mem hero tokyo

OLD&NEWなTOKYOの"いま"を走ろう
~前編~

 

with MICHELIN GUIDE

 

大都市東京は、真新しい顔と、古き良き顔、二つの顔を持っている。

いつの時代も最先端の変化を追い求めるその一方で、頑なに伝統を守り、古き知恵を語り継ぐ東京。

"OLD&NEW"、正反対に思える2つのチカラが東京のエネルギーを生み出すのかもしれない。

新しい時代を拓くチカラの源泉をめぐる、東京DRIVEへGO。

mem tokyo map

※「ミシュランガイド」掲載飲食店(赤字)、外国人観光ガイド「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン」掲載地(緑字)、サステナビリティ推進飲食店「ミシュラングリーンスター」掲載店(緑葉)が全てイラスト上に記載されているわけではありません。

古きをまなび新しきを知る、温故知新なドライブへ
MICHELIN GUIDE

空は晴れわたり、澄んだ空気が心地よい休日の早朝。ドライブのスタート地点に選んだのは、駒沢オリンピック公園。幻に終わった1940年東京オリンピックの会場となるはずだった同地。開催はかなわなかったが東京の密かなレガシーとして今も都民から愛される場所だ。朝の早い時間であるにも関わらず、公園にはジョギングを楽しむランナーや、ペットを連れて散歩を楽しむ人たちなど、多くの人が思い思いの時間を過ごしている。

ds7crossback dsフ ラント

ドライブの相棒はフランス生まれのDS7CROSSBACK。就任式で仏大統領が乗ったことでも知られるDSオートモビルのフラッグシップモデルだ。

駒沢通り沿い、世田谷の閑静な住宅街を抜け、山手通りへ。やがて井の頭通りを経て、緑豊かな代々木公園に至ると右手に国立代々木競技場の体育館が描く流麗なラインが目にとまる。建築家丹下健三による1964年の東京オリンピックの建築遺産であり、以来様々なイベントが行われ東京の文化に深く貢献してきた。観客が競技に集中できるよう、内部に柱を持たない特殊な構造とされており、建築物としての評価も非常に高い。

山手通り ト ライフ

山手通りを代々木方面へドライブ

過ぎし日のスポーツの祭典に想いを馳せ、千駄ヶ谷の新国立競技場に向かう。日本が誇る建築家隈研吾による東京の新たなランドマークは、建築の先端であると同時に、持続可能性を追求したデザインコンセプトで、環境と共生する東京の”杜”がテーマなのだという。細部まで造作の行き届いたまだ真新しい周囲の街並みと相まって、来たるべき祭典を待つように”新しい杜”は静けさを湛えている。

新国立競技場

国立代々木競技場の流麗なライン

新国立競技場前

東京の新たなランドマーク、新国立競技場

どちらも時代の先端を行く建築物だが、新国立競技場の方は緑も多く、より環境との共生というテーマが感じられる。

クルマを神宮外苑へと走らせる。いちょう並木が美しい黄色に色づき、ちょうど見頃の時期だ。クルマ好きにも人気のスポットらしく、早朝の路肩には新旧の名車がちらほら。長年大切に維持されてきたことが見て取れる60~70年代の旧車のかたわら、オーナーたちの笑顔と会話が弾む。モノを大切にするココロが、古くともピカピカのボディに映し出されているようで素敵な光景だ。

その中の1台がミシュランタイヤを履いていたことで、今回のドライブでDS7CROSSBACKの足元を支えるMICHELIN PILOT SPORT 4 SUV(ミシュランパイロットスポーツフォーエスユーブイ)に思いが至る。SUV専用に設計されているだけに、サスペンションストロークの長いDS7CROSSBACKながらステアリング操作に対するレスポンスが良く、街中でもキビキビした走りが楽しめる。それでいて快適性も高く、このクルマのしなやかな乗り心地をさらに際立ててくれた。

外苑前いちょう並木 60 70年代の旧車

michelin pilot sport 4 suv michelin energy saver 4

1930年代に生み出されたタイヤを今でもラインナップしているミシュランは、クラシックカーユーザーにも人気が高い。最新のSUVから、旧車まで多くのクルマ好きに支持されている。

※外苑周辺の一部道路は、朝9時からはサイクリングロードとして自動車侵入禁止、要注意

市場 有機野菜 色とりと りの果物

そうだ、今日は週末、青山の国連大学前でファーマーズマーケットの開催日だと気付く。小規模だが独自の哲学で農業の持続可能性を追求する生産者や、クラフトマンシップに溢れた製造・加工元、個人商店が集まる露天市場で、毎週末開催されている。いうなれば大都会東京ならではの朝市だ。活気ある市場のムードがいい。朝獲れのつややかな有機野菜、色とりどりの果物に心が躍る。

ファーマース マーケット

思いつきの寄り道もなんだかんだ充実してしまうのが、都会のドライブかもしれない。だが、今日立ち寄ることを決めていた本命がある。日本全国の伝統工芸品に気軽に触れることができギャラリーとショップをかねた施設、伝統工芸青山スクエアだ。染め物、陶器、木工、漆器、刃物といった日常の道具からこけしに代表される玩具や土産物まで、四季の豊かな私たちの国では、郷土の特色を持って多様に発展してきた。それが一堂にあつまるこの施設で、日本のものづくりの魅力と底力を再確認したかった。

