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MotoGP 2025 ROUND 16 SAN MARINO

■予選:9月13日/決勝:9月14日

■開催地:ミザノ・ワールドサーキット・マルコ・シモンチェッリ(イタリア)

■レース周回数:27周(114.102 km)

マルク・マルケスが今季11勝目をマークしタイトルに王手
欧州連戦の最終ラウンドでもミシュランタイヤが高性能を披露

二輪車用タイヤとして最高レベルの性能を誇る製品をミシュランが公式サプライヤーとして出場全車に供給して行われているMotoGP世界選手権の2025年シーズン第16戦サンマリノGPが開催され、土曜日のスプリントレースではAprilia Racingのマルコ・ベッツェッキが、日曜日のグランプリレース(決勝レース)ではDucati Lenovo Teamのマルク・マルケスがそれぞれ優勝を飾りました。ベッツェッキのスプリントレース優勝は今季初。マルケスのグランプリレース優勝は今季11回目で、32歳のスペイン人ライダーは7度目のMotoGPタイトルに王手をかけた状態となりました。

今大会のすべての走行はドライコンディションのもとで行われましたが、舞台となったミザノはフロントが非常に重要なサーキットであり、スプリントレースでもグランプリレースでもフロントタイヤには全ライダーがミディアム仕様を使用。リヤタイヤについては、スプリントレースでは全ライダーがソフト、グランプリレースでは出場22名のうち20名がミディアムという選択となりました。ミシュランのMotoGP公式タイヤ MICHELIN Power Slickが見せたグリップ力とその安定性は総じて高く、その高性能が改めて印象づけられました。

GRAND PRIX RACE RESULT - TOP 6

POS.

NO.

RIDER

MAKE

TEAM

TIRE CHOICE

TIME / GAP

1

93

マルク・マルケス

DUCATI

DUCATI LENOVO TEAM

F:MEDIUM R:MEDIUM

41'20.898

2

72

マルコ・ベッツェッキ

APRILIA

APRILIA RACING

F:MEDIUM R:MEDIUM

+ 0.568

3

73

アレックス・マルケス

DUCATI

BK8 GRESINI RACING MOTOGP

F:MEDIUM R:MEDIUM

+ 7.734

4

21

フランコ・モルビデッリ

DUCATI

PERTAMINA ENDURO VR46 RACING TEAM

F:MEDIUM R:MEDIUM

+ 10.379

5

49

ファビオ・ディ・ジャンアントニオ

DUCATI

PERTAMINA ENDURO VR46 RACING TEAM

F:MEDIUM R:MEDIUM

+ 11.330

6

54

フェルミン・アルデグエル

DUCATI

BK8 GRESINI RACING MOTOGP

F:MEDIUM R:MEDIUM

+ 16.069

SPRINT RACE RESULT - TOP 3

POS.

NO.

RIDER

MAKE

TEAM

TIRE CHOICE

TIME / GAP

1

72

マルコ・ベッツェッキ

APRILIA

APRILIA RACING

F:MEDIUM R:SOFT

19'52.966

2

73

アレックス・マルケス

DUCATI

BK8 GRESINI RACING MOTOGP

F:MEDIUM R:SOFT

+ 1.000

3

49

ファビオ・ディ・ジャンアントニオ

DUCATI

PERTAMINA ENDURO VR46 RACING TEAM

F:MEDIUM R:SOFT

+ 2.551

RACECARD

MICHELIN MotoGP™

サンマリノGP優勝 マルク・マルケス(ドゥカティ・デスモセディッチGP)

スプリントレースでは、ポールポジションスタートから戦いをリードしたマルコ・ベッツェッキを追走し、5周目に首位に立つも、ほどなく転倒を喫してしまいました。その場所である第15コーナーのことをマルケスは「ミザノで転ぶときは、いつもここ」とレース後に語っていましたが、明くる日のグランプリレースでは自身の問題点を早速修正してみせ、前日に続いて対峙することになったベッツェッキを今度は突き放して今季グランプリレース11勝目を奪いました。

2011年に不運なアクシデントのため他界したイタリア人ライダーのマルコ・シモンチェッリの名を冠したこのサーキットは、フロントタイヤのグリップと安定性が特に重要。スプリントレースでもグランプリレースでも全ライダーがMICHELIN Power Slickのミディアム仕様をフロントに使いました。

ベッツェッキは予選で今季2度目のポールポジションを獲得。そして、シリーズランキング首位を独走するマルク・マルケスに対して互角の走りをスプリントレースとグランプリレースの双方で見せ、スプリントレースでは今季初の勝利を手に。今大会を終えてシリーズランキングは4位に。

グランプリレースの表彰台。写真左から、2位ベッツェッキ、優勝マルク・マルケス、3位アレックス・マルケス。シリーズランキングではマルケス兄弟がトップ2を占める状態が続いていますが、兄マルクが弟アレックスとのポイント差をさらに広げ、次戦でタイトルを決める可能性が高まりました。

並列4気筒エンジン車で戦い続けてきているヤマハですが、新開発のV型4気筒エンジンを搭載したプロトタイプ車を今大会で初公開し、テストライダーのアウグスト・フェルナンデスの手により参戦。42分強にわたったグランプリレースを14位で走り抜き、デビュー戦でポイント獲得を果たしました。

前後平均57%という高い割合でサステナブル材料を使用したミシュランタイヤを全車が使用する電動バイクレースの世界最高峰 MotoEの2レースが今大会で開催され、レース1で優勝したアレッサンドロ・ザッコーネがランキング首位に浮上。約2カ月後のポルトガルGPで栄冠の行方が決します。

ミザノは、フロントタイヤが厳しいだけでなく、それにつり合った安定性と精度がリヤタイヤに求められますが、高度な要求を満たす性能をミシュランタイヤは発揮しました。そしてMotoGPの次戦はモビリティリゾートもてぎで行われる日本GP。9月27日にスプリントレース、28日にグランプリレースが開催されます。