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「あの人」と行く、ミシュランの美味巡りドライブ

九州の美味を極める食通と行く、福岡・佐賀・長崎編

「福岡の美味しい」を極める!をキャッチコピーに、福岡を中心とした九州の美食情報を発信するメディア『ソワニエ+』。「美味しい」を追い求め、東へ西へと飛び回る同誌編集長・井上美砂さんと一緒に、美味な食材の宝庫・九州北部エリアの、素材にこだわるお店を巡ります。

自然と舌が肥える、食いしん坊の楽園

多様な海産物が水揚げされる玄界灘や有明海を有し、筑後川などいくつもの河川によって誕生した肥沃な土地が広がる福岡県、佐賀県、長崎県の九州北部。海も山も畑も近いとなれば食材のレベルは当たり前のように高く、「この地ならではの食材を活かした料理をいただくために足を運ぶ価値がある」と全国の食通が注目するエリアです。

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※「ミシュランガイド」掲載飲食店/宿泊施設(赤字)と外国人観光ガイド「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン」掲載地(緑字)が全てイラスト上に記載されているわけではありません。

※「ミシュランガイド」掲載飲食店/宿泊施設(赤字)と外国人観光ガイド「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン」掲載地(緑字)が全てイラスト上に記載されているわけではありません。

「たくさんの飲食店がひしめく福岡の食の特徴は、大衆居酒屋から高級店までジャンルに振り幅があること。そして、どこも美味しくて、しかも安いことです。それもこれも、九州の豊かな食材あればこそでしょうね」

そう語るのは、グルメと旅の仕事に関わっておよそ8年になる『ソワニエ+』編集長の井上美砂さん。美味しいものがあると聞けば離れた島々にも出向き、自身の体験を踏まえながら九州各地の美味しいものを発信。さらに、生産者や料理人など食に関わる人たちとのネットワークを活かした、食文化の継承・発展にも力を入れている食通です。

「温泉と旅を紹介する本を担当していた以前は、長距離ドライブはしょっちゅうでしたし、今もあちこちの取材先に自分で行きますよ。自走することも少なくありません」というだけあって、初めて乗るというメルセデス・ベンツ E 220 d AVANTGARDEにすぐに馴染み、手慣れた様子で混んだ街中をスイスイと進んでいきます。

「運転しやすいし、この照明(アンビエントライト)もお洒落! “初メルセデス”にテンション上がりすぎですね、私(笑)」

井上さんが楽しそうに走らせるメルセデス・ベンツ E 220 d AVANTGARDEの足元は、純正装着タイヤにも指定されているプレミアムコンフォートタイヤMICHELIN PRIMACY 3(*)。優れた乗り心地や静粛性はもちろん、濡れた路面にも強い特性が、快適で安心なロングドライブを叶えてくれます。

そのフランス料理は福岡の外食文化の礎

最初に訪ねたのは、福岡初の本格フランス料理店として1953年に創業し、今日まで多数の有名シェフを輩出してきた「レストラン花の木」。数え切れないほどの飲食店を訪ね歩いてきた井上さんでも、行く前はちょっと緊張してしまうという老舗です。

地産地消を掲げ、福岡を中心とした九州北部エリアの食材でメニューを構成している「レストラン花の木」ゆえ、食材は旬を実感させてくれるものがズラリ。7月の終わりの取材当日は、この時季の九州の美味を代表する穴子が出迎えてくれました。

「生魚が食べられないお客様がいらしたときに、旬の穴子にキャビアを載せてお出ししようとひらめきまして」と、総料理長の寺田敏広さん。筑後産の穴子しかり、野菜もすべて地の物を使う一品は、シェフの力量とやさしさから生まれたのでした。

七輪の炭火で丁寧に焼き上げ、穴子の旨味と香ばしい風味を引き出す寺田総料理長。「ひとつひとつの料理のどこかに、素材や季節を感じられる香りを取り入れるのが私のスタイルです」

