マウンテンバイクに乗る

マウンテンバイクタイヤの選び方

自転車用タイヤのアドバイス

マウンテンバイクのタイヤはしっかり選ぶことが大切です。
そうすれば、パフォーマンスも楽しさもアップします。
どう選べばいいのか?詳しくご説明します。

その前に、タイヤ選びで大切な2つのポイントをお伝えしましょう。

マウンテンバイクタイヤを正しく選ぶための2つの基準

適切なMTBタイヤサイズを選ぶようにしましょう

MICHELINの「バイクタイヤサイズガイド」にもあるように、マウンテンバイクのタイヤは、ホイールに合ったサイズを選ぶことが大切です。
タイヤのサイズはタイヤの側面に表示されており、選ぶ際の重要なポイントになります。

また、自転車メーカーが提供する資料には、推奨タイヤサイズや最大幅が記載されています。
タイヤがしっかりフィットするように、対応する直径のMICHELIN MTBタイヤを選んでください。

用途に合った適切なMTBタイヤを選びましょう

タイヤサイズを正しく選ぶことは大切ですが、それだけでは不十分です。
初心者から競技志向のライダーまで、それぞれがタイヤに求める性能は異なります。
やわらかいトレイルを楽しみたい人もいれば、より高度なライディングに挑戦したい人もいます。

そのため、MICHELINでは用途に応じたマウンテンバイク用タイヤを複数のシリーズで展開しています。
どんな走り方をしたい方にも、ぴったりのシリーズがあります。

例えば、エンデューロ向けの高性能タイヤが欲しい方には「MICHELIN Enduro」シリーズがおすすめです。
そのほかにも、「クロスカントリー」「Eバイク」「ダウンヒル」用のタイヤもラインアップしています。
また、ジャンプやトリックに最適な「フリースタイル」タイヤや、普段使いに便利な「エブリデイ」タイヤもご用意しています。

たとえば「MICHELIN Cross Country」シリーズは、低いトレッドパターンにより、硬い路面での走行や転がり抵抗を重視した設計です。
一方で、「MICHELIN Mud」シリーズのように、ぬかるんだ路面ややわらかい地面に対応したブロックパターンを持つタイヤもあります。
これにより、濡れた地面でもグリップ力と安定性を発揮し、乾いた道でも優れたパフォーマンスを実現します。

最高のMICHELINマウンテンバイクタイヤとは?

マウンテンバイク用タイヤに「これが一番」というものはありません。
なぜなら、それぞれが異なる用途に合わせて設計されているからです。

たとえば、最高のマッド用タイヤを選んだとしても、硬い路面ではそれ専用のタイヤほどの性能は発揮できません。
つまり、使う目的に合わせてタイヤを選ぶことがとても大切です。

MICHELINのマウンテンバイク用タイヤは、用途に合わせてわかりやすい名前が付けられているので、選ぶのも簡単です。
例えば:

  •     Force XC:クロスカントリー用
  •     Force/Wild AM:オールマウンテン用
  •     Wild ENDURO:エンデューロ用
  •     DH:ダウンヒル用


また、空気圧を調整することでタイヤの性能を細かくチューニングすることができます。
路面や走り方に合わせて、最適な空気圧を探してみてください。

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マウンテンバイクにロードタイヤを使えますか?

ロード用タイヤをマウンテンバイクで使うのはおすすめできません。

なぜでしょうか?
それは、ロードタイヤのスリックパターンやゴム素材は、オフロード走行には適していないからです。

ロードバイクやシティバイク用タイヤは、舗装路(アスファルト)や簡単な砂利道での使用に限られます。
また、ホイールサイズの違いも重要なポイントになります。

なぜロードバイクタイヤはMTBホイールに適さないのか

ロードバイクとマウンテンバイク(MTB)のホイールには、いくつかの違いがあります。

まず、ロードバイクはミリメートル表記、MTBはインチ表記でサイズが表示されます。
しかし、一番の違いはホイールの幅です。

最近では少し幅広のロードバイクホイールも流行していますが、MTBのホイールははるかに幅広です。
シティバイクやクロスバイクもロードバイクよりは広めですが、MTBに使うにはリムが狭すぎます。

そのため、タイヤがリムから外れてしまう可能性があり、安全性に問題が生じることがあります。

タイヤ/リムの互換性についてもっと知る

tyre rim compatibility uk

MTB(マウンテンバイク)は、不安定な地形でも安定性・グリップ力・操作性を保つために、太いタイヤに対応したワイドリムを採用しています。

もしMTBにロードバイク用のタイヤを取り付けたとしても、グリップ力や操作性が低くなり、安全性にも影響します。

舗装路を安全かつ効率よく走りたい場合は、ロード用タイヤを装着した別のホイールセットを用意して、使い分けるのがベストです。
または、舗装路にも対応できるMTB用タイヤを選ぶのがおすすめです。

ロードに適したマウンテンバイクタイヤとは?

舗装路で使うのに適したMTBタイヤは、トレッドがスリック(滑らか)でブロックパターンが少ないものです。

たとえば、MICHELINのクロスカントリー向けタイヤは、ロードとトレイルの両方に適したタイヤとしておすすめです。
硬い路面でスピードを出しやすく、舗装路でも快適に走れます。

さらに、オフロードのトレイルでもしっかりとした性能を発揮してくれるので、街乗りとアウトドアの両方で活躍します。

マウンテンバイクにより幅広のタイヤを装着できますか?

マウンテンバイクに太めのタイヤを装着することは可能ですが、フレームに十分なクリアランス(空間)があるかどうかが重要です。
タイヤの最大幅は自転車メーカーが定めており、仕様によって異なります。

ホイールの直径が合っていれば、太めのMTBタイヤに交換するのはそれほど難しくありません。

ワイドなMTBタイヤはトラクションを高め、ハンドリングを向上させる
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