販売店検索

バイブレーション(振動)、ウォブル(ふらつき)、その他のハンドリング障害

モーターサイクルの走行中、バイブレーション(振動)、ウォブル(ふらつき)、キックバックやウェービングといった車両に生じる様々な現象が発生する場合があります。これらの発生原因や対処法について、この記事で詳しく解説します。

バイブレーション(振動)

clmqbuo3b2vvj01hksrkwdho7 vibration full 3

この現象はモーターサイクルのフロント/リア両方で発生し、通常時速90キロ~130キロ前後でハンドルバー付近で最も強く感じられます。

ハンドルバーを通じて、手に不快な振動を生じます。

ほとんどの場合、タイヤが発生原因ではありません。多くの場合、ハンドルの振動はホイールバランスの調整不足が原因です。また、リムに対してタイヤのセンターが取れていない場合もあります。


モーターサイクルのハンドルバーの振動は、ハンドルバー付近で最も強く感じます

ハンドルに振動を感じたら? 

問題の原因を特定し、必要に応じてホイールバランス、またはリムに対してタイヤのセンター調整を行ってください。対処にお困りの場合は、専門知識を持った販売店スタッフに依頼することをお勧めします。

ウォブル(ふらつき)

awmg4l5j5acy8th0xk2nf1fe clmqc216h260q01hhqz24cawm wobble full full

この現象は、低速走行時(時速100キロ以下)にフォークが横方向に連続的に振動するもので、通常は減速中に発生します。

ウォブル(ふらつき)は、ハンドルバー付近で発生し、ハンドルバーが右から左へと横に動くような現象です。

加速してスロットルを離すと、フロントエンドへの質量移動によってこのふらつきが発生するポイントがあります(通常、時速50kmから100kmの間)。横揺れの周波数は、モーターサイクルの種類によって強かったり弱かったりします。


ウォブル(ふらつき)は、低速時にフォークが横方向に連続的に発生する振動

ふらつきが発生したら? 

リラックスしてハンドルを少しゆるめに持ち、速度を落とすことでこの現象が解消される場合があります。

また、ウォブル(ふらつき)に起因するタイヤの影響がいくつか考えられます。特に摩耗が激しいタイヤの使用や、空気圧が適正でない場合、この現象を引き起こす原因にもなります。

この現象を改善するには、早めに専門知識を持った販売店スタッフに相談し、適切な措置を行ってください。

キックバック

z1qg76trya7mb44b3qkfqvzh clmqdhxxe22fw01kpdg5062gg kickback full full

キックバックは、車体の前方でハンドルが左右に振られる現象。前述のウォブル(ふらつき)に似ています。

フロントの鋭い横の動き(フォークが前後に動く)で、ハンドルが瞬間的に激しく左右に振られる現象。特に急加速中に発生します。

しかし、ウォブル(ふらつき)とは異なり、キックバックは繰り返し起こる現象ではありません。通常、道路の段差や継ぎ目などを通過したとき(外部要因)によって引き起こされます。

また、モーターサイクルの種類によっては、この現象に敏感なモデルもあります。

キックバックが発生したら?  

キックバックは突然起こります。もしキックバックが発生したら、慌てず、減速すればこの現象は解消されます。

再発の原因となるような欠陥がフォークに見られた場合は、専門知識を持った販売店スタッフに相談することをお勧めします。

ウェービング

u05rvnw42n819i6ldl6hqkpj clmqdknr22wsn01hkjklqto3u weaving full full

ウェービングとは、直進時やコーナーリング時に起こる前後のタイヤの通る軌跡が違う左右の波状動で、時速140キロ前後の高速走行時に発生します。

前輪と後輪の位相のずれによって、このようなウェービングが発生します。ハンドルが右から左へ大きく振られる現象です。

この動画では、ウェービングがどのような時に発生するかを確認することができます:

速度の上昇に伴いこの現象はさらに激しくなり、突然モーターサイクルから投げ出されることもあるので大変危険です。

ウェービングとは、時速140キロ前後の高速走行時に発生する波状動です。

この現象に敏感なモーターサイクルも存在し、新車であっても発生する場合があります。

タイヤがウェービングに影響する原因:

  • 摩耗の状態

  • 空気圧

  • タイヤ構造:バイアス/ラジアル

  • 追加荷重(荷物、パッセンジャー、トップケース......)

ウェービングが発生したら? 

速度を落として、ハンドルは強く握らず少し緩めに持ちましょう。

急ブレーキも大変危険です。ゆっくり減速してこの現象が収まるまで、安全運転を心がけてください。

その後、次のことに注意してください:

  • タイヤの空気圧を確認し、必要に応じて調整してください。

  • タイヤの摩耗状態を確認し、摩耗が激しい場合は新しいタイヤに交換してください。

  • 正しいタイヤが装着されているか確認してください。例えば、ラジアルタイヤが推奨されている車両に、バイアスタイヤを装着している場合は、モーターサイクルが波打つ原因になることがあります。車両メーカーが推奨したタイヤが正しく装着されていることを確認してください。

  • それ以外に疑問が生じた場合は、専門知識を持った販売店スタッフに相談してください。