「“フレンチ”ではなく“フランス料理店”と呼びたくなる正統派スタイルは、昔ながらのほっとできるオーセンティックな要素と、時代の変化を踏まえた新しい要素とのバランスが絶妙なお料理はもちろん、いつも深い懐で受け止めてくれる居心地の良さも大きな魅力。親子2代、3代でいらっしゃるお客も多く、とくに記念日やお祝い事などハレの日に行きたいお店です。福岡では別格の存在ですね」(井上さん)

「ロイヤル中州本店」の名で創業して間もなく、女優マリリン・モンローとニューヨーク・ヤンキースのスター選手ジョー・ディマジオが新婚旅行で来店。そのときのテーブルと椅子は、個室「Room1953」で現在も活躍中。

フレンチの世界的シェフ、ジョエル・ロブションが来店時に残したメッセージ。

ソムリエとしても著名な支配人の黒木昭博さんのお眼鏡にかなった、フランスの名店をも上回る銘柄が揃うワインセラー。

フランス産の鴨肉を使ったメインは、正統派のフランス料理を貫く「レストラン花の木」ならでは。エリンギの長所を凝縮した福岡産「王リンギ」のつけ合わせが、同時に新しい発見を提供。

初夏に旬を迎える桃を、ジュレとエミュルジョンという異なる調理法で楽しませてくれるデザート。ふわりと届く、爽やかな香りも美味しい。

たっぷりのバターや生クリームを使ったフランス料理が求められた時代が移り変わっていくのにあわせ、「レストラン花の木」も現在の地産地消にシフトしてきましたが、お店の根幹・基礎の部分は変えないことを大切にしていると寺田総料理長はおっしゃいます。

「“花の木の料理人”として私は、前に走りすぎず後ろに下がりすぎずの、ちょうどいい落としどころを探し出すよう心がけています。見栄えや斬新さに引っ張られるのではなく、時代をほどよく取り入れた、わかりやすい“花の木の料理”をお出しすること。食べて美味しい、ほっとする美味しさが、ここでは何より重要ですから」

食材ありきとなれば臨機応変にその食材に向き合い、提供したい料理のためには必要な食材を探し回る。居酒屋で新しいアイデアがひらめくこともあるという寺田総料理長は、「お店を舞台としたら、表舞台に立つのはサービスで、料理人はあくまで裏方です」とも。「レストラン花の木」のアイデンティティを引き継ぐ黒木支配人とのコンビネーション、そして、いまも変わらない“レストラン花の木の味わい”が、今日もたくさんの人を幸せにしています。

アルバイト時代からおよそ30年、「レストラン花の木」一筋で研鑽を積んできた黒木支配人。「お客様のためにできる最良のサービスを常に考え、日本一幸せになれるレストランを目指しています」

大濠公園にある現在の店舗は、1989年に創業地の中州から移転・オープン。長い歴史を感じさせる設えは、創業時の店舗の意匠を再構築したもの。

入り口をさりげなく指し示す、花の木の意匠をあしらったサインボード。重厚なドアの向こうには、大濠公園を望む特別な場所と時間が。

レストラン花の木

「ミシュランガイド福岡・佐賀・長崎2019特別版」に掲載
住所:福岡県福岡市中央区大濠公園駅1−3(ボートハウス大濠パーク内 2F)
電話:092-751-3340
営業時間:12:00〜15:00(L.O. 14:00)/18:00〜22:00(L.O. 20:30)
定休日:月曜(祝日の場合は翌日に振替)
Web:hananoki-f.jp

海はすぐそこ、福岡の定番ドライブルート

気持ちのいい公園の眺めとともに「レストラン花の木」のランチを堪能した井上さんは、メルセデス・ベンツE 220 d AVANTGARDEを北に走らせます。行き先は市内から片道およそ30分、「福岡の人は免許をとったら必ずドライブに行く」という海の中道、そして、その先にある志賀島(しかのしま)。

