
乗用車・SUV・商用車用タイヤのアドバイス
タイヤを保管する必要がありますか? Michelinの専門家が、タイヤをすぐに使用できる状態に保つための正しい保管方法のヒントをいくつか提供します。
タイヤはいつ保管するべきですか?
タイヤを長期間(1ヶ月以上)使用せずに屋外に放置すると、表面が乾燥してひび割れが生じることがあります。 そのため、涼しく乾燥した清潔な屋内環境に保管することをお勧めします。
冬用タイヤの保管
冬用タイヤは常温域でのウェットグリップが夏用タイヤに比べ低いため安全性を考慮し、春になり降雪の心配がなくなる時期に夏用タイヤを装着し、冬用タイヤは保管することをお勧めします。
夏用タイヤの保管
逆に降雪の心配が有る冬になる前に冬用タイヤに交換し、夏タイヤを保管してください。

タイヤを保管する前に:
- タイヤを取り外す前に、各タイヤの車への装着ポジションを確認し、マーキングしてください。 これにより、次にタイヤを取り付ける際に適切にタイヤローテーションを行い、均等に摩耗させることでタイヤをより長持ちさせることができます。
- 各タイヤの損傷や偏摩耗を点検します。
- ホイールとタイヤを水で洗浄し、よく乾かして腐食を抑えます。
- タイヤの溝に詰まった石やゴミを取り除きます。
タイヤはどこに保管するべきですか?
- タイヤは、紫外線を避けるため直射日光の当たらない場所、清潔で換気が良く、乾燥した適温の屋内で保管してください。
- ゴムの性質を変化させる可能性のある化学物質や有機溶剤の近くには保管しないでください。
- また、高温になる 熱源、火花や電気放電を引き起こす可能性のある機器、オゾン発生源(変圧器、電動機、溶接機など)から離してください。
- タイヤを屋外に保管する場合(短期間のみ推奨)、タイヤを地面に直接置かず、紫外線を通さないカバーで覆い、湿気を避けてください。
- タイヤを保管する面が清潔で、グリース、ガソリン、有機溶剤、オイルなどゴムを傷める可能性のある化学薬品がないことを確認してください。
- サイドウォールにホワイトレターの有るタイヤは、ホワイトレター同士を向かい合わせて保管してください。

ホイールがついたタイヤの保管方法
タイヤがホイールに取り付けられている場合は、立てて保管するか、積み重ねます。

タイヤ単体での保管方法
タイヤがホイールに取り付けられていない場合は、立てて保管してください。

お近くの夏用タイヤおよび冬用タイヤの保管場所
自宅にタイヤを良好な状態で保管するのに十分なスペースがない場合は、ほとんどのディーラーが保管サービスを提供していることを知っておく必要があります。 最寄りのディーラーは、弊社のDealer Locatorで検索できます: