販売店検索

SUPER GT 2026 ROUND 1 OKAYAMA

■予選:4月11日/決勝:4月12日

■開催地:岡山国際サーキット(岡山県)

■レース距離:300km(82周×3.703km ※GT300クラスは77周)

ミシュランにとって28シーズン目のSUPER GTが開幕
PACIFIC ウマ娘 NAC BMWが予選Q1突破を果たす

AUTOBACS SUPER GTシリーズの2026年シーズンが幕を開けました。ミシュランはこの世界最高水準のGTカーレースシリーズにおいて、その前身である全日本GT選手権の初年度からタイヤ供給活動を行っており、これで28シーズン目の参戦となります。
今シーズンのミシュランは、GT300クラスに出場するNo.9 PACIFIC ウマ娘 NAC BMW(冨林勇佑/藤原優汰)とNo.20 シェイドレーシング RC F GT3(平中克幸/清水英志郎)の2台にタイヤ供給を行います。岡山国際サーキットで迎えたシリーズ開幕戦の決勝は300kmレースとして行われましたが、No.9 PACIFIC ウマ娘 NAC BMWはクラス23位、No.20 シェイドレーシング RC F GT3はクラス28位という結果となりました。No.9 PACIFIC ウマ娘 NAC BMWは予選Q1の突破を果たすなど、ミシュランタイヤでの初レースから高い競争力を見せました。

FINAL RESULT / GT300 class - TOP 6 & MICHELIN Partners

POS.

No.

  CAR

DRIVERS

TIRE

TIME / GAP

1

777

D'station Vantage GT3

藤井 誠暢/チャーリー・ファグ

DUNLOP

1:55'56.330

2

2

HYPER WATER INGING GR86 GT

堤 優威/ト部 和久

BRIDGESTONE

+ 0'07.325

3

31

apr LC500h GT

小高 一斗/小山 美姫

BRIDGESTONE

- 1 Lap

4

4

グッドスマイル 初音ミク AMG

谷口 信輝/片岡 龍也

YOKOHAMA

- 1 Lap

5

65

LEON PYRAMID AMG

蒲生 尚弥/菅波 冬悟

BRIDGESTONE

- 1 Lap

6

88

VENTENY Lamborghini GT3

小暮 卓史/ダニール・クビアト

YOKOHAMA

- 1 Lap

23

9

PACIFIC ウマ娘 NAC BMW

冨林 勇佑/藤原 優汰

MICHELIN

- 2 Laps

28

20

シェイドレーシング RC F GT3

平中 克幸/清水 英志郎

MICHELIN

- 3 Laps

SUPER GT開幕戦 岡山 PACIFIC ウマ娘 NAC BMW

今シーズン新たにミシュランタイヤでGT300クラスを戦うことになったPACIFIC RACING TEAMのNo.9 PACIFIC ウマ娘 NAC BMW。使用するマシンはFIA-GT3規定車両であるBMW M4 GT3 EVOです。SUPER GTにおいてBMW M4 GT3はミシュランタイヤの装着実績がありますが、9号車の車両は最新のエボリューションモデルになります。今大会では、予選でQ2に進出し、決勝レースでも上々のペースで安定的に周回を重ねてみせ、今後の戦いへの期待を高めました。

世界最高レベルのタイヤ競争があるSUPER GTシリーズですが、ミシュランを含む4つのタイヤメーカーが活動。今シーズンのGT300クラスには29台もの車両が参戦しますが、横浜ゴムが17台、ブリヂストンが6台、ダンロップが4台、そしてミシュランが2台に製品供給します。

2024年からミシュランタイヤユーザーとなっているSHADE RACINGですが、車両を変更して今シーズンはレクサス RC F GT3を使用。2名のレギュラードライバーは変わりなく、チームリーダーでもある平中克幸と若手の清水英志郎のコンビでシリーズ全戦を戦います。

新たなミシュランタイヤユーザーであるNo.9 PACIFIC ウマ娘 NAC BMW。競走馬を擬人化したキャラクター「ウマ娘」を育成するコンテンツがスポンサーとしてついており、SUPER GT参戦5年目の冨林勇佑と、20歳ながら参戦3年目を迎えた藤原優汰がドライブします。

今シーズンのSUPER GTは、予定されていたマレーシア戦の延期が決まり、全7戦のシリーズとしての開催に。岡山国際サーキットでの開幕は例年同様であり、週末を通して温暖な天候に恵まれたこともあって、大勢のお客様がSUPER GTの観戦を楽しまれました。

予選はドライコンディションで行われ、Q1のA組に出走したNo.9 PACIFIC ウマ娘 NAC BMWは冨林のアタックによりグループ5位のタイムを刻み、ミシュランタイヤを使用しての初めての予選ながらもQ1を余裕で突破。Q2での藤原のドライブにより、最終的な予選結果は18位に。

昨シーズンまではGTA-GT300規定の車両で戦ったSHADE RACINGですが、今シーズンはFIA-GT3規定車両であるレクサス RC F GT3にスイッチ。その初戦の予選では、Q1でトラブルに見舞われてストップしてしまい、決勝レースは最後尾グリッドからのスタートとなりました。

予選に続いて好天に恵まれた決勝レースにおけるNo.9 PACIFIC ウマ娘 NAC BMWは、冨林が担当した前半スティントではクラス16番手を終始走行。藤原が乗り込んだ後半スティントでは21番手前後を走りましたが、終盤に順位をやや落として23位でのフィニッシュとなりました。

最後尾スタートとなったNo.20 シェイドレーシング RC F GT3は、前半スティントを平中が、後半スティントを清水が担当。後半スティントの途中でソフトコンパウンドに切り替えてからの清水はペースをどんどん上げていき、残り2周で自己ベストを記録しました。

9号車が使うBMW M4 GT3 EVOと20号車が使うレクサス RC F GT3は、FIA-GT3規定のFR車であることは同じ。それでも車両特性に違いがあるため、ミシュランはそれぞれのマシンに合わせた仕様のタイヤを用意。今後の方向性について学びの多かった一戦となりました。

【GT300クラス予選】

2026年シーズンにおけるSUPER GTの予選は、昨シーズンと同様に、Q1(予選第1セッション)の上位車両だけがQ2(予選第2セッション)に進出するノックアウト方式で行われます。出場台数が多いGT300クラスの場合、Q1はA組とB組の2つのグループに分けて行われ、各組の上位9台までがQ2に進めるルールになっています。

GT300クラスにミシュランタイヤ装着車は2台出場しましたが、その1台であるNo.9 PACIFIC ウマ娘 NAC BMWはQ1のA組に冨林勇佑が乗り込んで登場。15台が出走した中、5位につける好タイムをマークして、ミシュランタイヤで挑んだ初めての予選でQ1突破を果たしました。そして進出したQ2では藤原優汰がドライブし、18位という予選結果を得ました。

車両をレクサス RC F GT3に変更して初めての予選を迎えたNo.20 シェイドレーシング RC F GT3はQ1のB組に出走しました。清水英志郎が同車のステアリングを握りましたが、タイムアタックに入る前にマシントラブルが発生。コース上にストップしてしまいました。これにより、セッションは中断となり、その原因を作ったことによりNo.20 シェイドレーシング RC F GT3の予選タイムは抹消され、同車は最後尾であるクラス29位のグリッド位置から決勝レースをスタートすることになりました。

【GT300クラス決勝】

決勝日の岡山国際サーキットは前日の予選日に続いて好天に恵まれ、午後1時25分に決勝レースに先立つパレードラップが開始された時点での気温は23℃、路面温度は35℃でした。

 GT300クラスの9列目グリッドにつけたNo.9 PACIFIC ウマ娘 NAC BMWには冨林勇佑が乗り込んでいましたが、彼は絶妙のスタートを決めてみせ、2つ順位を上げてクラス16番手でオープニングラップを終了。そのポジションをキープしながら前半スティントを走り続けました。

 No.9 PACIFIC ウマ娘 NAC BMWは36周を走行してピットへ。ルーティンのピットストップをこなしました。そして、後半スティントを担当した藤原優汰も安定した走行を続けました。しかし、後半スティントでのNo.9 PACIFIC ウマ娘 NAC BMWのペースは徐々に低下。終盤にポジションダウンを喫し、クラス23位でのフィニッシュとなりました。

 もう一台のミシュランタイヤ装着車であるNo.20 シェイドレーシング RC F GT3は、平中克幸が乗り込んで最後尾グリッドから決勝レースを開始。ライバル車両の後退などもあって26番手に順位を上げました。そして、ひとりのドライバーの規定周回数である25周をクリアすると、26周目を終えたところでピットストップを実施しました。

 前半スティントにおけるNo.20 シェイドレーシング RC F GT3は予選で使用したソフトコンパウンドを履いていましたが、清水英志郎にドライバー交替した後半スティントではミディアムコンパウンドにスイッチ。しかし、マッチングがもうひとつであったことから、59周目終了時にイレギュラーのピットストップを行い、ソフトコンパウンドに履き替えました。

 ソフトコンパウンドを履いてからの清水のNo.20 シェイドレーシング RC F GT3のペースは良好で、レース終盤に自己ベストの更新を繰り返しました。最終成績はクラス28位でしたが、第2戦以降の戦いに向けて様々な収穫を得たレースとなりました。

■日本ミシュランタイヤ モータースポーツマネージャー 小林史礼のコメント:

「今シーズンの開幕戦に我々ミシュランは、ドライコンディション用のスリックタイヤに関しては、9号車には今大会におけるミディアム仕様のコンパウンドを、20号車にはソフトとミディアムの2種類のコンパウンドを用意しました。9号車は自ずと予選と決勝の両方でミディアムを使用しました。一方、20号車は、Q1と決勝レースの最初のスティントでソフトを履き、最初のピットストップでミディアムに交換、さらに3回目のスティントで再びソフトに換えました。
 9号車が使用するBMW M4 GT3 EVOも20号車が使用するレクサス RC F GT3も、どちらもミシュランにとってはSUPER GTでは初めてタイヤ供給を行うマシンです。そこで、それぞれのマシンに合わせた異なるタイヤパッケージを用意するというのが我々のそもそもの考えでした。これは良いアプローチだったと思っています。今週末における収穫のひとつは、9号車がQ1のA組で5位に入ったことです。これは高く評価できるでしょう。一方で、決勝レースのロングランに関しては、車両とのマッチングという点でタイヤ性能に改善の余地があり、これは解決すべき課題です。20号車はQ1でタイム抹消となったために最後尾グリッドからのスタートを余儀なくされ、結果は振るいませんでした。その一方で、両車の今後のタイヤ選択の方向性については、いくつかの知見を得ることができました」