HOTEL THE MITSUI KYOTO梶井宮門

大人の京都 ゆったりドライブ旅を満喫

【宿泊券やグッズが当たる!】ミシュランエクスペリエンスマガジン×MOTAコラボ企画
二条城 唐門

二条城、二の丸御殿への入口となっている唐門

1000年以上にわたって都が置かれた京都は今なお、静謐で奥ゆかしい古都の佇まいを残す。数多くの名所をゆったりとクルマで巡るのもお勧めだ。自分のペースで、この街の魅力を五感で味わう旅に繰り出そう。

おすすめドライブルートと宿泊施設をご紹介する、全5回シリーズの3回目では、京都の神社仏閣を取り上げたい。京都と意外なつながりがあるのが、NHK大河ドラマ「どうする家康」で改めて注目されている徳川家康。その家康が天下を取り、江戸幕府をつくりあげていった足跡が残るスポットを、マイカーで巡るルートを紹介していく。そして、最後にリンクされているアンケートにお答えいただいた方の中から、ご紹介したホテルのペア宿泊券をプレゼントする特別企画もあるので、ぜひ最後までお楽しみいただきたい。

桃山文化が薫る、家康ゆかりのスポットも クルマで巡る京都の神社仏閣

◆伏見城跡(伏見桃山城)

伏見城

「伏見桃山城運動公園」の模擬天守

伏見城 表門

「伏見桃山城運動公園」の模擬大手門

「伏見桃山城運動公園」駐車場

「伏見桃山城運動公園」駐車場

最初にご紹介するのは、京滋バイパス「宇治西IC」から約15分の「伏見城跡(伏見桃山城)」。豊臣秀吉により1592年から築城が始まり、伏見の城下町が形成された。地震による倒壊、火災による焼失を経て、秀吉の没後に城に入った徳川家康が1602年に再建。翌年、家康はここで征夷大将軍の宣下を受け、江戸時代が幕を開けることとなる。廃城後、城跡は桃畑となり「桃山」と呼ばれるように。現在は「伏見桃山城運動公園」として整備され、模擬天守が当時の威容を今に伝えている。

伏見城跡(伏見桃山城)
住所:京都市伏見区桃山町大蔵45

◆御香宮神社

御香宮神宮 拝殿

京都府指定有形文化財の拝殿

安産の社 御香宮神社

安産の社としても有名な御香宮神社

拝殿 彫刻

拝殿に施された極彩色彫刻

御香宮(ごこうのみや)神社は、伏見桃山城から5分ほど車を走らせたところにある。本殿は1605年に家康が造営。表門は伏見城の大手門を移築したとされ、中国古代の孝子たち「二十四孝」の物語をモチーフにした蟇股(かえるまた)をはじめ、桃山時代の豪壮な建築装飾が見どころだ。また境内には、秀吉を祀る豊国社、そして家康を祀る東照宮がある。

御香宮神社
住所:京都市伏見区御香宮門前町174

◆智積院

智積院 金堂

真言宗智山派の総本山である智積院

あじさい1

6月上旬頃から7月上旬頃に見頃となるアジサイ

あじさい2

境内は桜、ツツジ、紫陽花、紅葉など一年を通して四季折々の風景を楽しめる

御香宮神社を離れ、車で約15分。東山にある真言宗智山派の総本山「智積院(ちしゃくいん)」もまた、家康ゆかりのスポットだ。もとは紀州・根来(ねごろ)山(現・和歌山県岩出市)の大伝法院の塔頭(たっちゅう)だったが、対立していた秀吉によって1585年に焼かれてしまう。そして1601年、家康から東山に土地と建物が与えられて再興した。毎年6月上旬から7月上旬ごろまでは、可憐なあじさいが境内を彩り、多くの参拝者が訪れる。

智積院
住所:京都市東山区東瓦町964

◆南禅寺 金地院

南禅寺 金地院

南禅寺 金地院

枯山水庭園「鶴亀の庭」

枯山水庭園「鶴亀の庭」

南禅寺 水路閣

南禅寺境内の最奥部分にある水路閣

智積院からさらに車で北へ向かうと、15分ほどで臨済宗南禅寺派の大本山「南禅寺」に到着する。その塔頭である「金地院(こんちいん)」に建つ東照宮は、久能山や日光の東照宮とともに家康の遺言によって建てられたとされる、京都唯一の権現造りの遺構だ。鶴と亀が向かい合う姿を表現した枯山水庭園「鶴亀の庭」の景観も、ぜひ楽しんでほしい。

南禅寺境内の見どころとして、京都の近代化に寄与した「水路閣」も紹介したい。1888年に完成した全長約93mの水道橋は、琵琶湖の水を京都へ運ぶ「疎水」の一部。周囲の自然と調和したレンガ造りで、記念撮影にもおすすめだ。

南禅寺 金地院
住所:京都市左京区南禅寺福地町86-12

◆元離宮 二条城

二条城 二の丸御殿外観

国宝となっている二条城 二の丸御殿

二条城 唐門

二の丸御殿への入口となっている唐門

二条城 あじさい

季節によって、アジサイも楽しめる

南禅寺を後にし、最後に向かうのは「元離宮(もとりきゅう) 二条城」。京都御所の守護と、将軍上洛時の宿泊所とするため、1603年に家康が築城した。1867年に大政奉還の舞台となった二の丸御殿をはじめ、絢爛な桃山文化の遺構が残り、1994年にはユネスコ世界遺産に登録されている。そして毎年6月頃には、西南隅櫓(せいなんすみやぐら)周辺であじさいも楽しめる(※)。今回ご紹介する「HOTEL THE MITSUI KYOTO」からも徒歩5分とアクセスしやすいため、チェックイン後に車を停めて訪問するのも良いかもしれない。

