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MotoGPとは

「MotoGP」は、二輪車のサーキットレースの世界最高峰シリーズであるFIMロードレース世界選手権、通称「世界グランプリロードレース」のトップカテゴリーです。タイヤはワンメイクで、ミシュランがその公式サプライヤーとして出場全車に製品を供給しています。

二輪ロードレースの世界最高峰カテゴリー

舗装路のコースで行われるレースを、二輪の世界では「ロードレース」と呼びます。その最高峰のシリーズが「FIMロードレース世界選手権」であり、その頂点に立つカテゴリーが「MotoGP」です。5つのバイクメーカーが、それぞれ独自に開発した先進的なマシンで参戦。選び抜かれた超一流のレーシングライダーたちによって争われています。

(※FIM=国際モーターサイクリズム連盟)

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MotoGPで使用されているマシンは、排気量1000ccの4ストローク自然吸気エンジンを搭載する、このカテゴリー専用のものです。レース中でも350km/hをゆうに超える最高速度を発揮する高性能を有しています。

 MotoGPには、ライダー、コンストラクター(車両メーカー)、チームの3つの選手権が設けられています。各レースの走行距離は110〜120km程度、走行時間は40分強で、その間、抜きつ抜かれつのバトルが至るところで演じられます。そのスペクタクルな内容のため、人気は世界的に高く、200を超える国々でテレビ放映が行われており、年間視聴者数は延べ人数で50億人以上と言われています。

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MotoGPではタイヤはワンメイクとなっており、2016年シーズンからはミシュランがその公式サプライヤーを務めています。他のタイヤメーカーとの競争がない中でもミシュランはMotoGP公式タイヤの開発を精力的に推し進めており、速さと安全性の双方を高め続けています。

2026年シーズン MotoGP公式タイヤ
MICHELIN Power Slick / MICHELIN Power Rain

ミシュランがすべてのMotoGPレースにおいて出場全車に供給するMotoGP公式タイヤは、ドライコンディション用の「MICHELIN Power Slick」とウェットコンディション用の「MICHELIN Power Rain」。サイズはドライ用、ウェット用ともに、フロントが12/60-17、リアが20/69-17です。

(※ミシュランレーシングタイヤのサイズ表記はタイヤ幅 [cm]/タイヤ外径 [cm] −リム径 [インチ] )

MICHELIN Power Slickにはフロント用、リア用ともにソフト、ミディアム、ハードの3種類が、MICHELIN Power Rainにはフロント用、リア用ともにソフトとミディアムの2種類があります。

タイヤの種類は、サイドウォールのカラーバンドによって、ひと目で識別できるようになっており、MICHELIN Power Slickのソフトは白、ミディアムは黒(バンド無し)、ハードは黄、MICHELIN Power Rainのソフトは青、ミディアムは黒(バンド無し)です。

MotoGPマシンの性能向上により、タイヤにかかる負荷は高まる一方です。この状況に対応するため、ミシュランは2024年シーズンからMotoGP公式タイヤに新技術を用いたラバーコンパウンドを採用しました。多くの新しい材料を含んだ成分としているほか、それらを混ぜてラバーコンパウンドを生成する「ミキシング」と呼ばれる工程に新工法を用いています。なお、フロントタイヤとリアタイヤでは、ラバーコンパウンドの成分と製造工法に違いがあります。

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ミシュランの環境負荷低減の努力

ミシュランは、MotoGP公式タイヤという要求性能が極めて高い製品においても、ひとつのタイヤがカバーできるコンディションや走行距離のレンジを広げる開発に取り組んでいます。その結果、MotoGP公式タイヤの製造本数やサーキットに持ち込む本数の大幅な削減を実現。1シーズン中に使用されるタイヤの本数を、2023年から2025年までの3年の間に約1400本も減らしてきましたが、さらに2026年シーズンは2025年シーズンより約500本もカットします。

タイヤの製造本数や使用本数が少ないことは、調達・使用する原材料が少なく済むということであり、タイヤの製造・運搬・処分による環境負荷を下げることにつながっています。こうしたミシュランのアプローチは、持続可能性と資源の最適化を高め続ける当社のイノベーション能力を改めて示しています。

なお、ミシュランは、そのタイヤを使用するレースの開催国へ製品を直接送るようにしています。MotoGP公式タイヤの製造はすべてフランスで行っていますが、ヨーロッパ域外で開催されるレースのタイヤの運搬には、飛行機ではなく船を使用しています。いずれも、環境負荷やコスト面を考慮してのことです。

