How to choose your bike tyre ?

自転車用タイヤの選び方

自転車用タイヤのアドバイス

サイクリングのスタイルに応じて、適したタイヤは異なります。あなたの希望に合った最適なタイヤをどのように選べばよいでしょうか。完全ガイドで答えをお届けします。

1 - 自転車用タイヤのサイズを確認する

現在装着しているタイヤと同じサイズを選ぶのがお薦めです。大きめ・小さめのタイヤも選べますが、リスクがあります。大きすぎるとフレームに干渉し、小さすぎるとパンクしやすく、操作性も低下します。

自転車用タイヤのサイズはどう調べる?

自転車のタイヤサイズは、タイヤのサイドウォールに記載されています。また、もし自転車が5年以内のものであれば、インターネットで自転車の型番を入力することで、技術的な仕様を簡単に確認できる場合もあります。販売店に相談したり、取扱説明書を確認することでも、タイヤの仕様を知ることができます。

大切なのは、自転車の元々の走行特性や安全性を確保するために、指定された寸法に合ったタイヤを選ぶことです。

Look for the size of your bike tyre on its sidewall

2 - 用途に合った自転車用タイヤを選ぶ

サイズがわかったら、次は用途に合ったタイヤを選びます。主にロード、シティ、MTBのどのモデルでしょうか。それぞれに異なる特徴があるので、最適なタイヤを選ぶには自分の使い方を知ることが大切です。

ロード 

主に競技やトレーニング、シクロクロスやグラベルでロードを走る方向け。通勤はシティ欄をご覧ください。 

レース

ゴールラインを最初に越えたいですか?
ロードレースは、スピードと耐久力が求められる厳しい競技です。軽量でエアロダイナミクスに優れたバイクと、高性能なタイヤが必要不可欠です。

MICHELIN Power Cupならそんなあなたの走りに応えてくれるはず。

さらに詳しく知りたい方は、「用途に合ったロードバイクタイヤの選び方」をご覧ください。

トレーニング

もし、フィットネス、耐久力、スピード、テクニックの向上を目指してトレーニングをしているのであれば、MICHELIN Lithion(チューブタイプのみ)を検討してみてください。このタイヤは、転がり効率と摩耗耐性のバランスが良い特徴を持っています。また、 MICHELIN Power All Seasonもお薦めです。

さらに詳しく知りたい方は、「用途に合ったロードバイクタイヤの選び方」をご覧ください。

MICHELIN Lithion: a bike tyre that offers a good compromise between rolling efficiency and wear resistance

シクロクロス

シクロクロス愛好者のあなたには、乾いた地面や湿った地面で優れたグリップ力を提供し、難易度の高いテクニカルなコースでパフォーマンスを発揮できるタイヤが必要です。
そのために設計されたタイヤは、乾いた地面用のMICHELIN Power Cyclocross JETと、柔らかく泥だらけの地面用のMICHELIN Power Cyclocross MUD です。

さらに詳しく知りたい方は、「シクロクロスのタイヤはどのように選べばいいでしょうか? 」をご覧ください。

グラベル

もし、道路だけでなく砂利道やトレイルでも走行し、タイヤが同じように高いパフォーマンスを発揮しながらパンクのリスクを避ける必要がある場合、グラベルタイヤを選ぶのが賢明です。そのためには、主に走行する地形を考慮することが重要です。走行スタイルや好みの路面に応じて、MICHELIN Power GravelMICHELIN Power Adventureが適切な選択肢となります。

さらに詳しく知りたい方は、「グラベルバイクのタイヤ選びのコツは? 」をご覧ください。

シティ

主にアスファルトの街乗り、ツーリング、トレッキングなどシティユースでの使用をお考えの方向け。
オールシーズン使用や子ども用自転車用タイヤについても紹介したします。

通勤

街乗りメインなら、アスファルト路面に適したグリップ性と日常の快適性を両立するタイヤがお薦め。
MICHELIN ProtekMICHELIN Protek Max。MICHELIN Protek Maxのほうがパンクに強いのが特徴です。