※6月中旬までは紫陽花エリアに入れないことがあるので注意が必要。詳しい公開日は二条城HPで確認できる。
https://nijo-jocastle.city.kyoto.lg.jp/

二条城
住所:京都市中京区二条通堀川西入二条城町541

◆まだある!歴史の舞台となったスポット

東寺

東寺真言宗の総本山「東寺(教王護国寺)」

平安神宮 大極殿

平安神宮 大極殿

ここまで紹介したスポット以外にも、京都市内には歴史の1ページをつくってきた多くの名所がある。たとえば、東寺真言宗の総本山「東寺(教王護国寺)」。現代に残る唯一の平安京の遺構で、二条城と同じく1994年に世界遺産に登録された。この寺を象徴する五重塔は、焼失を経て1644年に徳川家光の発願によって再建されている。

もうひとつは、平安遷都1100年にあたる1895年に創建された「平安神宮」。幕末の戦乱で荒廃した京都の街の復興を願い、造営が進められた。とくに、平安京の正庁・朝堂院を8分の5のスケールで再現した社殿は注目だ。

東寺(教王護国寺)
住所:京都市南区九条町1番地

平安神宮
住所:京都市左京区岡崎西天王町97

京の邸宅の伝統を受け継ぐ宿で、日本の美しさに酔う
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二条城を臨む京都・三井家ゆかりの地に誕生した5つ星ラグジュアリーホテル「HOTEL THE MITSUI KYOTO」

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茶室を現代的に解釈した客室。写真はデラックスルーム。

HOTEL THE MITSUI KYOTO梶井宮門

HOTEL THE MITSUI KYOTO の表玄関、梶井宮門

京の街を巡った後は、「HOTEL THE MITSUI KYOTO」に滞在しよう。17世紀末、三井高平が居宅を構えたこの地には、250年以上もの長きにわたり、三井総領家(北家)の邸宅があった。その遺構を受け継ぎ、三井不動産グループのフラッグシップホテルとして、2020年にオープンしたのがこの宿だ。京都の街や二条城、約1,300㎡の回遊式中庭など、客室のタイプによって異なる景観が望める。敷地内から湧出する温泉を楽しむ「サーマルスプリングSPA」、京都をはじめとした国内外の厳選素材を使った極上の品々を味わうシグネチャーレストラン「都季 TOKI」など館内施設も充実。ブランドコンセプト「日本の美しさと -EMBRACING JAPAN’S BEAUTY-」にふさわしい特別な体験がゲストをもてなす。
https://www.hotelthemitsui.com/

ミシュランガイドのホテルセレクション「Tablet Hotels」では、日本だけでなく世界の旅行情報をご案内しています。

「Tablet Hotels」による「HOTEL THE MITSUI KYOTO」のレビューはこちらから。

Tablet Hotelsについて
Tablet Hotelsは、2018年にミシュランガイドの一員となり、世界で最もエキサイティングなホテルを探す情報源です。 – 単なる宿泊施設ではなく、忘れられない経験を提供してくれるホテルが勢揃い。20年以上にわたり、私たちは地球上のあらゆる場所を調査し、様々な好みや予算に合ったホテルを評価し、実績とインスピレーションに基づいた厳選されたセレクションをラインナップしてきました。そして正式にホテル版のミシュランガイドであるとご紹介できるようになりました。美食のベンチマークであるミシュランガイドのように、Tabletはホテル業界でその基準を確立しています。https://guide.michelin.com/jp/ja/hotels

ミシュランエクスペリエンスマガジン特別プレゼント企画

ドライブで巡りたい、京都の神社仏閣をご紹介した今回の記事、いかがだっただろうか?古都の歴史が紡いだ建築や装飾の数々を、ぜひ現地でご覧いただきたい。
この記事を読んで京都への旅に出かける読者のために、今回は記事の中で紹介した「HOTEL THE MITSUI KYOTO」のペア宿泊券(1泊朝食付き)を1組2名様にプレゼント!
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応募締め切り:2023年7月9日(日)
以下の応募フォームから簡単なアンケートにお答えいただければ応募完了!

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今回、撮影でご紹介した車両「ボルボ V60 アルティメットB4」
ボルボ V60 アルティメットB4 前面
ボルボ V60 アルティメットB4 後面
1_MICHELIN PRIMACY 4
2_MICHELIN PRIMACY 4

ボルボのミドルクラスステーションワゴン。流麗でスポーティなデザインはボルボらしさに溢れる。広い荷室は開口面積が大きく、小物入れやフックなども装備し、高いユーティリティを誇る。人間工学にもとづいて設計されたシートは長時間の乗車でも疲労を最低限にとどめ、充実の安全装備と相まって安全で快適なドライブをサポートする。歩行者や自転車を検知可能な衝突被害軽減ブレーキを全車に標準で搭載する。

装着タイヤのミシュラン プライマシー4は、濡れた路面にも強い、プレミアムコンフォートタイヤ。穏やかで正確なハンドル応答性によって長距離ドライブでも疲れにくい。さらにウエット性能も高く、摩耗しても性能が長く続くので安心感につながる。

2023年6月23日掲載
※掲載内容は取材日時点の情報です。記事内のドライブルートはあくまでも参考例となりますので、通行する時期、状況によっては通行できない場合などがあります。交通規制、ルールを守って通行ください。

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