、東岸からは水面に映る燧ケ岳(ひうちがたけ)の姿を望める。
尾瀬の自然を楽しめるのは、例年5月中旬から10月末ごろまで。群馬県側からは「尾瀬戸倉」エリアにクルマを駐め、乗合バス・タクシーで各入山口に向かおう。初心者におすすめなのが、鳩待峠(はとまちとうげ)から尾瀬ヶ原を歩くハイキングコース。尾瀬戸倉の尾瀬第1駐車場からシャトルバスで30分ほどの鳩待峠で降り、そこから徒歩で山の鼻ビジターセンターを経由して、尾瀬ヶ原の湿原を回る。歩行時間は6時間程度と、日帰りで尾瀬らしさを味わえるコースだ。
尾瀬国立公園
住所:群馬県利根郡片品村戸倉766-1(尾瀬戸倉 尾瀬第1駐車場)
◆吹割の滝(沼田市)
「東洋のナイアガラ」とも称されるほど壮大な吹割の滝
近隣ドライブインへ駐車して吹割の滝を見に
尾瀬国立公園・尾瀬第1駐車場から車で30分ほどの場所にある「吹割(ふきわれ)の滝」は、高さ7m、幅30mにもおよぶ名瀑。片品渓谷の川底の柔らかい部分が、長い年月を経て深く侵食されて大きな割れ目になり、三方から水が流れ落ちる滝となった。まるで巨大な岩が吹き割れたように見えるためこの名が付き、その壮大さから「東洋のナイアガラ」と称される。
吹割の滝を鑑賞できるのは、例年4月から12月初旬まで。周辺にある市営駐車場や民間の駐車場を利用しよう。秋には渓谷美に映える見事な紅葉を楽しめるほか、雪解け水でとくに流量が増える新緑の季節には、その豪快さに圧倒される。そして夏には、川面に吹く爽やかな涼風を感じることができる。周辺に整備された遊歩道や、3つの観瀑台に吊り橋など、さまざまな角度からダイナミックな滝を味わってほしい。
吹割の滝
住所:群馬県沼田市利根町追貝地区
◆たくみの里(みなかみ町)
昨年のメイン展示作品わらアート 迷惑龍
群馬県みなかみ町 たくみの里 駐車場
のどかな農村風景の中にある里山のテーマパーク「たくみの里」
地域で受け継がれてきた工芸品の手作り体験ができる。
のどかな農村風景の中にある里山のテーマパーク「たくみの里」では、地域で受け継がれてきた工芸品の手作り体験ができる。東京ドーム70個分(約330ヘクタール)という広大な敷地に、20棟以上の体験工房が点在。木工や竹細工、ガラス細工をはじめ、陶芸に手漉き和紙などを、昔ながらの方法で手作り体験できる。マッチ箱に絵を描くマッチ絵体験やお面作り体験などユニークなものもあり、何度訪れても楽しめそうだ。
フルーツ狩りなどの農業体験も可能なほか、地元の食材をふんだんに使った料理を堪能できるカフェや食堂も。雨の日でも、お子さま連れでも楽しめるのも嬉しい。日本の原風景に触れられる貴重なスポットとして、「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン」(改訂第6版)にも掲載されている。
たくみの里
住所:群馬県利根郡みなかみ町須川847(道の駅たくみの里)
◆道の駅水紀行館(みなかみ町)
道の駅水紀行館に展示されているEF16型電気機関車
関越自動車道 水上ICからクルマで約5分ほど
利根川に生息する多彩な生物が展示されている渓流水槽
日本初の「淡水魚のトンネル水槽」
利根川の清らかな流れが形作った諏訪峡のほとりに佇む「道の駅水紀行館」。併設された水産学習館には利根川に生息する多彩な生物が展示されており、日本初の「淡水魚のトンネル水槽」や、渓流を模した水槽でじっくり観察できる。ドクターフィッシュ(ガラ・ルファ)に古い角質を食べてもらう体験も人気。地元農産物の販売所や軽食コーナーはもちろん、足湯やウォールクライミングなども楽しめる。
道の駅のすぐそばには、諏訪峡大橋を望む清流公園があり、季節ごとに多様な表情を見せる渓谷の自然とふれあうことができる。散歩をしたり、川を眺めたりと、ゆったりとした時間を過ごしてはいかがだろうか。おすすめ宿泊先として最後にご紹介している「別邸 仙寿庵」からもクルマで10分ほどなので、宿泊した帰りがけに立ち寄るのもおすすめである。
道の駅水紀行館
住所:群馬県利根郡みなかみ町湯原1681-1
◆矢木沢ダム・奈良俣ダム・藤原ダム(みなかみ町)
利根川水系最大級の「矢木沢ダム」
みなかみ町の奥利根地域にある、「関東の水がめ」と呼ばれる3つのダムもぜひ訪れてみたい。利根川水系最大級の「矢木沢ダム」は、堤高131mの“アーチ式”のコンクリートダム。このダムにせき止められてできた「奥利根湖」は、ブナやナラなどの原生林に囲まれ、新緑や紅葉がとくに美しいと評判だ。
矢木沢ダム(奥利根湖)
住所:群馬県利根郡みなかみ町藤原字矢木沢6381-4(矢木沢ダム管理所)