“漢委奴国王”(かんのなのわのこくおう)と刻まれた国宝の金印が発見されたことで知られる志賀島(しかのしま)は、風光明媚な自然の中に温泉や海水浴場、“海神の総本社”と称される志賀島海神社など見どころが盛りだくさん。海の中道にも海浜公園や水族館があり、ドライブにうってつけのエリアといえるでしょう。今回は空振りしてしまいましたが、金印にちなんだ「金印バーガー」なるご当地グルメも気になります。

新定番エリアとして発展する食材の宝庫、#糸島

福岡には海の中道・志賀島(しかのしま)の大定番エリアに対し、ここ数年で全国から注目されるようになった新定番エリアも存在。それが、“福岡の湘南”とも呼ばれる糸島です。サーフィンを趣味とするオーナーが1990年にオープンしたカフェ「サンセット」がきっかけに広まったカフェ文化を土台にたくさんのお店が建ち並ぶようになり、今ではインスタ映えするスポットとして県外からも多くの人が遊びにやって来ます。

そんな“糸島人気”をさらに加速させた存在として見逃せないのが、圧倒的な新鮮さ、安さ、品揃えを誇るJA糸島の産直市場「伊都菜彩(いとさいさい)」。高速道路を使えば福岡市内からでも30分ほどで来られるとあって、地元の方は日常的に買い出しにくるのだそう。

野菜や海産物はもちろん、調味料から花きまでが豊富に揃う「伊都菜彩(いとさいさい)」。開店直後には有名店のシェフも食材の仕入れに訪れる。

かぼちゃをはじめとする瓜類だけでも色とりどりの品揃え。日持ちする食材を買い込み、スーツケースにぎっしり詰め込んでいく旅行者も。

野菜、魚介類、畜産品、乳製品など、店頭に並ぶ商品の約9割は糸島産。バラエティに富む食材は、土地の気候や地形の恵みがあればこそ。

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“ここだけのイタリアン”で味わう驚きとわくわく

「糸島は以前から食材の宝庫でしたが、そのことが今ほど発信されていなかっただけなんですよ」という井上さんの案内で次に向かったのは、福岡都心・渡辺通に面したオフィスビル群「電気ビル」の一角に昨年オープンした「なかがわ本店」。“なかがわ流イタリアン”をコンセプトにしている、人気のイタリアンです。

レストラン業界で約12年研鑽を積み、2013年に自身の店を開業したオーナーシェフの中川英樹さん。美味しくて繊細な料理とサービスが支持を集め、現在は福岡の中心部に3軒展開するまでに。

個室も備える店内はリビングを思わせるカジュアルな作り。キッチンをガラス張りのセミオープンタイプにしているのも、「レストランを感じてほしい」という中川シェフの想いから。

「どれもポテンシャルがすごいですからね」(中川シェフ)と、キャビア、フォアグラ、トリュフなどを除き、使用する食材はすべて九州産。農業を営む島原の実家からも、旬の食材を送ってもらっているという。

「多彩な食材を活かしたお料理は、目にも舌にも美味しいものばかり。何が出てくるんだろう!?って、わくわくさせてくれるコース構成がいつも楽しくて、何度来ても自然と期待値が高まります」と井上さんの笑顔が弾ける「なかがわ本店」の魅力は、中川シェフの“自分が食べて楽しい料理”という言葉に集約されるでしょう。

「ウチでないと食べられない料理をお出しすることで、常に旬を感じ、旬の美味しさをたくさんの方に知っていただきたいと考えています。また、食育と言うとちょっと大げさになりますが、レストラン文化や食文化を醸成していきたいという想いから、当店はお子様連れも大歓迎。アレンジしたメニューをご用意しています」(中川シェフ)

お酒が飲めない・飲まれないお客にもワイングラスで食事を楽しんでほしいと、台湾茶「leaf wine」を使った「ティーペアリング」を提案しているのもそうした想いのひとつであり、「なかがわ本店」ならではの楽しさです。

