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SUPER GT 2025 ROUND 3 SEPANG

■予選:6月26日/決勝:6月27日

■開催地:セパン・インターナショナルサーキット(マレーシア)

■レース距離:300km(55周×5.543km ※GT300クラスは51周)

12年ぶりのSUPER GTセパンラウンドで
ミシュランタイヤが所期のハイパフォーマンスを発揮

SUPER GTシリーズの2025年シーズン第3戦がマレーシアのセパン・サーキットで開催されました。SUPER GTとしては6年ぶりの海外ラウンドとなった今大会においてミシュランは、現地特別参加枠からGT300クラスにスポット参戦したEBM GIGA RACINGのNo.611 EBM GIGA 911 GT3(アドリアン・ダ・シルバ/ドリアン・ボッコラッチ)にSUPER GT専用MICHELIN Pilot Sportレーシングタイヤを供給。タイヤ以外の事情によって予選はクラス11位、決勝レースは17位という結果にとどまったNo.611 EBM GIGA 911 GT3でしたが、1回目の公式練習ではトップタイム、2回目の公式練習では2番手タイム、Q1(予選第1セッション)ではAグループの最速タイムを記録。そして、決勝レース後半では、第2スティントが30周にわたる長さのものとなりながらも良好なラップタイムをスティント終盤に至っても安定的に刻み続け、ミシュランが今大会において狙っていたとおりのタイヤパフォーマンスが披露されました。
なお、今シーズンのSUPER GT GT300クラスにミシュランタイヤを使用してレギュラー参戦しているNo.20 シェイドレーシング GR86 GTとNo.30 apr GR86 GTの2台は今大会には出場しませんでした。

FINAL RESULT / GT300 - TOP 6 & MICHELIN Partners

POS.

No.

CAR

DRIVERS

TIRE

TIME / GAP

1

18

UPGARAGE AMG GT3

小林 崇志/野村 勇斗

YOKOHAMA

1:49'02.023

2

52

Green Brave GR Supra GT

吉田 広樹/野中 誠太

BRIDGESTONE

+ 0'00.933

3

4

グッドスマイル 初音ミク AMG

中山友貴/奥本 隼士

YOKOHAMA

+ 0'34.298

4

0

VENTENY Lamborghini GT3

小暮 卓史/元嶋佑弥

YOKOHAMA

+ 0'39.372

5

2

HYPER WATER INGING GR86 GT

堤 優威/平良 響

BRIDGESTONE

+ 0'41.623

6

777

D'station Vantage GT

藤井 誠暢/チャーリー・ファグ

DUNLOP

+ 0'54.995

17

611

EBM GIGA 911 GT3

アドリアン・ダ・シルバ/ドリアン・ボッコラッチ

MICHELIN

- 1 Lap

SUPER GT第3戦 セパン EBM GIGA 911 GT3

マレーシアのセパン・サーキットにおけるSUPER GTのレース開催は12年ぶりでした。今シーズンのSUPER GTにレギュラー参戦しているミシュランタイヤ装着車2台ですが、No.20 シェイドレーシング GR86 GTは事前のテスト走行において車両火災に見舞われ、その修理が間に合わなかったために、そしてNo.30 apr GR86 GTは参戦資格を得られなかったことにより、どちらも今大会には出場できませんでした。そうした中、2015年と2017年のル・マン24時間においてミシュランタイヤ装着のポルシェ 919ハイブリッドで総合優勝を飾っているアール・バンバーが代表を務めるレーシングチームからNo.611 EBM GIGA 911 GT3が今大会唯一のミシュランタイヤ装着車として出場。環太平洋地域におけるポルシェのワークスドライバーであるドリアン・ボッコラッチのドライブによって目覚ましい速さを見せ、ミシュランタイヤのパフォーマンスの高さが示されました。

開幕戦と第2戦では28台ずつのエントリーがあったGT300クラスですが、今大会は海外遠征試合のため、シリーズ成績で上位につけた17台と現地特別参加枠からの2台の計19台によって争われました。その中で、ミシュランタイヤを履くNo.611 EBM GIGA 911 GT3が最初の公式練習でトップタイムをマークし、注目を集めました。

No.611 EBM GIGA 911 GT3を走らせたのは、ニュージーランド出身のレーシングドライバーであるアール・バンバーが率いるEBM。今シーズンのSUPER GTにシリーズ参戦するミシュランタイヤ装着車にポルシェ 911 GT3はいないため、ミシュランは今大会の同車のために技術仕様を特別に合わせ込む作業をできるかぎり行いました。

No.611 EBM GIGA 911 GT3をドライブしたふたり。写真左は、マレーシア人でEBMの創設メンバーであるジェントルマンドライバーのアドリアン・ダ・シルバ。写真右は、ポルシェ・モータースポーツ・アジアの契約ドライバーであるドリアン・ボッコラッチ。この26歳のフランス人が見せたスピードは、今大会の大きな見どころのひとつでした。

2度目の公式練習でも2位となる好タイムを刻んだNo.611 EBM GIGA 911 GT3は、ボッコラッチが担当したQ1のAグループにおいてGT300クラスの新しいサーキットレコードをマーク。コース外にはみ出ていたためその周回は無効とされましたが、その前の周で記録していたタイムでもAグループの首位につけるに十分という速さを見せました。

Q2でのNo.611 EBM GIGA 911 GT3はマシントラブルに見舞われてタイムアタックを行えず、予選結果は11位に。決勝レースでは、ジェントルマンドライバーのダ・シルバが担当した前半スティントでクラス最後尾まで後退したものの、ボッコラッチが乗った後半スティントでは上位陣を上回るペースで周回を重ね、17位でゴールしました。

No.611 EBM GIGA 911 GT3はFIA GT3仕様でしたが、今シーズンのSUPER GTにシリーズ参戦するミシュランタイヤ装着車にFIA GT3車両はありません。また、セパンでのSUPER GTレースも12年ぶりとあって、今大会専用の技術的な用意をミシュランは行いましたが、その努力への報いとしては十分なパフォーマンスの確認を行うことができたレースとなりました。

■日本ミシュランタイヤ モータースポーツダイレクター 小田島広明のコメント:

「マレーシアでの今回のレースに我々ミシュランは、611号車のために、ドライコンディション用タイヤとしてはミディアムとハードの2種類のコンパウンドを持ち込みました。チームは、予選と決勝の前半スティントでミディアムタイヤを使用し、後半スティントではハードタイヤに切り替えました。
 今回は、SUPER GTシリーズ全体への参戦ではないワイルドカード参戦チームのサポートでした。また、セパンでのSUPER GTレースは本当に久しぶりでした。我々が今シーズンのSUPER GTでFIA GT3仕様車へのタイヤ供給を行ったのは今回が初めてであり、ミシュランタイヤを履いたポルシェ 911 GT3がSUPER GTで走るのはこれが最初でした。我々はできるかぎりの準備を行いましたが、事前に予測して準備していたことが実際にうまく機能したと思います。予選、決勝ともに非常に良いラップタイムで走ってくれました。第2スティントは距離が長くなりましたが、目立つようなグリップ低下はありませんでした。日本での経験に基づいてセパンの路面状況や気候を予測し、選択して持ち込んだタイヤがうまく機能したことを確認できたのは、我々にとって非常に大きな収穫でした」