「私たちは、競技のスポーツ性を高めながらも、タイヤの使用本数を減らすことを実現させてきました。これにより、サステナブルで責任のあるモータースポーツへのさらなる一歩を踏み出すことができます。これこそが本当の成功であり、私たちミシュランモータースポーツチームの仕事の成果なのです」とミシュランの二輪モータースポーツマネージャーであるピエロ・タラマッソは語っています。

2026年シーズン MotoGPのタイヤ使用基本ルール

大多数の大会においてミシュランが各ライダーに用意するMICHELIN Power Slickの本数】
■フロント用:14本 ■リア用:12本

すべての大会において各ライダーが使用できるMICHELIN Power Slickの本数】
■フロント用:10本 ■リア用:12本

スリックタイヤのMICHELIN Power Slickについては、ミシュランは2026年シーズンの大多数の各大会において、フロント用は14本、リア用は12本、合計26本を各ライダーに用意します。この数は、2021年シーズンは30本でしたが、2022年シーズンには28本へ、そして2023年シーズンから2025年シーズンまでは27本へと減らし、この2026年シーズンではさらに1本削減したものになります。

フロント用のMICHELIN Power Slickは、2025年シーズンまでは各大会において3種類を用意してきましたが、2026年シーズンでは大多数の大会において2種類に絞ります。これは、ミシュランが行った技術仕様の最適化により実現したことであり、タイヤの製造・使用本数の削減、ひいては環境負荷低減に寄与することになります。

2026年シーズンの大多数の大会におけるフロント用MICHELIN Power Slickの2種類は、各種類において7本ずつのタイヤが各ライダーに用意されます。一方、リア用は従来同様に2種類の用意で、一方の種類は7本、もう一方の種類は5本のタイヤが各ライダーに提供されます。
(※MotoGP初開催サーキットでの大会では、リア用も3種類を用意します)

スリックタイヤに関しては、ミシュランが各ライダーに用意する本数と、各ライダーが実際に使用できる本数は異なります。レースウィーク中のすべての走行セッションを通して各ライダーが使用できるMICHELIN Power Slickの本数は、フロント用は10本まで、リア用は12本までとなっています。

なお、第6戦フランスGP、第12戦ドイツGP、第13戦イギリスGP、第19戦オーストラリアGP、第22戦バレンシアGPの5大会については、天候や路面温度の推移が不安定なものとなる可能性が高いことから、2025年シーズンと同様に、フロント用MICHELIN Power Slickは3種類・計15本のタイヤを用意します。

 一方、レインタイヤのMICHELIN Power Rainに関しては、ミシュランは各ライダーにフロント用6本、リア用7本、合計13本を用意します。そして、各ライダーはそのすべてを使用することができます。
(※レインタイヤの使用は、路面がウェット状態であると競技長によって認定され、「ウェット宣言」というものが発された場合に限られます)

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2026年シーズン MotoGPの見どころ

MotoGPには、ドゥカティ、アプリリア、KTM、ホンダ、ヤマハという5つのバイクメーカーが、それぞれ独自に開発した専用マシンをもって参戦しています。そして、2026年シーズンは計22名のライダーがシリーズを通して出場します。

MotoGPでは、すべての大会の土曜日に「スプリントレース」が開催されています。これは、各大会の日曜日に行われるグランプリレース(決勝レース)の半分の距離で争われるもの。つまり、1つの大会で2つのMotoGPレースを楽しめるわけです。メインレースでは上位15名のライダーにシリーズポイントが与えられますが、スプリントレースにおいても上位9名にポイントが付与されます。

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2026年シーズンの大会フォーマット

FIMロードレース世界選手権の各レースウィークにおけるMotoGPクラスの走行は、金曜、土曜、日曜の3日間にわたって行われます。

金曜日に実施されるのは、45分間のフリープラクティス1(FP1)と60分間のプラクティスです。後者のセッションでトップ10に入るタイムを記録したライダーは、明くる土曜日においてはQ1(予選第1セッション)をスキップしてQ2(予選第2セッション)に直接進出できます。

土曜日には、午前中に30分間のフリープラクティス2(FP2)が行われ、続いて、Q2ダイレクト進出を逃したライダーたちによるQ1が、そしてダイレクト進出した10名によるQ2が、それぞれ15分間のセッションとして実施されます。そして同日の午後3時からは、日曜日に行われる決勝レースの半分の周回数によるスプリントレースが開催されます。

日曜日は、午前中に10分間のウォームアップ走行があり、そして決勝レースが午後2時から行われます。

2026年シーズン MotoGP 出場チーム&ライダーラインアップ

DUCATI

TEAM

No.