※矢木沢ダム管理用道路は、例年5月上旬から11月下旬まで通行が可能。詳しくはHPでご確認ください。
奈良俣ダムの158mある堤高は圧巻
水系の中で最も高い158mの堤高を誇る「奈良俣ダム」は、岩石や土砂を積み上げた“ロックフィルダム”。このダムが形成した「ならまた湖」からは、至仏山(しぶつさん)や笠ヶ岳など尾瀬の山々が望め、カヌーイングも楽しめる。
奈良俣ダム(ならまた湖)
住所:群馬県利根郡みなかみ町藤原字洗ノ沢6322-24(奈良俣ダム管理所)
※奈良俣ダム管理用道路は、例年5月上旬から11月下旬まで通行が可能。詳しくはHPでご確認ください。
昭和33年利根川上流ダム群のうち最初に竣工
これらの下流にあり、水系の中で最も長い歴史を持つ「藤原ダム」は、自重で水圧に耐える“重力式”のコンクリートダム。北側の藤原集落近くの湖畔には公園があり、ミズバショウ池や水生植物園が整備されている。
藤原ダム(藤原湖)
住所:群馬県利根郡みなかみ町夜後26(藤原ダム管理支所)
四季それぞれに表情を変える谷川の大自然を体感できるのが魅力の仙寿庵
名峰・谷川岳の眺望と山間の閑静な環境の中、現代建築と伝統技術の融合した全室に露天風呂を備える温泉旅館
すべてのお部屋に源泉かけ流しの露天風呂を設え、お部屋・露天風呂から谷川岳を一望できる
ミシュランガイドのホテルセレクションとして掲載されている「別邸 仙寿庵」は、全客室が源泉かけ流し温泉の露天風呂付きというラグジュアリーな宿だ。客室は8タイプ18室。谷川岳の勇姿や、四季折々の木々や花々が彩る庭園の眺めを全ての部屋から望むことができる。料理は、地元産を中心とした新鮮な食材をふんだんに使った創作和食。そのおもてなしも高く評価されており、リピーターは7割を超える。もっと詳しく知りたい方は、こちらから。
ミシュランガイドのホテルセレクション「Tablet Hotels」では、日本だけでなく世界の旅行情報をご案内しています。
「Tablet Hotels」による「別邸 仙寿庵」のレビューはこちらから。
Tablet Hotelsについて
Tablet Hotelsは、2018年にミシュランガイドの一員となり、世界で最もエキサイティングなホテルを探す情報源です。 – 単なる宿泊施設ではなく、忘れられない経験を提供してくれるホテルが勢揃い。20年以上にわたり、私たちは地球上のあらゆる場所を調査し、様々な好みや予算に合ったホテルを評価し、実績とインスピレーションに基づいた厳選されたセレクションをラインナップしてきました。そして正式にホテル版のミシュランガイドであるとご紹介できるようになりました。美食のベンチマークであるミシュランガイドのように、Tabletはホテル業界でその基準を確立しています。
https://guide.michelin.com/jp/ja/hotels-stays
尾瀬・みなかみエリアの魅力のほんの一部をご紹介させていただいた今回の記事、いかがだっただろうか?まだまだ魅力的な場所がたくさんあるので、ぜひ実際に訪れてほしい。
この記事を読んで尾瀬・みなかみエリアに出かける読者のために、今回は記事の中で紹介した「別邸 仙寿庵」のペア宿泊券(1泊2食付き)を1組2名様にプレゼント!
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EQCはメルセデス・ベンツブランド初のEV(電気自動車)モデル。
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装着タイヤは、「MICHELIN PILOT SPORT4 SUV」。サイズは、235/45 R21。快適性と強度のバランスに配慮した、SUV専用設計タイヤ。ハイパワーなSUVの安全性を高めるウェット&ドライ性能も高く、プレミアムSUVを引き立てる、洗練されたデザインも特徴です。
2023年4月26日掲載
※掲載内容は取材日時点の情報です。記事内のドライブルートはあくまでも参考例となりますので、通行する時期、状況によっては通行できない場合などがあります。交通規制、ルールを守って通行ください。
※通行の際は交通ルールを遵守するとともに、周囲の迷惑にならないようご注意下さい。
【お詫び】2023年3月23日に配信いたしましたメールマガジン「【宿泊券やグッズが当たる!】春の風を感じるドライブ。東京のオススメ夜景スポット巡り!」にて、撮影禁止場所(豊洲ぐるり公園)での写真が掲載されてしまっておりました。現在は、削除をさせていただいております。