有機にんじん、かぼちゃ、ゴーヤ、パプリカなどのソースを添えた、枝豆のムースと季節のサラダ。野菜はすべて九州のもの。「箸でとってお好きな味わいを楽しんでいただける、前菜ではなく“サラダ”です」(中川シェフ)

マスカルポーネ、パルミジャーノレッジャーノ、リコッタ、モッツァレラを詰めた、長崎産とうもろこしのラビオリ。鼻孔をくすぐるサマートリュフはもとより、とうもろこしと芯でとった出汁がベースのソースも美味。ハチミツとバターを練り込んだ全粒粉の自家製パンとともに。

国東半島で捕れた鹿肉の炭火焼きにあわせるソースは、肉の主張に負けないカルボナーラ、そして、なんといぶりがっこを用いたもの。「炭火焼き=燻りという近似性から、これは合いそうだと発想しました」(中川シェフ)

梅干しに使う赤しそ、かぼす、魚介の出汁、少量のバターで作ったソースが、玄界灘で揚がった甘鯛の旨味とぴったり。うろこのパリパリとした音と食感もまた至福。

ひらめきと食材に共通するキーワードをヒントに生まれる独創的なソース、炊き込みご飯や茶碗蒸しに着想を得た料理のまとめ方、葛粉でソースにとろみをつける手法など、食材を活かすための細やかな仕事を惜しまない中川シェフの姿勢。井上さんはそれを、「家で真似しようとは少しも思いません。もう全部お任せします!」という言い回しで賞賛します。

端正な美味しさを自由なスタイルで食べる、食そのものの楽しさを提案する「なかがわ本店」。そのときどきの、季節の食材から生まれる一期一会の料理がそこにはありました。

なかがわ本店

「ミシュランガイド福岡・佐賀・長崎2019特別版」に掲載
住所:福岡県福岡市中央区渡辺通2-1-82 電気ビル北館B1F
電話:092-707-3934
営業時間:11:30〜13:30(15:00閉店)/18:00〜20:30(22:00閉店)
定休日:不定休
Web:www.nakagawa-honten.com

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美食の宝庫が連なる、九州北部の魅力

福岡の名店と人気店を訪ねた今回の「美味巡り」ですが、井上さんいわく、「食材に恵まれた九州北部エリアには、ぜひとも行きたいお店が食材に負けず劣らずある」とのこと。たとえば福岡県のお隣、佐賀県の唐津・呼子・玄海には、ミシュランガイドに掲載されているお店が21軒もあるという。

美食注目スポット、唐津にある井上さんのお墨付き

あるところ(佐賀・唐津)
「ミシュランガイド福岡・佐賀・長崎2019特別版」に掲載
「唐津の土地柄に惚れ込み、2015年に福岡から移住した平河さん夫妻が営むお店です。平河さんは、福岡にあった名店「たらふくまんま」(「一刻堂」や「くーた」の主人たちもここを卒業)などで腕を磨いた方です。料理を通して唐津という土地の豊かさを伝えたいと食材の9割が唐津産。決して派手ではないですが滋味深い美味しさです。建物は築130年の古民家。電気調理器具がないのも趣深く、まさに昔ばなしに出てくるような雰囲気です」(井上さん)
住所:佐賀県唐津市鏡732
電話:0955-58-8898
営業時間:平日11:00〜17:00 土曜・日曜・祝日11:00〜15:00/17:00〜22:00 
定休日:不定休
Web:http://arutokoro.com/category/home/

ひら田
「ミシュランガイド福岡・佐賀・長崎2019特別版」に掲載
「唐津城のお膝元城内にある、福岡のグルメライターにもファンの多い名店です。ご主人は京都の「美山荘」などで研鑽を積んだ方。時間と手間をかけて丁寧にとられた出汁、地元産の旬の食材を使った一品一品に和食の粋を感じます。最後に出される土鍋炊きご飯も記憶に残る美味しさ。唐津焼を中心とした器も素敵です」(井上さん)
住所:佐賀県唐津市東城内1-5
電話:0955-74-0351
営業時間:12:00〜15:00/17:30〜22:00
定休日:水曜、第2土曜昼
Web:http://karatsu-hirata.com