伝統工芸品 秋田

この日は数々の伝統工芸品とその技が受け継がれる秋田の伝統工芸展が開催されていた。有名な曲げわっぱから漆器、木の皮をあしらった調度品など、多くの伝統工芸品が並ぶだけでなく、職人さんが実際に曲げわっぱを作っているところも見ることができた。曲げやすい「板目」ではなく、見た目が美しく希少の「柾目(まさめ)」の板を使った大館の曲げわっぱは、加工に手間もかかるとのことだが、お米の水分を絶妙に吸収してくれるため、お弁当を一段と美味しくしてくれるという。一度使うと、手放せなくなる魅力があるらしい。我慢でずに自分用にも1つ所望した。昔ながらの知恵が息づく木の香りの弁当箱は、食欲を刺激するにちがいない。

曲け わっは 職人

慣れた手つきで曲げわっぱを仕上げていく職人さんの技と、経験に裏打ちされたお話しは飽きることなく何時間でも過ごしてしまいそう。

伝統工芸

時間を忘れてしまいそうになりながら外に出ると気づけば日が高くのぼって、時計を見ればもうとうに昼も過ぎている。よし、気になっていたあの店までイージードライブとしよう。

紅葉 ト ライフ ds

大通りから1本入った閑静な住宅街にあるフレンチ・レストラン。2021年版のミシュランガイドでは、三つ星の高評価を受けている。今年新たに導入された持続可能なガストロノミーへの取り組みを評価する「ミシュラン グリーンスター」の評価も受けている。「ミシュラン グリーンスター」はフードロスの削減や地産地消の推進、プラスティック製品の使用削減など、環境保護、ひいては持続可能な取り組みを評価する先進的な評価基準だ。

l effervescence レフェルウ ェソンス

神社の参道を思わせるエントランスを上り、光を落とした通路を抜けると、一転してリラックスできる雰囲気の客席が広がる。国産材の杉やけやき、淡路島から取り寄せた素材を用いた土壁など、天然素材を使って作り上げられた空間は、都会の喧騒だけでなく時の流れすらも忘れてしまいそうなほどだ。

生江史伸シェフ

フランスやイギリスなどで経験を積み、2010年より、この地に「L’Effervescence」をオープンさせた生江史伸シェフ。

フ レート盛り付け

「生産者とお客様の間をつなぐ」ことを信条とする生江シェフは、素材の味を100%以上に引き出すために腕を振るう。素材に合わせてソースの味付けはもちろん、火の入れ方も変える。その姿勢は、まるで素材の発する声なき声に耳を傾けているようだ。フランス語で”沸き立つ”を意味する店名は、小さなエネルギーを集めて力が沸き立つ様子をイメージしたものだという。

一見、シンプルな蕪のローストも見た目に反して口の中で美味しさが弾けるような豪華なアクションを起こす。メインの鴨は、今季から導入された薪の窯で焼き上げられ、フライパンやオーブンとは異なる火の入り方で、今までに味わったことのないような複雑な旨味を引き出している。素材はすべて顔の見える生産者から届けられたもの。そのつながりは、北は北海道から南は沖縄まで広がっており、この日味わった食材の生産者はカードに記されているので、食卓で料理を味わうだけで、各地の生産者と出会った気分になれた。

アルチサ ン野菜 53種の野菜

多種多様な野菜(この日は53種!)そのものの味を楽しめる「アルチザン野菜」。すべて顔の見えるアルチザン(職人=生産者)の手によって丹精込めて育てられたものだ

蕪を複雑に火を入れて

蕪を丸ごとバターで焼き上げ、パセリのソースをかけた一皿は、オープン以来10年、毎日作り続けている唯一のメニュー。シンプルな見た目だが、口に入れると複雑な旨味が弾ける。

京都産 鴨胸肉を東京檜原村のミス ナラて 焼いて ソース ウ ァンルーシ ュ

京都産の鴨胸肉を東京檜原村のミズナラで焼き上げた一品。薪の窯によってじんわりと火が入ることで、重層的な美味しさを引き出す。添えられるのは、これからの季節に甘みを増す白菜の白ワインソース仕立て。

さあ、お腹も心も満たされたところで次なる目的地、赤坂方面へハンドルをきった。
(後編へ続く)

l effervescence 外観

L’Effervescence(レフェルヴェソンス)
「ミシュランガイド東京2021」に掲載 
住所:〒106-0031 東京都港区西麻布2-26-4 
TEL:03-5766-9500
E-Mail:info@leffervescence.jp
Lunch:11:30~16:00(13:00L.O)
Dinner:17:30~23:30(20:00L.O)
※現在ランチ営業は休業中。詳しくはお店にお問い合わせください。
定休日 毎週月曜日

今回のクルマ

ds automobiles ds7crossback

DS AUTOMOBILES
DS 7 CROSSBACK 

https://www.dsautomobiles.jp/ 

編集協力 デジタルメディアds編集部

2020年12月17日掲載

※記載の内容は掲載時点の情報です。
※飲食店は取材時にミシュランガイド公式リストbyクラブミシュランに掲載されている情報です。(ミシュランガイド公式リストbyクラブミシュランは、ミシュランガイドに掲載されている飲食店/宿泊施設を閲覧できる公式ウェブサイトです。)

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