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モーターサイクル用タイヤのパンク修理: タイヤのパンク修理は可能ですか?

モーターサイクル用タイヤに関するアドバイス

自宅やガレージから遠く離れた場所で、タイヤがパンクしてしまうのは大変なストレスです。モーターサイクル用タイヤのパンク修理は可能か?その場合、どんな修理方法があるのか?この記事で詳しくご説明します。

コンテンツ:

モーターサイクル用タイヤのパンク修理は可能か?

モーターサイクルのパンク修理は可能な場合もありますが、ご自身で正しい判断をするのは困難です。

タイヤの損傷を調べパンク修理可能かどうかを判断するには、タイヤをリムから取り外し、タイヤの内側から状態をチェックする必要があります。また、パンク修理可能かどうかは十分な検査をして診断しますのでトレーニングを受けた専門スタッフの知識が必要です。

タイヤの状態に応じてパンク修理するか、新しいタイヤに交換するかを適切にアドバイスします。タイヤがパンクした際は、早めに販売店もしくはタイヤ専門店へご相談ください。

とはいえ、販売店から遠く離れた場所でパンクした場合は、それも難しい場合があります。このような場合は、2つの選択肢があります: 

  • モーターサイクル用タイヤのパンク修理キットがある場合: パンクを発見したら、修理キットを使って一時的なパンク修理を行い、安全に注意しながら最寄りの販売店もしくはタイヤ専門店まで車両を持ち込んでください。 
  • モーターサイクル用タイヤ修理キットがない場合: 最寄りの販売店もしくはタイヤ専門店まで車両を運搬する必要があります。加盟の保険会社に連絡すれば、対応してくれる場合もありますのでご自身が加盟している保険内容をご確認ください。

 

タイヤのビードが損傷している(リムから外れている)などタイヤに大きなダメージを受けている場合は、修理キットによる一時的なパンク修理はできません。その際は、最寄りの販売店もしくはタイヤ専門店まで、安全に注意しながら車両を運搬する必要があります。その場合は故障対応サービス等に連絡をするなどしてご対応ください。

モーターサイクル用タイヤのパンク修理キット

モーターサイクル用タイヤのパンク修理キットには紐状の補修剤が同封されています。タイヤに貫通した穴の外側から工具を使ってこの補修材を差し込み、穴を塞ぎます。そしてエアーボンベ式空気入れをバルブにねじ込み、タイヤに空気を注入します。

flat tyre

パンク修理はあくまで応急処置であり、タイヤ本来の性能を取り戻すことはできません。そして的確な修理ができないと走行に危険を及ぼす恐れがあります。

モーターサイクル用タイヤのパンク修理キットとその補修材は、最寄りの販売店もしくはタイヤ専門店まで安全に移動するための一時的な対処法にすぎません。

ミシュランはマッシュルームタイプ(軸付き)のリペアパッチによる内面修理を強く
推奨します。

以下をお読みください。

モーターサイクル用タイヤのパンク修理方法

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マッシュルーム・タイヤリペア(PRP)

最も効果的なパンク修理方法で、「マッシュルーム」またはPRPと呼ばれます。

マッシュルーム形のツールを使用することからこの名前が付けられています。穴に軸を挿入して空気の流れを止め、上部の平らな部分で内側から穴を完全にふさぎます。

空気漏れだけでなく、水や汚れなど外部からの侵入も防ぐことができるため、効果の高いパンク修理方法です。外側から紐状の補修材を差し込むのとは異なり、タイヤの内側から作業する必要があるため、販売店もしくはタイヤ専門店にパンク修理を依頼し、トレーニングを受けた専門のスタッフが作業を行う必要があります。

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タイヤのパンク修理可能な場所

パンク修理の可否は、タイヤのどの部分でパンクが発生したかによって異なります。

パンク修理は、図のTゾーン(トレッドの約3/4)に発生したパンクのみ可能です。

トレッドショルダー部やサイドウォール部のパンク修理はできません。

タイヤ修理の制限

その他に、タイヤのスピードレーティング、修理可能な最大値(直径)、修理回数によっても異なります。

スピードレーティング(速度記号)

修理可能な最大値(直径)

最大修理回数

< VR

6 mm

2

ZR

3 mm

2

上記の表は、以下を示しています。

  • モーターサイクル用タイヤのパンク修理可能な回数は2回までです
  • スピードレーティングがVレンジ以下のタイヤは、直径6mm以下のパンク修理が可能です
  • スピードレーティングがZRのタイヤは、直径3mm以下のパンク修理が可能です

パンクはタイヤに他の損傷を引き起こす可能性があります。

例えばパンクした状態で走行を続けると、タイヤの内側に斑点が発生する可能性があり、タイヤはより大きなダメージを受けることになります。

これは、ラバー内部でタイヤを構成するコードが変形している状態で、タイヤの内側に見えるこの症状は、コードが高温になっていることを示しています。このような状態で走行を続けることは非常に危険で、タイヤの修理もできません。

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タイヤのシーラントキット

タイヤのシーラントとは、バルブから注入するジェル状の補修材で、パンクの予防に用いられます。タイヤが回転すると、シーラントがタイヤ内部全体に広がり、内部を均一に覆います。

タイヤのシーラントキットは、パンクの予防または応急処置としても使用できます。

  • パンクの予防として使用する場合: 新品のタイヤにタイヤシーラントを注入することで、パンクを予防します。
  • パンクの応急処置として使用する場合: パンクが発生した際、バルブから噴射して穴をふさぎます。その後、キットに付属しているカートリッジで空気を注入します。

 
モーターサイクル用タイヤのシーラントは商品によって特徴もさまざまで、効果の持続時間も異なります。また、熱によって蒸発するため、シーラントが乾いていないかを適宜確認する必要があります。シーラントが乾いてしまった場合は、効果を持続させるためにタイヤ内部をきれいにしてから再度シーラントを注入する必要があります。シーラントは商品の説明に従い、正しく使用してください。

最寄りのモーターサイクル用タイヤ販売店

最寄りの販売店もしくはタイヤ専門店を探すには、ディーラーロケーターをご利用ください。

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