RIDER

BIKE

TIRE

Ducati Lenovo Team

63

93

フランチェスコ・バニャイア

マルク・マルケス

ドゥカティ・デスモセディッチGP

ドゥカティ・デスモセディッチGP

MICHELIN

MICHELIN

BK8 Gresini Racing MotoGP

54

73

フェルミン・アルデゲル

アレックス・マルケス

ドゥカティ・デスモセディッチGP

ドゥカティ・デスモセディッチGP

MICHELIN

MICHELIN

Pertamina Enduro VR46 Racing Team

21

49

フランコ・モルビデッリ

ファビオ・ディ・ジャンアントニオ

ドゥカティ・デスモセディッチGP

ドゥカティ・デスモセディッチGP

MICHELIN

MICHELIN

APRILIA

TEAM

No.

RIDER

BIKE

TIRE

Aprilia Racing

72

89

マルコ・ベッツェッキ

ホルヘ・マルティン

アプリリア RS-GP

アプリリア RS-GP

MICHELIN

MICHELIN

Trackhouse MotoGP Team

25

79

ラウル・フェルナンデス

小椋 藍

アプリリア RS-GP

アプリリア RS-GP

MICHELIN

MICHELIN

KTM

TEAM

No.

RIDER

BIKE

TIRE

Red Bull KTM Factory Racing

31

33

ペドロ・アコスタ

ブラッド・ビンダー

KTM RC16

KTM RC16

MICHELIN

MICHELIN

Red Bull KTM Tech 3

12

23

マーベリック・ビニャーレス

エネア・バスティアニーニ

KTM RC16

KTM RC16

MICHELIN

MICHELIN

HONDA

TEAM

No.

RIDER

BIKE

TIRE

Honda HRC Castrol

10

36

ルカ・マリーニ

ジョアン・ミル

ホンダ RC213V

ホンダ RC213V

MICHELIN

MICHELIN

Castrol Honda LCR

Pro Honda LCR

5

11

ジョアン・ザルコ

ディオゴ・モレイラ

ホンダ RC213V

ホンダ RC213V

MICHELIN

MICHELIN

YAMAHA

TEAM

No.

RIDER

BIKE

TIRE

Monster Energy Yamaha MotoGP

20

42

ファビオ・クアルタラロ

アレックス・リンス

ヤマハ YZR-M1

ヤマハ YZR-M1

MICHELIN

MICHELIN

Prima Pramac Yamaha MotoGP

7

43

トプラク・ラズガットリオグル

ジャック・ミラー

ヤマハ YZR-M1

ヤマハ YZR-M1

MICHELIN

MICHELIN

2026年シーズン MotoGP 開催スケジュール

ROUND

DATE

EVENT

CIRCUIT

COUNTRY

1

3月1日

タイGP

チャーン・インターナショナルサーキット

タイ

2

3月22日

ブラジルGP

アウトドロモ・インターナショナル・アイルトン・セナ

アルゼンチン

3

3月29日

アメリカズGP

サーキット・オブ・ジ・アメリカズ

アメリカ

4

4月26日

スペインGP

ヘレス・サーキット

スペイン

5

5月10日

フランスGP

ブガッティ・サーキット(ル・マン)

フランス

6

5月17日

カタルニアGP

カタルニア・サーキット

スペイン

7

5月31日

イタリアGP

ムジェロ・インターナショナルサーキット

イタリア

8

6月7日

ハンガリーGP

バラトンパーク・サーキット

ハンガリー

9

6月21日

チェコGP

ブルノ・サーキット

チェコ

10

6月28日

オランダGP

TTサーキット・アッセン

オランダ

11

7月12日

ドイツGP

ザクセンリンク

ドイツ

12

8月9日

イギリスGP

シルバーストーン・サーキット

イギリス

13

8月30日

アラゴンGP

モーターランド・アラゴン

スペイン

14

9月13日

サンマリノGP

ミザノ・ワールドサーキット

イタリア

15

9月20日

オーストリアGP

レッドブルリンク

オーストリア

16

10月4日

日本GP

モビリティリゾートもてぎ

日本

17

10月11日

インドネシアGP

マンダリカ・インターナショナルストリートサーキット

インドネシア

18

10月25日

オーストラリアGP

フィリップアイランド・グランプリサーキット

オーストラリア

19

11月1日

マレーシアGP

セパン・インターナショナルサーキット

マレーシア

20

11月8日

カタールGP

ルサイル・インターナショナルサーキット

カタール

21

11月22日

ポルトガルGP

アルガルベ・インターナショナルサーキット

ポルトガル

22

11月29日

バレンシアGP

サーキット・リカルド・トルモ

スペイン