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MOTOGP 2024 ROUND 12 ARAGON

■予選:8月31日/決勝:9月1日
■開催地:モーターランド・アラゴン(スペイン)
■レース周回数:23周(116.771 km)

マルク・マルケスが得意のアラゴンを制圧 発熱量が大きい新舗装にミシュランタイヤが完璧に対応

出場全車がミシュランタイヤを使用して行われている世界最高峰の二輪ロードレースシリーズ MotoGP世界選手権の第12戦アラゴンGPが開催され、Gresini Racing MotoGPのマルク・マルケスが、予選、スプリントレース、グランプリレース(決勝レース)のすべてを制するパーフェクトウインを飾りました。これまでに6度もMotoGPチャンピオンに輝いてきているマルケスですが、スプリントレースでの優勝は今回が初、そしてグランプリレースでの優勝は3年ぶりのことでした。
今大会が行われたモーターランド・アラゴンは、昨年中にコースの路面が全面的に再舗装されました。新しい舗装はアスファルトの密度がとても高く、ミシュランモータースポーツの2輪マネージャーであるピエロ・タラマッソに「ヨーロッパのサーキットで、こんなにタイヤの温度の立ち上がりが早いところはない」と言わしめるほど、タイヤを非常に発熱させるものでした。それだけにタイヤにとっては難しい条件でしたが、ミシュランのMotoGP公式タイヤは23周=42分弱にわたるグランプリレースの最後まで高いパフォーマンスを安定的に発揮し続けました。

MOTOGP 2024 ROUND 12 ARAGON - Grand Prix race result

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アラゴンGP優勝 マルク・マルケス(ドゥカティ・デスモセディッチGP)

MotoGPデビューから11年にわたって在籍したホンダを離れ、今シーズンからドゥカティのマシンを駆っているマルケス。これまでの11戦では、グランプリレースで3度の2位表彰台獲得がありましたが、勝利に手を届かせるにはまだ隔たりがあるように感じさせていました。しかし、得意とするアラゴンを舞台とする今大会でのマルケスは、走り出しから往年の圧倒的な速さを披露し、出走したすべての走行セッションで首位に。新しいオールタイムラップレコードも叩き出して、この週末の完全制覇を達成しました。

モーターランド・アラゴンでのMotoGP開催は2年ぶり。そして、路面がすべて再舗装された同所をMotoGPマシンで走るのは、各ライダーにとってもミシュランにとってもこの週末が初めてでした。ミシュランは、通常は2種類であるリヤ用のスリックタイヤを、今大会では3種類用意して備えました。

マルケスは、金曜日に行われたプラクティスで新しいオールタイムラップレコードとなる1分45秒801をマーク。翌日の朝の第2フリープラクティスでもトップタイムを記録すると、予選では2位にさえ0.840秒という尋常でない大差をつける断トツのタイムでポールポジションを獲得しました。

マルケスのスピードは、11周のスプリントレース、23周のグランプリレースの双方で変わりなく発揮されました。どちらのレースでもホールショットを奪うと、一度もライバルを前に出すことなく独走。グランプリレースでは2021年10月のエミリア・ロマーニャGP以来の勝利を飾りました。

Prima Pramac Racingのホルヘ・マルティンは、スプリントレースでもグランプリレースでも、マルケス以外では最速。チャンピオン争いを演じるフランチェスコ・バニャイアがグランプリレースでリタイアに終わったことにより、一気に23点ものマージンを持ったポイントリーダーとなりました。

今大会では、スプリントレースもグランプリレースも、表彰台の顔ぶれは同じでした。両レースで3位に入ったのはRed Bull GASGAS Tech3のMotoGPルーキー、ペドロ・アコスタ。彼のグランプリレース表彰台獲得は第3戦アメリカズGP以来で、ポイントランキングでも5位に浮上してきました。

事前テストなしで今大会を迎えねばならなかったミシュランですが、これまでに培ってきた知見や高度なシミュレーション技術などにより、新しい舗装にしっかり対応したタイヤを用意。レースの最後まで高いパフォーマンスを安定的に発揮し続けて、全ライダーの戦いを支え抜きました。