セブリ​​​​​​​
「ミシュランガイド福岡・佐賀・長崎2019特別版」に掲載
「背振山系の雄大な緑を眼前に建つ『ONCRI』内にある食事処。「HÔTEL GRÈGES」をはじめ、名だたるレストランで修業を積んだ吉武シェフが料理長を務めています。フォワグラのテリーヌに白味噌を合わせたり、松笠焼きに仕立てた甘鯛に鶏の手羽のソースを添えたり、地物食材を使って型にはまらぬ多彩な表現で楽しませてくれます。450°Cに熱した有田焼の器に、生ハムからとったスープを注ぎ仕上げる「みつせ鶏の噴火スープ」は記憶に残る一品。七山や富士町の朝採れ野菜は毎朝農家から直接仕入れるとか。10月には福岡・白金に新店舗をオープン予定」(井上さん)
住所:佐賀県佐賀市富士町古湯556 おんくり 1F
電話:0952-51-8111
営業時間:11:30〜14:30(L.O14:00)/18:00〜22:00(L.O21:00)
定休日:無休
Web:http://www.oncri.com/restaurant/index.html

唐津は読んで字のごとく、唐などへの玄関口として古くから栄えてきた町。国の特別名勝で日本三大松原に数えられ、長さ4.5㎞、幅0.5㎞にわたって約100万本ものクロマツが群生する「虹の松原」ほか、唐津出身で東京駅などを設計した辰野金吾監修の「旧唐津銀行(辰野金吾記念館)」や唐津城など見どころが点在しています。また、玄海・肥前といった、自然豊かな景勝地にも恵まれており、呼子のイカを始め、日本を代表する食材も豊富。それゆえ、日本料理にうなぎにフランス料理、イタリア料理、鉄板焼など、幅広いジャンルの名店がひしめき合っているのです。

初代唐津藩主・寺沢広高が1608年(慶弔13年)に築城し、町のシンボルとして愛されている唐津城。天守から望む360°の眺望しかり、小さな半島の地形を活用した海城としての作りがユニーク。風情ある城下町の名残が、ドライブの気分を盛り上げてくれることでしょう。ランチとディナーをどこでいただくか、赤い表紙のミシュランガイドのページをめくる手が止まらなくなりそうです。

『ソワニエ+』のかたわらで企画をじっくり温め、取材をコツコツと重ねてガイドブック『九州の島旅』の発行に漕ぎつけた井上さんによると、佐賀のお隣、“日本でいちばん島の多い県”として知られ、971もの島を有する長崎県の島々にも、美味しいお店と食材がひしめいているのだそう。ならば!と、「美味巡り」の趣旨からの脱線を承知のうえで、長崎の島にあるおすすめのお店を教えてもらうことにしました。

海の向こうに新しい美食あり! 長崎の島で見つけた名店

藤松
「ミシュランガイド福岡・佐賀・長崎2019特別版」に掲載
「海に囲まれ、火山由来の赤い大地に恵まれた小値賀島にある食事処です。建物は捕鯨や酒造りで富を築いた島屈指の商人・藤松家の屋敷(築160年を越える)を改修しているため、風格ある佇まい。魚はもちろんのこと、野菜や米なども「じげもん(地元のもの)」の食材にこだわっていて、小値賀の食材の豊かさを感じます。そんな島の恵みを、刺身や焼き物、煮物など、さまざまな調理方法でいただけます。家庭料理とおっしゃっていましたが、シンプルながら手間暇かけた料理はわざわざ行きたくなる味わいです。器の一部は、かつて藤松家で使われていた漆器や陶磁器を使用していて素敵でした」(井上さん)
住所:長崎県北松浦郡小値賀町前方郷3694-1
電話:0959-56-3520
営業時間:11:00〜15:00/18:00〜22:00
定休日:火曜
Web:http://ojika-fujimatu.com/