MICHELIN Protek Max: a puncture-resistant bike tyre for commuting

 

ツーリング

ツーリング中、時には脇道にそれることも。そんな脇道の未舗装路の割合に応じてMICHELIN ProtekMICHELIN Protek MaxMICHELIN Protek CrossMICHELIN Protek Cross Max から最適なタイヤ選びを。トレッドが深めで、舗装路を外れてもコントロール性とグリップ力を発揮します。 

トレッキング

荒れた路面や未舗装路をよく走るならトレッキングタイヤがお薦め。MICHELIN Protek CrossMICHELIN Protek Cross Maxを。Protek Cross Maxのほうがブロックが多く、よりオフロード向きです。シティ/通勤+ちょっとしたオフロード向けです。本格オフロードはMTB欄で。

オールシーズン

オールシーズンタイヤは冬にお薦め。雨で滑りやすい路面でも最適なグリップ性能を発揮。そんな状況下でもライドを楽しみたい方にMICHELIN Power All SeasonとMICHELIN StarGripをお薦めします。

MICHELIN Power All Season: an ideal bike tyre for winter


キッズ  

24インチ以下の子ども用自転車向けタイヤもご用意。安全で快適な乗り心地を、小径ホイールに合わせて設計しました。MICHELIN City J はアスファルト主体の走行に、トレッドパターンが深めのMICHELIN Country Jはよりオフロード向きです。

MTB 

冒険心をくすぐるMTBライド。舗装路を離れ、凸凹した難コースをレジャーや競技目的で走ることが多いあなたに。クロスカントリー、トレイル、エンデューロ、ダウンヒル、それともシンプルにMTBでオフロード散策を楽しみたい?

Choose the right bike tyres for MTB


まずはこの質問から。

サスペンションのストロークを把握していますか?

 

サスペンションストロークとは、前輪・後輪(あるいはその両方)が上下に動いて衝撃を吸収し、障害物を乗り越える能力のこと。例えば、もしもあなたのバイクの前輪サスペンションがトラベル(可動範囲/ストローク量)100ミリメートルだとすると、これは前輪が障害物を乗り越えるために垂直に100ミリメートル動くことができることを意味します。

MTBの分野は一般にサスペンションストロークで分類されます。

  • 120mm未満:
    クロスカントリーバイクに多い設定。比較的滑らかな地形で、スピードと効率を重視。
  • 120~140mm:
    トレイル、オールマウンテン、ダウンカントリーに多い。走破性と登坂効率のバランスが特長。
  • 140~160mm:
    トレイルまたはオールマウンテン。よりラフな地形と急な下りに対応。
  • 160mm超~約190mm:
    エンデューロ。テクニカルな下りと難易度の高い山岳コースのために設計。
  • 190mm超:
    ダウンヒル向け。極端な下りと非常に凸凹した地形に特化。


上記の分野にこだわらず、MTBで時々オフロードを楽しむ程度なら、当社のアクセスラインのMTB用タイヤが最適でしょう。そうでないなら、さらに読み進めてください。

クロスカントリー

レーシングラインには、クロスカントリー向けの優れたタイヤが3種類用意されています。

MICHELIN Jetは、グリップと頑丈さを犠牲にせず最高速を実現。

MICHELIN Forceは最も汎用性が高く、さまざまな地形で性能とグリップのバランスが絶妙。

MICHELIN Wildはクロスカントリー向けの最もエクストリームなタイヤ。ソフトな地形で最大限のグリップを発揮。

MICHELIN Wild XC Racing Line is is our most extreme bike tyre for Cross-Country

JetとForceの間には2ワットの差があり(Jetの方が優れています)、同様にForceとWildの間にも2ワットの差があります(こちらはForceの方が優れています)。

