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SUPER GT 2026 ROUND 2 FUJI

■予選:5月3日/決勝:5月4日

■開催地:富士スピードウェイ(静岡県)

レース時間3時間(※GT300クラスは107周)

晴天のゴールデンウィーク決戦
ミシュラン勢は堅調な戦いの中から多くの学びを得る

SUPER GTシリーズの2026年シーズン第2戦がゴールデンウィーク真っ只中の富士スピードウェイにおいて3時間レースとして開催されました。今大会でも2台のミシュランタイヤ装着車がGT300クラスに出場し、No.20 シェイドレーシング RC F GT3(平中克幸/清水英志郎)が18位、No.9 PACIFIC ウマ娘 NAC BMW(冨林勇佑/藤原優汰/久保凜太郎)が22位でフィニッシュしました。
2台のミシュランタイヤ装着車は、事情は異なるもののそろって最後方のグリッド列より決勝を開始することになりましたが、3時間という長丁場のレースをともに堅調に走行。予選より大幅に順位を上げて決勝を終え、今後に向けて多くの学びを得た週末となりました。

FINAL RESULT / GT300 - TOP 6 & MICHELIN Partners

POS.

NO.

CAR

DRIVERS

TIRE

TIME / GAP

1

56

リアライズ日産メカニックチャレンジGT-R

J.P.デ・オリベイラ/木村 偉織

YOKOHAMA

3:02'07.657

2

65

LEON PYRAMID AMG

蒲生 尚弥/菅波 冬悟/黒澤 治樹

BRIDGESTONE

- 1 Lap

3

31

apr LC500h GT

小高 一斗/小山 美姫/チャーリー・ブルツ

BRIDGESTONE

- 1 Lap

4

666

seven × seven PORSCHE GT3R EVO

スヴェン・ミューラー/藤波 清斗

YOKOHAMA

- 1 Lap

5

2

HYPER WATER INGING GR86 GT

堤 優威/ト部 和久

BRIDGESTONE

- 1 Lap

6

32

ENEOS X PRIME AMG GT3

石浦 宏明/小林 可夢偉

BRIDGESTONE

- 1 Lap

18

20

シェイドレーシング RC F GT3

平中 克幸/清水 英志郎

MICHELIN

- 3 Laps

22

9

PACIFIC ウマ娘 NAC BMW

冨林 勇佑/藤原 優汰/久保 凜太郎

MICHELIN

- 3 Laps

SUPER GT第2戦 富士 シェイドレーシング RC F GT3

マシンをレクサス RC F GT3に切り替えて2度目のレースを戦ったSHADE RACING。予選では思うような速さを出せませんでしたが、3時間という今シーズンのSUPER GTでは一番の長さの決勝では、コンスタントな走りを続ける中で着実にポジションアップを果たしてフィニッシュを迎えました。

富士スピードウェイ恒例のゴールデンウィーク大会には2日間を通して8万3600人のお客様が来場されました。予選日も決勝日も日中は晴天に恵まれ、絶好のレース観戦日和となりました。

決勝が3時間という長さの今大会では、No.9 PACIFIC ウマ娘 NAC BMWのドライバー陣には、レギュラーの冨林勇佑と藤原優汰(写真中央)に、久保凜太郎(写真右から3番目)が加わりました。

3時間レースであっても2名のレギュラードライバーで戦う体制を取ったSHADE RACING。チームリーダーの平中克幸(写真右)は、3つのスティントのうち2つを清水英志郎(写真左)に任せました。

決勝レースでのNo.20 シェイドレーシング RC F GT3は、清水→平中→清水とつなぎ、第3スティントではタイヤのコンパウンドをソフトに変えてプッシュ。クラス18位でフィニッシュしました。

予選タイム抹消のペナルティを受けて最後尾グリッドからのスタートになったNo.9 PACIFIC ウマ娘 NAC BMW。藤原→冨林→久保の順で交替しながら3時間レースを走り切り、22位で今大会を終えました。

ミシュランユーザー2台がそろって最後方のグリッド列からスタートすることになりましたが、改めて図ったマシンとタイヤのマッチングが効き、決勝では2台ともに大きく順位を上げることができました。

【GT300クラス予選】

今シーズンのSUPER GTの予選は、Q1(予選第1セッション)とQ2(予選第2セッション)の2段階のステージに分け、Q1の上位車両だけがQ2に進出できるノックアウト方式で行われています。出場台数が多いGT300クラスの場合、Q1はA組とB組の2つのグループに分けて行われ、各組の上位9台までがQ2に進めるルールになっています。