味処 うめしま
「ミシュランガイド福岡・佐賀・長崎2019特別版」に掲載
白く輝くサシと鮮やかな紅色の肉が美しい壱岐牛。潮風を浴びたミネラル豊富な牧草で育ち、豊潤な旨味と上品な脂にファンが多いです。壱岐牛の牧場直営ならではの“一頭仕込み”のため、各部位をさまざまな料理方法でいただけるのも嬉しいポイント。焼肉やすき焼きもいいですが、個人的にはシンプルに旨味を感じられるステーキがオススメです。数人で足を運んで、サーロイン・ヒレ・モモ(オリジナル)など、それぞれ食べ比べる人も多いとか。福岡市内にも壱岐牛を取り扱うお店はありますが、この店の金額では食べられません」(井上さん)
住所:長崎県壱岐市芦辺町箱崎中山触2604-86
電話:0920-45-3729
営業時間:11:30〜14:30(L.O)/17:30〜21:30(L.O)
定休日:水曜
Web:http://umeshima.com/restaurant/

そんな長崎県で注目を集めるエリアといえば、世界遺産*の登録が決定した五島市。五島列島最大の島・福江島には、「ミシュランガイド 福岡・佐賀・長崎 2019 特別版」にミシュランプレートとして掲載されている「いけす割烹 心誠」など3軒のミシュランガイド掲載店ほか、メルセデス Bクラスでの島内ドライブができるグランピング施設「Nordisk Village Goto Islands(ノルディクスヴィレッジ ゴトウアイランズ)」もオープンし、新たなリゾート地として徐々に高まりつつある人気を後押ししています。

* 五島市の2つの構成資産(久賀島の集落・奈留島の江上集落)を含む、長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産

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美味しさと楽しさに満ちあふれた福岡・佐賀・長崎。赤い表紙の1冊をお供に、土地の恵みを実感する豊潤なグルメと、その恵みを生む美しい風景を巡るドライブに出かけてみてはいかがでしょう。

*新車装着タイヤブランドの選定は、工場で任意に行われるために、その(本車両の場合はミシュラン)限りではありません。また、工場装着ブランドを指定することはできません

撮影/ホリバトシタカ 取材・文/ヤマダマサノリ 地図イラスト/Adrian Hogan 編集/佐野未代子(Condé Nast Creative Studio)

今回のクルマ

Mercedes-Benz E 220 d AVANTGARDE

メルセデス・ベンツの中核モデルとして世界累計1200万台以上の販売数を誇るEクラス。パワフルかつ省燃費のクリーンディーゼルエンジンと最先端の安全運転支援システムを搭載するE 220 d AVANTGARDEは、今回の“欲張りなロングドライブ”の頼もしいパートナーになってくれました。

https://www.mercedes-benz.co.jp/passengercars/mercedes-benz-cars/models/e-class/e-class-saloon/explore.html

NAVIGATOR

井上美砂 Misa Inoue

東京の出版社から福岡にUターン後、温泉・旅のガイドブック『外戸本(がいどぼん)』(文榮出版社発行)を経て『ソワニエ+』(エフエム福岡発行)編集長に。プライベートでも全力のグルメ探求では、最近は雑煮やがめ煮に代表される“博多料理”に改めて傾倒中。好きなお酒は日本酒、ワイン、焼酎(芋)、ビール。

2019年8月22日掲載(取材日:2019年7月30日)
※記載の内容は掲載時点の情報です。(ミシュランガイド公式リストbyクラブミシュランは、現在、終了しております。)
※全世界のミシュランガイドセレクション(レストラン・ホテル)の閲覧・検索は
ミシュランガイド公式ウェブサイトをご利用ください。

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