prototypewheels04 bkgd

ミシュラン アプティス

パンクを回避するプロトタイプタイヤ

2019年、世界の持続可能なモビリティを目指す「Movin'On(ムービング・オン)サミット」で初公開されたミシュラン アプティス(Unique Puncture-Proof Tyre System)(1)は、パンク急激な空気圧低下のリスクを取り除き、環境負荷の低減を実現します。

これは新世代のエアレスホイールテクノロジーを示すものであり、ミシュランのハイテク素材に関する専門知識と技術の高さを象徴しています。

New generation of airless tire | Michelin

より持続可能なモビリティの実現に向けた重要なステップ

ミシュラン アプティス プロトタイプは、乗用車用のエアレスタイヤテクノロジーです。このソリューションによって、路上の障害物によるパンクや損傷といったリスクを取り除くことができます:

  • パンクやバーストの危険性が取り除かれドライバーは安心して運転することが可能。
  • 商用車オーナーやプロドライバーは、生産性の最適化が可能(パンクによるダウンタイムの抑制、修理作業が軽減されます)。
  • またパンク等で廃棄されるタイヤの数が減ることで、新たに購入、装着されるタイヤの原材料の使用量を減らし、廃棄物を減らすことが可能になります。

     

ミシュラン アプティス プロトタイプは、ミシュランのビジョン・コンセプトに向けた大きな進歩を象徴しています。このコンセプトには、エアレス、コネクテッド、3Dプリント、100%サステナブル(再生可能かつ天然由来の原材料)という革新性における4つがあります。

MICHELIN UPTIS PROTOTYPE

ミシュラン アプティス、環境負荷の低減

第一弾となる新世代のエアレスタイヤテクノロジー、ミシュラン アプティスは次のサポートで実現しています。

1

イノベーション&テクノロジー

ミシュランのハイテク素材に関する専門知識を駆使したミシュラン アプティスは、既存のエアレスモビリティの技術を大きく発展させたものです。ミシュラン アプティスは空気圧点検の必要性をなくし、定期的なメンテナンスの必要性も減少させ、自動運転車やレンタカー、カーシェアリングに適しています。

2

他社とのパートナーシップ

世界的な大手カーメーカーであり、ミシュランの重要なパートナーの一つであるゼネラルモーターズ社は、共同開発パートナーとして共同研究契約を締結。早ければ5年ほどで乗用車の主流となる、ミシュラン アプティスの標準装着という目標を共有するに至っています。 またミシュラン アプティスは、世界的な輸送会社のひとつであるDHL社に採用され、2023年末までにシンガポールで配送車両約50台に装着される予定です。

3

サステナブルデザイン

ミシュラン アプティスの革新的なデザインと素材は、廃棄されるタイヤの数を減らし、タイヤ製造に使われる原材料やエネルギーを削減するなど持続可能な利点をもたらします。

ご存知でしたか?パンクや急激な空気圧低下(12%)、タイヤの空気圧不良による偏摩耗(8%)などにより、毎年、最大20%のタイヤが廃棄されており(2)、これはタイヤ2億本、または200万トン*に相当します。その重さはエッフェル塔の200倍です。ミシュラン アプティスはこのエアレスタイヤテクノロジーでこの課題を解決します。

ミシュラン アプティス プロトタイプの材料は?

ミシュラン アプティスは、乗用車の荷重と走行速度に耐えうるよう設計されており、特に商用車や新しい形態のモビリティに最適です(C.A.S.E.:Connected, Autonomous, Shared, Electric vehicles)。

ミシュラン アプティスは、ゴム、ホイールのアルミニウム、ガラス繊維強化プラスチック製の柔軟な耐荷重構造組み合わせたもので、ミシュランのハイテク素材に関する専門知識が生かされています。

ミシュラン アプティスは乗用車のニーズに完璧に対応し、ミシュランタイヤに求められる性能をすべて備えています。

MICHELIN UPTIS PROTOTYPE

DHL社がミシュラン アプティスを採用

ミシュランのエアレスイノベーションは、ラストワンマイルデリバリー市場で最初の一歩を踏み出しました。

2023年末までに、シンガポール国内にてDHL社の配送車両約50台に装着される予定です。

capture

2021年、ミシュラン・アプティス・プロトタイプがその回転を初披露

ミュンヘンモーターショー2021において、Mr. JWWとGercollector(ギャレコレクター)の2人のユーチューバーが、実際の公道でミシュラン アプティスを試乗しました。
「車に本格展開されるのが待ち遠しい」、「素晴らしい快適性」。ミシュラン アプティス プロトタイプはその役目を果たしました。

Michelin UPTIS Driving Experience - IAA Munich 2021

ミシュランが選ばれる理由

The range challenge of electric cars

エレクトリックモビリティを推進

ミシュランはエレクトリックモビリティの最前線に立っています。電気自動車オーナーのニーズに応えるタイヤを開発するため、ミシュランのエンジニアは自動車・バイクメーカーと密接に連携しています。

map search desktop

お近くのミシュランタイヤ販売店を探す

検索方法
都市名または郵便番号
  • バイク
現在地を特定する
検索

本ページの説明について

(1) UPTIS:Unique Puncture-proof Tyre Systemの頭字語。専用リムを提供するマキシオンと共同開発したエアレスタイヤ。

(2)自社「廃棄物処理場」調査(2012~2015年)、13万5000本のタイヤサンプルに基づき世界規模で推定(年間10億本のタイヤが廃棄されていると推定されています)

(3) 詳しくは以下をご覧ください。
https://www.michelin.com/en/sustainable-development-mobility/for-the-planet/environmental-approach

You are using an unsupported web browser
本ウェブサイトではサポートされていないウェブブラウザをお使いのようです。一部の機能が正常に作動しない場合があります。閲覧中に動作が不安定になる場合があります。このウェブサイトを最大限活用していただくため、以下のブラウザのいずれかを使用していただくか、アップグレードまたはインストールしてください