  • ※ワット(W)は、ライダーが走行中に使うエネルギーの単位です。ワット数が少ないほど、同じスピードで走るために必要な力が小さく、効率が良いことを意味します。
  • パフォーマンスを最適化してタイムを縮めたいならMICHELIN Jetを。パフォーマンスとより賢明な使い方のバランスを求めるなら、MICHELIN ForceかMICHELIN Wildタイヤがお薦め。 

 

トレイル・マウンテン

トレイル・マウンテンカテゴリーにおいて、当社のラインアップは「MICHELIN All Mountain 2」と呼ばれています。
このシリーズには2つのモデルがあります:


「Force」は、ハードからミックス路面(固め〜中程度の路面)で「Wild」よりも速く走れます。
一方、「Wild」は、ミックスからソフト路面(中程度〜柔らかい路面)で「Force」よりも高いグリップ力を発揮します。

MICHELIN Force AM2: a trail mountain bike tyre to optimise speed


スピードを重視するなら、「Force」タイヤを前後に装着するのがお薦めです。
グリップ力を重視するなら、「Wild」タイヤを前後に装着してください。

そして、前に「Wild」、後ろに「Force」を組み合わせることで、多くの上級ライダーが選ぶバランスの良いセットアップになります。
この組み合わせにより、All Mountainでの走りがより軽快でレスポンスの良いものになります。

※現在、一部の「All Mountain 1」シリーズは「パフォーマンスライン」として引き続き販売中です。旧サイズをお探しの方にも対応可能です。 

エンデューロ

エンデューロカテゴリーでは、2つのバージョンをご用意しています:

  • MICHELIN レーシングライン
  • MICHELIN コンペティションライン


レーシングラインは、エンデューロ・ワールドシリーズやエンデューロ・ワールドカップで、プロライダーたちが実際に使用しているモデルです。
高いグリップ力と優れた耐久性のバランスを追求しており、転倒を防ぎながら、コーナリングタイムを最大限に短縮することができます。

それでは、それぞれのラインの特徴を詳しく見ていきましょう。 

エンデューロ/レーシングライン

レーシングラインシリーズには、2つの専用タイヤがあります:

・MICHELIN Wild Enduro Front レーシングライン
MICHELIN Wild Enduro Rear レーシングライン

「Front」は最大限のグリップ力を発揮し、「Rear」はリアホイールのパフォーマンスを最適化するために設計されています。

より高いグリップを求める場合は、「Front」タイヤを前後両方に装着することも可能です。
ただし、「Rear」タイヤをフロントに装着することは、レーシングラインの使用においてミシュランでは推奨しておりません。

サイズは、
・フロント用:29 x 2.40
・リア用  :29 x 2.40
をご用意しています。 

エンデューロ/コンペティションライン

「本格的すぎないけれど、走りの楽しさと性能にはこだわりたい」——そんなあなたには、Wild Enduro コンペティションライン がお薦めです。
このシリーズは3つのオプションを揃えており、エンデューロバイクでのさまざまな用途に対応します。

MICHELIN Wild Enduro Frontは、2種類のコンパウンド(ゴム素材)から選べます:

  • Magi-x (マジックス):最大限のグリップ力を発揮
  • Gum-x(ガムエックス):より高い走行性能(スピードや転がりの軽さ)を実現
     

MICHELIN Wild Enduro Rearは、Gum-Xバージョンのみの展開となります(コンペティションライン)。

MICHELIN Wild Enduro: a bike tyre for maximum pleasure and performance

レーシングラインとコンペティションライン、どちらを選ぶ?
  • タイム短縮やトラブルの少ないタイヤをお求めなら、「レーシングライン」がお薦めです。
  • フルパフォーマンスタイヤでスキルをもう一段階引き上げたい方には、「コンペティションライン」がぴったりです。

    なお、コンペティションラインは全モデルともに、27.5 x 2.40 と 29 x 2.40 の2サイズをご用意しています。

 

ダウンヒル

ダウンヒルカテゴリーには、2つのラインをご用意しています:

  • レーシングライン
  • パフォーマンスライン

どちらのラインも、クロスカントリータイヤと同様の優れたDNAを受け継いでいます。

  • レーシングラインは、グリップ力と耐久性において最大のパフォーマンスを求める方のために設計されています。これにより、ワールドカップのトラックでも安心して走行でき、優れたグリップとパンクの心配なく挑戦できます。
  • パフォーマンスラインは、より穏やかなダウンヒル使用向けに、パフォーマンスと耐久性のバランスを最適化しています。


それでは、この2つのラインの特徴を詳しく見ていきましょう。

ダウンヒル/レーシングライン

このシリーズは、3つのトレッドバージョンからお選びいただけます:

  • MICHELIN DH 34:シリーズの中で最速のオプションで、硬い地面(固まった土、石、バイクパーク)での走行性能に優れています。
  • MICHELIN DH 22:最も汎用性が高く、柔らかい地面でのスタッドの食い込みや硬い地面での安定性が良好です。
  • MICHELIN DH mud:泥道や非常に柔らかい地面で優れたパフォーマンスを発揮する、泥用に最適なオプションです。


これらの3つのタイヤは、ワールドカップレースでも使用されています。

MICHELIN DH22 is the most versatile bike tyre for Downhill

ダウンヒル/パフォーマンスライン

このシリーズは、MICHELIN DH 34 Bike Parkのみの提供となります。
その目的は、バイクパークでの最高のパフォーマンスを提供することです。

MICHELIN DH 34 Bike Parkのトレッドパターンは、DH 34 レーシングラインにインスパイアされています。これにより、バイクパークでよく見かける硬い地面でのグリップ力を最適化できます。ただし、タイヤのカーカス(構造)は少し軽く、ゴムは少し滑らかに設計されているため、大きなジャンプの間でのスピード向上にも役立ちます。

バイクパークでの使用はタイヤの摩耗を早めるため、MICHELIN DH 34 Bike Parkのゴムはこの用途に特化して長持ちするように設計されています。

*バイクパークは、マウンテンバイクやダウンヒルバイクを使って特別なコースを走るための施設

ダウンカントリー

ダウンカントリー用タイヤには、29 x 2.35のバージョンで、当社のクロスカントリー・レーシングラインシリーズをお薦めします。

  • MICHELIN Wild XC レーシングライン:最大限のグリップ力と、コーナーでの優れた反応性を提供します。この性能は、MICHELIN Wild Enduroシリーズにインスパイアされています。
  •  MICHELIN Wild XC パフォーマンスライン:柔らかい地面やミックス路面での最大グリップを提供し、トレッド下の高密度ファイバー層によりパンク保護も強化されています。
WILD XC Performance Line: a Cross-Country bike tyre that gives you maximum grip on soft and mixed terrain


日常 

もし、あなたがマウンテンバイクをたまに使用する場合(例えば、週末に森を走るなど)、ミシュランではAccess ラインページを参照し、バイクに適したタイヤを装着することをお薦めします。

26インチ、27.5インチ、29インチのサイズには、数年前にこのような用途のために設計されたCountryシリーズをお勧めします。
お好みに合わせてトレッドデザインを選んでください。覚えておいてほしいのは、タイヤのデザインが攻撃的であればあるほど、オフロードでの効果が高いということです!

もし、マウンテンバイクをよりスポーティな用途で使用し、たとえそれがたまの利用であっても、27.5インチまたは29インチサイズをお求めであれば、ミシュランではForce Access ラインおよびWild Access ラインシリーズをお勧めします。これらのトレッドは、当社のPerformance ラインおよびRacing ラインシリーズにインスパイアされています。

これらのラインは、必要な耐久性を提供するために特別に設計されています。カーカス(タイヤの構造)とゴムの技術だけが異なり、あなたの求める妥協点(軽さ、強さ、グリップ、パフォーマンス)に合わせた仕様となっています。

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