 今大会では、予選は終始ドライコンディションのもとで行われ、Q1のA組では気温21℃/路面温度26℃、B組では気温20℃/路面温度25℃でした。ミシュランタイヤ装着車は2台出場しましたが、その1台であるNo.9 PACIFIC ウマ娘 NAC BMWはQ1のA組に、もう1台のNo.20 シェイドレーシング RC F GT3はB組に出走しました。

 Q1のA組に振り分けられたNo.9 PACIFIC ウマ娘 NAC BMWには冨林勇佑が乗り込んでタイムアタックを行いました。冨林が記録した自己ベストタイムはA組の10番手に相当するもので、Q1突破にはあと1台だけ及びませんでした。

 この予選後、No.9 PACIFIC ウマ娘 NAC BMWは、使用した燃料の成分がレギュレーションで規定された仕様と一部異なるという判定を受けました。PACIFIC RACING TEAMでは、前戦での燃料の残留分が混在した結果であると説明。意図的な規則逸脱でないことは認められましたが、予選で記録したラップタイムはすべて無効となるペナルティを受け、No.9 PACIFIC ウマ娘 NAC BMWは最後尾グリッドから決勝レースをスタートすることになりました。

 Q1のB組に出走したNo.20 シェイドレーシング RC F GT3は、清水英志郎がそのステアリングを握りました。清水は2周連続でアタックを行いましたが、タイムは伸びず、B組では14位、予選総合では28位という結果に終わりました。

【GT300クラス決勝】

この日だけで5万人を超えるお客様が来場した富士スピードウェイの決勝日は晴天に恵まれした。午後2時に決勝レースに向けたパレードラップが始まった時点で気温24℃/路面温度37℃、3時間後のレースフィニッシュ時で気温20℃/路面温度28℃というコンディションでした。

 No.20 シェイドレーシング RC F GT3には清水英志郎が乗り込み、MICHELIN Pilot Sport SUPER GTレーシングスリックタイヤの今大会におけるミディアムコンパウンドを履いてスタート。同車の第1スティントは43周にわたる長さとなりましたが、その間に着実に順位を上げて1回目のルーティンピットストップを迎えました。

 SHADE RACINGは第2スティントにもミディアムコンパウンドを選択。このスティントを担当した平中克幸は34周を安定して走り、やはりポジションアップを果たしました。そして2度目のルーティンストップを迎えると、SHADE RACINGは下がってきた路面温度に対応してソフトコンパウンドにスイッチ。清水が2度目のスティントを安定したペースで走り切り、18位でフィニッシュラインを越えました。

 No.9 PACIFIC ウマ娘 NAC BMWは、スタートドライバーを務めた藤原優汰がオープニングラップで3つもポジションアップ。そうして上げた順位をキープしながら23周を走り、第2スティントを担当する冨林勇佑に交替しました。PACIFIC RACING TEAMはこの第2スティントに向けてタイヤのコンパウンドをハードに切り替えました。そして冨林のドライビングにより40周をこなすと、No.9 PACIFIC ウマ娘 NAC BMWは2度目の給油とタイヤ交換を実施。第3スティントではミディアムコンパウンドを履き、久保凜太郎によって41周をステディに走破して、22位でチェッカーフラッグを受けました。

■日本ミシュランタイヤ モータースポーツフェロー 小田島広明のコメント:

「この3時間レースに向けた我々ミシュランのドライコンディション用タイヤですが、9号車には今大会におけるミディアムとハードの2種類のコンパウンドを、20号車にはソフトとミディアムのやはり2種類のコンパウンドを用意していました。9号車は、予選とレースの最初のスティントでミディアムタイヤを使用し、2回目のスティントでハードタイヤに換え、最後のスティントで再びミディアムタイヤを履きました。20号車は、ソフトタイヤを使った最後のスティントを除いて、この週末を通してミディアムタイヤを使用しました。
 様々な事情により両車ともに予選順位は最も後方となり、決勝レースで上位を目指すのは難しい状況でしたが、用意した各種類のタイヤの機能を慎重に検討し、マシンとのマッチングを改めて図ったことで、それぞれ10ポジションほど順位を上げることができました。タイヤトラブルなくレースを完走し、有益な経験を得ました。今シーズンの我々の2つのパートナーチームが使っているマシンは、SUPER GTにおけるミシュランにとっては新しい車両ですが、今回のレースを通して両チームと我々はマシンとタイヤのパッケージについて多くのことを学びました。そこから得られたポジティブな要素を今後のレースに生かさなければなりません」