GOOD NEWS
日々の暮らしを豊かにする持続可能な活動
ミシュランはより楽しく、信頼性の高い持続可能な製品とサービスを生み出すことで、人々の生活の質向上を目指しています。
ミシュランは毎年、研究開発に約 7 億 6 千万ドルを投資しています。イノベーションはミシュランの原動力の一つです。
MICHELIN Green Starは、持続可能な活動において業界の最先端をいくレストランに贈られます。
受賞するレストランは、非常に高い倫理観と環境基準を持っており、それぞれのレストランが独自の方法で、さまざまな活動を行っています。
例えば、持続可能な生産者やサプライヤーとの協力、廃棄物の低減やプラスチックなどのリサイクルできない素材の削減、あるいはサプライチェーンからの排除など、さまざまな責任ある取り組みを行っています。
受賞者は、卓越した料理と環境に配慮した優れた取り組みを兼ね備えたダイニング体験を提供しており、熱心なグルメとホスピタリティ業界全体にインスピレーションを与えています。
ミシュラン・アコースティックテクノロジーは、タイヤの内側に貼り付けられた専用設計の特殊フォームによって、路面状況の変化や凹凸した段差、道路のつなぎ目乗り越える際に発生するノイズ(空洞共鳴音)に有効に作用します。これによりドライバーと同乗者に快適な車内環境を提供します。またのノイズが減少することでロングドライブでの疲労低減につながります。
ミシュランのタイヤは、火災や洪水などの都市災害、緊急時の人命救助、森林火災などで活躍するさまざまな緊急車両に装着されています。
たとえば大規模な森林火災が発生する地中海沿岸やオーストラリアでは、ミシュランのタイヤはあらゆるニーズに対応し、環境や生命を脅かすような状況下でも最大の安全性を提供できるタイヤとして、多くの車両に採用されています。
森林火災の現場では安全で強靭なタイヤが必要です。炎に包まれた中ではタイヤがバーストしてはいけないからです。パンクのリスクは焼けた切り株からも生じることがあります。少しでも火に近づかなければならないときに、消防士たちは立ち止まることはできないのです。
協力会社のパイロウェイブ社が開発した、ポリスチレン廃棄物を再利用し、持続可能な製品を作ることができる革新的なプロセスをご紹介します。
このプロセスではマイクロ波を使って、廃棄されたヨーグルトカップや食品容器などのプラスチック容器をを分解、元の構成要素であるスチレンを回収します。
この回収されたスチレンは、自動車、家電、タイヤ業界向けの新しい包装資材や製品の原材料として使用されます。例えばスチレンはタイヤの材料である合成ゴムの主成分です。
この技術により年間8万トン※1に相当するポリスチレン廃棄物をミシュランタイヤの製造に再利用することができます。
※1 ミシュラン社内統計(2021年時点)
UPTIS(Unique Puncture-Proof Tire System)は、乗用車用の革新的な新しいエアレスモビリティソリューションです。
道路上の障害物に起因するパンクやその他の空気損失のリスクを排除します。
ミシュランのハイテク素材に関する専門知識を活かしたUPTISは、エアレスモビリティ技術を大きく前進させました。このタイヤは空気圧のチェックが不要なため、自動運転車や多くの車両を保有する法人車両にも最適なタイヤです。
UPTISの革新的なデザインと素材は、廃棄するタイヤの数を減らし、タイヤ製造に必要な原材料とエネルギーの総量を削減するなど、持続可能性に貢献します。※2
※2 13万5千本のタイヤを対象とした当社の廃棄タイヤ調査(2012年~2015年)をもとに世界規模で推定。年間10億本の使用済みタイヤが廃棄されているといわれています。